47【七歳】
んーって感じですね。
最近この作品スランプ気味かな?
あれから約二年が経ち、私は七歳になった。
この二年間の出来事について話していこう。
私が考案したリバーシは、商人のロドデンさんが言ったようにいっぱい売れた。
私にも結構な額の収入が入ったらしい。
らしいというのは、お金の管理を全てロゼに任せているから私はどれだけの収入があって、何にお金を使っているか全く知らない。
まあ、私が管理したらすぐ無くなってしまうのでロゼに任せておいて間違いはないだろう。
あと、ロドデンさんのおかげで知り合いの貴族の人々が増え、その子供達ともお友達になることが出来た。
未だに勉強は全然ダメだが、剣術と魔法に関しては順調に強くなっていた。
剣術だけなら無理だが魔法もありならヴィルデにも勝てるようになった。
お父様を説得して、ロゼとヴィルデを連れて街に出かけることも出来るようになり、街の人たちとも大分仲良くなれた。
よく説得できたなって?
中々納得してくれないから皆の前で、「何で私よりも弱くて狙われる可能性が高いお父様が一人で街に出るのにお父様より強い私がロゼとヴィルデを連れて街に言ってはいけないんですか?」って言ってやった。
その言葉に、お母様達が笑いながらお父様の説得に協力してくれました。
いい事があれば悪い事があるのがこの世の道理です。
今から半年前、私の大切な妹のリリが病気にかかってしまいました。
体内の魔力が極端に少なくなってしまう病気です。
リリが倒れてすぐは心配でずっとリリの横にいて看病してました。
今は、だいぶ治ってきましたが、来月辺りにもっと空気が綺麗なところに療養に行くそうです。
私もそれについていけるようにお父様を説得せねば!
と、言うわけで夕食後にお母様たちもいる前で話しをしている。
「お父様!
私は絶対にリリと一緒に行きますからね!」
「いつまで言っているんだ。
お前ももう七歳なんだから我儘ばかり言ってはいけないよ」
「何故ですか?
何故、リリと一緒に行ってはダメなのですか!?
もし、リリが向こうで寂しい思いをして性格が歪んでしまったらお父様はどうしてくれるんですか!?
お父様はリリを一人で遠いところに行かせて平気なんですか!?」
「エレナ、お前の気持ちはよくわかる。
私も一人でリリを行かすのは心配だ。
だがな、お前ももう七歳になってお茶会などに呼ばれることも増えてくる。
そんな時に家にいませんじゃ話にならんだろ」
「私には、貴族の知り合いも結構います。
それにそんなことは、リリの病気が完全に良くなってからいくらでも出来るでしょう!」
「それに、ロドデンとの事はどうするんだ!?
毎月、会議を開いているだろ!?
それをお前の都合で台無しにするつもりか!?」
「もう、ロドデンさんとは話しをしました!
療養先にも新店舗を出す計画を立てていたのでちょうどいいと言っていただきました!」
私とお父様は一歩も引かぬ攻防を繰り広げている。
「あなた、この子はやると決めたら何がなんでもやる子よ。
ここは、否定するのではなくお互いが妥協出来るところに持っていった方がいいですよ」
お母様の言うことは最もである。
だが、お父様がどう出るか?
そう、お父様の次の言葉を待った。
「わかった。
じゃあ最高で三年だ。
例えリリが完全に治りきらなくても絶対に三年でこっちに戻ってくること。
これが条件だ」
私も十歳でお茶会に参加しないのはダメだと思うのでここが落としどころだと思う。
お父様もよくここまで許してくれたものだ。
「お父様!
ありがとう!」
私は、満面の笑みでお父様に抱きついた。
「はぁ、仕方ないなぁ」
お父様は微笑を浮かべながら私の頭を撫でた。
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