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西日本ところてん!

しまづの会議が終わったころ、西日本は大きな動きを見せていました。

ひでよしの率いるサンサン商事がもうり連合の東と南をしっかり固め、もうり連合にビジネス的圧力を強めていきました。


もうり連合はこれに対して、当初、九州勢、つまりしまづと連合してひでよしと対抗しようとしていましたが、サンサン商事の副社長ひでながの札束攻勢でもうりをさらに苦しめていきました。


もはやこれ以上時間稼ぎも対抗も出来ないとあきらめたもうり連合の専務たかかげは以前交わした和平のさらに先、つまり傘下に降る決定をし、社内会議を開くことにしました。


もうりでも社内会議が開かれましたが、その風景はしまづ以上に混乱、殺伐としていました。


もうりの副社長もとはるがたかかげの意見に大反対しました。

「何であのポッと出の猿に頭を下げる必要があろうか!?第一たかかげ、お前はこうなることを見越してしまづと組むときめたのではないか?いまさら方針を変えてしまづと天下はもうりをどうみなすか考えて見ろ!!!」


もとはると意見を同じくするもうりの武闘派が大声でもとはるに賛同の意見を、たかかげに反対と罵声の言葉を浴びせました。


室内の罵声が落ち着いてからたかかげは静かに話します。

「今のもうりはところてんのようなものです、ひでよしの圧力に逆らえば粉々に砕けるでしょう、他に手段がないのです!もうりが生き残る唯一の手段はひでよしの力を利用してもうりを生かすしかありません!!!」


「すでにもうりとサンサン商事の境にあるわが社の拠点の多くがひでながたちの資本力により次々と下っています、私も表面化しないように策を多く講じましたがひでながには勝てませんでした」


「兄上!私も悔しいのです、ひでよし相手なら勝つ手もあるでしょうが、ひでながには・・・どうか察してください」

たかかげは大勢の役員がいる前でもとはるに向かって深々と頭を下げました。

そして、涙を浮かべながら兄に懇願しました。


もとはるはたかかげを毛利一の知恵者と普段から認めていました。

その彼が知恵で勝てないと断言されてはもとはるも言葉が見つかりませんでした。

こうしてもうり社長てるもとが最後に決断することでもうり連合はサンサン商事の傘下に降ることが決定しました。

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