48【移動】
早く編集期間に入りたい!
何か最近スランプ気味で何かおかしいな?って思うところが多い気がする( •̥ ˍ •̥ )
それから一ヶ月が経ち、リリの療養先に行く日になった。
行く場所は、初授業の時に学んだ魔物生息地帯に一番近い街のドッグローズだ。
ドッグローズは魔物生息地帯に近い街とはいっても、魔物が出てきた時のために多くの強く正義感に溢れた騎士がいるのでとても治安が良く安全な街になっている。
「では、行きましょうか」
ヴィルデの合図で馬車が動き始める。
今回の移動に関する指揮はヴィルデがとることになっている。
普段ならドッグローズに行くのには丸一日あれば着くことが出来る。だが、今回は病人のリリがいるのでゆっくりと行くことになる。
なので、今回の予定ではだいたい三日かかることになっている。
その間に盗賊に襲われる危険性があるため、今回の移動に同行する騎士の中で一番強く、盗賊の討伐経験も豊富なヴィルデが指揮をとることになった。
まあ、この二年でヴィルデも大分と強くなって、近衛騎士団団長のガゾンさんと本気で戦っていい勝負が出来るぐらいの強さだ。
そんなヴィルデに勝てる私って最強じゃない?
まあ、実際、私の実力はガゾンさんと張り合うぐらいはあると思う。
それはそうと、今回の移動はリリが寝るための馬車など四台の馬車で向かう。
私が乗るのは勿論リリと同じ馬車だ。
「リリ、ちょっと揺れるけど大丈夫?
しんどくなったらすぐ言うのよ」
「お姉様、心配し過ぎですよ」
「当たり前じゃない。
あなたは私の大切な妹なんだから。
何あってからじゃ遅いのよ」
「ははっ、ありがとうございます。
お姉様、私少し寝ますね」
「うん、ゆっくり寝なさい」
私はそう言ってリリの手を握った。
病気になるまではもっと活発な子だったのに今はすっかり大人しくなっていた。
私は、この子の姉としてこの子がまた昔のように活発な子になるように出来るだけそばにいようと心に誓った。
ドッグローズに向かい出発してから一日が経った。
一日目は、無事に予定していた街まで着くことが出来たのでそこの宿で一泊した。
ここからがこの移動の本番と言ってもいい。
二日目は、山を通り、そこで野宿することになる。
なので、盗賊が襲ってくる確率が今までに比べてぐっと上がる。
私も周りに気を配らねば!
私のリリが苦しんでるときに襲ってくるなんて万死に値する!
この私が成敗してやる!
二日目の私の行動は、リリが起きている時は話し相手になってあげ、リリが寝たらヴィルデと一緒に周りの警戒をする。
「ヴィルデ、ここら辺から盗賊の出没確率が上がってくるんだよね」
「はい、そうですね。
まあ、こんなに護衛がいる馬車を狙うなんてただの馬鹿としか思えません。
もし来るとしたら、野宿してる時に大人数で仕掛けてくるでしょう」
「やっぱりそうなるよね。
でもその野宿奇襲のために、その辺に偵察の人とかもいるかもしれないね」
「そうですね。
皆にも怪しい人がいたら捕まえろと伝えてあります」
「さすがヴィルデだね。
抜かりない」
「当たり前じゃないですか。
今回の護衛はただの護衛とは違うんです。
エレナ様だけではなく、エレナ様が大切にしている妹のリリ様の護衛もあるのですから気合いも入ります」
「そう、ありがとう」
リリのためにいつも以上に緊張感をもって護衛をしてくれているヴィルデにお礼を言った。
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