表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隣りの中谷さん  作者: はしたか みつる
後藤さんの可愛い恋人

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

95/299

5 後藤さんの可愛い恋人

 俺は中谷さんの機嫌を直すべく、言い掛けたことを言うことにした。



 「守ってあげたくなるタイプだった、中谷さんみたいに。俺はそう言い掛けたんだけど?」


 「……え、ごめん、嵐君!!HP回復アイテム、いる?」


 「何か持ってるのか?」


 「……朝食の時に出たマーガリンなら」


 「要らぬ」



 そんな俺と中谷さんの掛け合いのようなやり取りを見て、徹君が吹き出した。腹を抱えて笑われる。え、そんなに俺と中谷さんのやり取り、ウケる?俺が徹君だったら……ウケてるだろうな。何だか笑えてきた。


 貰い笑いってやつ?



 「っふ、くくく……中谷さん、後藤さんへのお祝いの品、買いに行かない?」


 「あ、いいね!外の売店でしょ!?」


 「え、さっきから俺、置いてけぼりなんだけど!!」



 徹君は拗ねて自分のベッドに戻ってしまった。大丈夫、徹君は病棟外の売店で売っているジュース全てがツボっている。お土産にジュースを買ってくれば、たぶん機嫌を直してくれるだろう。


 俺と中谷さんは買い物に行く為、223を出てナースステーションへ向かった。さーて、今日はカウンターに誰がいるかな。石見さんだと気楽でいいんだけどなぁ。



 「嵐君、嵐君」


 「うん?」


 「いつか私のことも紹介してねっ」



 ……ソレハ、ドウイウ。


 いや、意味合いなんて一つしか無いんだけど。俺と中谷さん、そういう仲だっけ。そういう仲ということになっているのか?中谷さんの中では。いや、いやあの、俺の中でも成り行きでそういう感じになってはいるけど。いるけど!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