追う少女と追われる彼女
桜と汐の追いかけっこ。桜はどうなってしまうのか。汐は桜を捕まえてしまうのか。気になりますね・・・。ではどうぞ。
体が重い・・・。
はぁはぁと荒く速い息が耳を打つ。いつもの自分の呼吸音とはかけ離れていて、まるで他人のモノのようだ。
「逃げるのは、いいけど・・・どこ行こッ!!」
自らの足に躓き、二歩三歩よろめいて近くの壁に手をつく。頬を伝う血の混じった汗を拭い、ちらりと後方へ視線を流すと血の跡が途切れがちながら確かな足跡を残していた。そのまま自身の体に目を移すと脇腹からじわりじわりと止まらない血が滲み出ていた。ついでに言うと頭からの出血も止まっていない。
傷を意識すると更なる痛みを訴えてくるそれらを奥歯を噛みしめる事でやり過ごし、大きく息を吸うと前へ向き直る。急な動きに抗議するようにまた傷が痛み、視界が揺れた。
「まずっ・・・目・・・かすんでっ・・・」
足元が頼りなさげに揺れる。いったん休憩とばかりに壁に背中を預けるとずるずる崩れ落ち、手を濡らす熱い感覚に喘ぐ。異能者とて不死ではない。一般人より治癒力は確かに高いが、それでも急所をやられれば同じように死ぬし、血を流しすぎれば命はない。
その異能者の中でも治癒能力の高低差はある程度生まれる。当の桜は異能者の中でもかなり高い治癒力を有しているが、それでもこのまま血が止まらなければ失血死してしまう。
ポタポタと血が滴る音が視界を閉ざした為かより明瞭に鼓膜を打つ。ポケットに入れておいた代えの包帯を引っ張り出すと頭に乱暴に巻く。それを終えると天を仰いで苦しげに喘ぎながら脇腹の傷に再び触れる。
ズキッと一際強く傷口が傷んだ。
思っていた以上に深い。このまま包帯を巻いても血は止まらないだろうことは嫌でもわかった。
「焼く、しかないか。・・・でも、自分じゃ・・・出来ない・・・・かも」
夢中でポケットを漁っていると美優ちゃん特製の痛み止めの薬が転がり落ちてきた。これ幸いとばかりにそれを飲むとすこししてから徐々に痛みが治まってきた。
これなら、ときつく目を閉じる。
「狼。傷口、焼いて」
『・・・・・・わかりました』
肉の焼ける音と共に先程までとは比較にならない激痛が全身を駆け巡った。唇を噛みちぎらんばかりの強さで歯を立てて漏れ出る悲鳴を無理矢理抑え込み、口内に広がった血を唾と一緒に吐き出す。
『その薬の効き目はもって二十分らしいぞ』
「二十分・・・充分だ」
『その間は傷を負っても痛みはないようだ。だが、だからといって怪我していいって訳じゃないからな』
「わぁってる」
痛覚が麻痺しているのか、あの激痛を感じなくなった桜は血の滲んだ唇を舐めると不安げな不死鳥の方へ首だけ動かす。
「恭哉達に知らせて。悔しいけど今の私じゃ・・・この状態じゃあいつから逃げきれない」
頼まれた不死鳥はというとよほど彼女の言葉が意外だったようで口を半開きにして固まっていた。普段の桜ならこんな状況でも一人でどうにかしようとするような奴だったので、産まれてからずっと彼女と共にいた彼らにとっては衝撃を受ける程の変化だったのだろう。
二匹はお互い顔を見合わせて嬉しそうに微笑み合う。
本当に、本当に桜は変わった。それも、とてもいい方に、彼らが望んだ方向へ。
『任せろ。必ず龍護達を呼んで戻ってくる。それまでどうかくたばるなよ』
「あぁ。安心しろ。死なないように努める」
『縁起でもない事言うな』
不死鳥は桜達の周りを一回旋回し、物凄いスピードで羽ばたいていった。黙って見送っていた桜は不死鳥が視界から完全に消え去ると壁伝いに立ち上がる。
