転生聖女、名付け親になる
馬車で帰路に着く間に、猫ちゃんの名前を付ける事にした。
「ハルノス、終わりましたか。何か話せまし…た…か?」
「この子猫、世界樹がくれるって。家に連れて帰るの。」
「そ、その…その子は…。」
「…どうしたの?」
白い毛並みはフワフワで毛玉のようだ。
…そういえばこの子尻尾が途中から2本になってる。
「普通の猫ではなく…世界樹の守を司る猫神の子かと思われますが…。」
「えっ?…えっ?」
「まぁ、ハルノス様にとって伝説の生き物なんて今更ですか。」
「…。まぁいいや。モフモフは人生の三大欲求だしね。」
「そんな欲求ありましたかね?」
「食欲、睡眠欲、モフ欲。三大欲求だよ。」
「最後!最後がおかしいです、ハルノス様!」
「細かい事はいいじゃない。ハゲるよ?」
「ハゲ…ハゲる。いやああぁあぁああぁ!!」
いやだ、いやだと呟き出した案内役トリス。
…ハゲにトラウマでもあるのかな。ちょっと悪かったかも。
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王城につく頃には復活したトリス。
私は部屋の中で、子猫ちゃんの名前をまだ決めかねていた。
「うーん…タマ…なにがいいだろう…。」
やはり、私には名付けのセンスは無い。
ここはやはり、アトラスに続いて神話から取るべきか。
「この子目が金色だ…太陽みたい…。ギリシャ神話で太陽の神は…ヘリオスか。ヘリオス?」
「ニャン」
ペロッペロッ
「ヘリオス…よろしくね。」
モフゥ…┌(┌^o^)┐




