脚本《ラスカー家リビング》
《継母》『相変わらず鈍臭い、パッピーことシンデレラ。早く昼食作ってくれ』
《子供》『知ってたけど扱い雑過ぎません!? てか初めて名前が出たのに直ぐに別称で呼ばれた!!』
《義姉》『なるべく噛み応えのある物を用意しておくれ、最近顎の筋肉を鍛えることにハマっとるんじゃ』
《子供》『心底いらない情報提供どうもありがとう!!』
《継母》『言動が汚い、マイナス十点』
《子供》『なに審査してんだよ!! おかしいだろ!!!』
《義姉》『姿勢がなっとらん、マイナス八十点。それから名前のセンスがつまらんマイナス十点』
《子供》『判定基準が良く分からない上に個人の観点を押しつけられた!!!』
《継母》『んじゃ、マイナス百点になったから罰ゲームだ』
《子供》『なに、その後から付けたした様なルール! しかも何で俺だけ?!』
《義姉》『何を言っておる。ほれ、そろそろ武道会があるじゃろう? お前さんに恥をかかせる訳にはいかんのでな、私らが協力してやろうと……』
《子供》『だから武道会じゃなくて、舞踏会ですってばジジさん! 闘う方じゃ無くて踊る方!!』
《義姉》『なんで私らが躍るんじゃ? 男は黙って拳で語ってればいいんじゃ』
《子供》『それ何時のスポコン漫画の台詞ですか!!? 今時の大人でも言わないですよね!!』
《継母》『なにそれ知らない。何時の間に文明改革してんの?』
《子供》『オッジーさんは少し黙っててください! 話がややこしくなる!!』
《継母》『いやでも……。てか、俺って継母だからオッジー様にして、それか奥様』
《子供》『意外にこの現状に一番ノリノリの人が居た!!』
《義姉》『私もノリノリじゃよ。暇な年寄りのささやかな楽しみを奪うではない』
《子供》『ああ、そう言って俺の発言は虚しくお流れになるパターンですね。読めました』
《義姉》『元気を出すのじゃ、お前さんの未来は明るい』
《継母》『強く生きろ、嫁さんと子供がいるんだろう? ならば男は強く逞しく、そして潔くいなくては』
《子供》『なんでだろう、良い事言っているようで全く感動出来ない』
《義姉》『とりあえず罰ゲームで、下着脱いで買い物行ってくるのじゃ』
《子供》『それだともう、罰ゲームとかのお遊びじゃ無くて虐めになってますよね!!』
《継母》『仕方が無いじゃない。俺とジジはそう言う役回りで立場だ。さあ、分かったなら下着脱いで買い物に行ってこい』
《義姉》『これがリストじゃ』
《子供》『こ、こんな家出てってやる~!!!』
《義姉》『な! 敵前逃亡とは感心せぬぞ若造よ!!』