「さて・・・歩けるか・・・」
苦しそうに肩で息をしながらもゆっくり歩き出す。歩く、といっても壁に手をつき体を引き摺るようにしているので、遅々として進まない。
自分で見ていても危なっかしい足取りだが、一応歩けている。本当は走れたらいいのだが、せっかく焼いた傷口が開く可能性がある。それだけは避けたい。
これ以上の失血がマズイことは桜自身が一番良くわかっている。
「これじゃ、ダメだ・・・」
こんな速度で歩いていたら即刻見つかってやられる。怪我で思うように動けない自分の身体に嫌気が差し、小さく悪態をつく。
「くっそぉ・・・」
『乗ってください』
太刀を銜えた狼が彼女の横に立ち、膝を折る。太刀を受け取った桜は迷う素振りを見せたが、「頼む」とかすれた声で言うと背中に跨る。桜が乗ったのを確認すると狼は素晴らしい俊足で走り出す。
周囲の景色が一瞬で変わる。
しかし、桜は周りの景色の変わりようを見ている余裕はなかった。熱が再発したのだ。おまけに頭に巻いた包帯に血が滲んできていた。こちらは止血したわけではないので血が止まっていないのだ。
『まずいですね。このままじゃ桜さんの体力がもたない』
一番いいのは学園に帰ることだ。だが、ここは結界内。いつ張ったのか知らないが広範囲に渡って逃がさないための結界が張られていたのだ。この結界は今の桜では破れない。仮に破れたとしても彼女の今の状態では破った途端捕まってしまうだろう。伏兵がいる可能性も考慮しないといけない。
それに、仮に学園に帰れるとしても、今来た道を引き返して汐のほうに向かわなければならない。それじゃあ死にに行くようなものだ。
次にいいのはどこかの建物に入り、結界を張って助けを待つことだ。けれど、今の桜は誰がどう贔屓目に見ても結界を張れる状態じゃない。意識を保つことで精一杯だろう。
なにせ、『再生と死滅』を使っての治癒ができないほどなのだから。
「太刀で結界張るか」
太刀に異能を込めて張った結界は桜のより弱い。すぐに見つかって破られる可能性が高い。が、うじうじ考えてる暇はない。危険が伴うが太刀で結界を張ったほうだいいだろう。隠れられそうな場所を探さないと。
『桜鈴が早く戻ってきてくれると良いのですが』
龍護達を呼びにいっている不死鳥 桜鈴に祈るように呟く狼。私の力じゃ桜さんを守りきれない。
「「「「桜が真海の妹に追われてる?」」」」
『そうだ。けれどそこはさして重要じゃないって言ってんだろ。問題は桜の熱がぶり返し、しかも体力の消耗が激しく真海妹に勝てないと考え、助けを求めてる。紅花が桜を守っているが、それも時間の問題。助けにいくか。行かないか。早急に決めろ』
「桜が俺達に」
「助けを」
ぽけらっと口を開け、間抜けな顔で桜鈴の言葉を反芻する恭哉と春。
「変わったな。いい意味で」
「んじゃ行くか」
「待ちなさい」
厳かな声が待ったをかける。鬱陶しさを隠そうともせず舌打ちをした春は振り返り、硬直する。同じく振り返った他の者も同様に固まる。唯一取り乱さなかったのは龍護と渚くらいか。
「何処へ行くつもりですか?」
穏やかな問い掛けに渚が一歩前に出て答える。
「桜を、助けに行きます」
「その間に三珠学園に進入されたらどうするつもりですか?」
「それはっ・・・」
咄嗟に切り返す言葉が出ず、視線を斜め下に下ろす渚。龍護は一刻も早く桜の許へ向かいたい気持ちをねじ伏せて告げる。
「俺らの他にもこの学園には優秀な奴らが大勢いるでしょう。校長」
