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あいの詩集  作者: 藤 ゆみ子


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見えるもの



目に見えるものだけが

全てではないとわかっていても

目にしたものにこんなにも

惑わされてしまう


見えるものの向こう側

いくつもの想像の扉

正解のない扉を開く


目に見えているものほど

移り変わり消えていく

その流れは残酷で

時に人を孤独にする


それでも流れに身を任せ

この世界に溶けていく

私は今を歩いている


目に見えないものほど

色褪せることなく刻まれる

まぶたの裏の残像に

何度も救われている


この大切な瞬間を幸せを

できるだけたくさん

心の中に刻んでおきたい





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― 新着の感想 ―
[良い点] 目に見えるものだけが全てではなくて。けれど、目に見えるもの、その移ろいに、心は揺さぶられて。 でも、目には見えないからこそ、色褪せることのないものがあって。 目には見えないからこそ、い…
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