前へ目次 次へ PR 43/84 少女の悟り とうとう母からの言葉が塵屑と呼ばれ始めた父。あの蝙蝠みたいな男があそこまで翻弄され蔑まれる姿を見られるなど誰が思ったのだろうか。いや、誰も思わなかった。しかし、実際の蝙蝠の話の結末は双方にいい顔していた事がバレて一人ぼっちになるという自業自得の結果で終るのだ。そうなればこの姿は現実にも起きる事になる。哀れだ。報われない父。本当にこの光景が両親の脳裏に残らない事を祈る。片隅でも残してはいけない。あったら最後である。 出来ればわたしも忘れてしまいたい。