校長と呼ばれた男は温和という言葉がしっくりくる顔と声音で穏やかに答える。
「あなた方に次ぐ異能者などこの学園にはいませんよ。敵以外に、ね」
ぐっと押し黙った龍護は悔しげに歯噛みする。こんなところで足止めを食っている暇はない。今すぐ桜の許へ駆けていきたいのにッ。これじゃあ慧斗に顔向けできない。
恭哉も千夏も校長を無視して行きたい気持ちを懸命に堪えて打開策を練る。だが、焦っているのでいつもどおり落ち着いて考えられるわけもなく、焦燥だけが募っていく。
刹那、風が凪いだ。
「なら、お前らのいない間、俺が三珠学園を守ろう」
風の中から現れたのは一人の青年だった。顔立ちは渚によく似ている。かといって冷たい印象はなく、逆に温厚そうな人柄に見える。髪は黒っぽい茶色でややくせ毛。綺麗な鳶色の瞳が優しく細められる。
「お兄ちゃん!!!」
渚の歓喜に打ち震えた声が聞こえたと思ったら、運動神経なしと自他共に認めている渚が素晴らしい俊足で青年の胸に飛び込む。青年も慣れた様子で渚を抱き止め、微笑む。微笑むとわずかに残っていたクールさというか冷たさが払拭され、雰囲気が和らぎ、彼の温厚さを際立たせる。
「久しぶりだな、渚」
「お帰り、お兄ちゃん」
「貴之君。君のその神出鬼没なところはどうにかなりませんか?それと、自由奔放なところも」
「堪忍してください、校長。これが俺の素なんですから」
貴之と呼ばれた青年は苦笑して頭をかく。彼の名前は海堂 貴之。名字は違うが正真正銘渚の義兄だ。何故海堂と名乗っているのかというと、仕事場で真海という名字の人がたくさんいるので間違えないように母方の海堂を名乗っているそうだ。
龍護はまっすぐ貴之を見つめる。貴之はその視線に気付き、促すように手を振る。
「行きな。桜ちゃんを助けに。それが兄貴の務めだろ?龍護君」
「――――ありがとうございます。海堂さん」
慇懃に頭を下げるとすぐに走り出す。それに続いて恭哉達も走り出す。春は携帯を取り出し、どこかに電話をする。校門に着くとそこには結界があった。一般人には見えない結界が。
「これか。よし、全員下がれ」
龍護の黒いネックレスが輝き、黒い光が手のひらに集まっていく。その光が消えたとき手のひらには拳銃が握られていた。拳銃の照準を結界に合わせ、無造作に引き金を引く。人一人が入れる穴を作り
「いくぞ」
「前みたいに同調して入ればいいのに」
いつの間に出したのか両手に拳銃を持った春が苦笑する。龍護は周囲に目を走らせながら答える。
「んな暇はねぇ」
「真海妹が俺らに気付いて逃げるかもよ」
「それはないよ。残念ながら」
いつの間に追ってきたのか渚が静かに否定する。そして嫌悪の感情がそのまま声になったような声音で言った。
「狙った獲物は逃がさない。それがあいつだよ。分が悪くなろうがなるまいがあいつには関係ない」
「厄介だな」
『こっちだ。ついて来い』
不死鳥が先導するように飛んでいく。龍護達がその後に続く。
「桜の力の波動が・・・弱々しすぎる。必死に探らないと感じ取れないなんて」
千夏が悲鳴に近い声でそう言い固く目を瞑る。私のせいだ。お使いなんか頼まなきゃこんなことには・・・。
「千夏、そんな顔しないで。桜がここにいたら心配するよ」
一夜がどうにか励まそうとするが、効果なし。美優が険しい表情で前を見据えている。どんな傷であろうと必ず治す。
「・・・桜・・・っ」
恭哉が風に溶けるくらい小さな声を絞り出す。待ってろ。必ず助ける。
龍護達が去った方向を見つめ、微苦笑と共に校長を振り返る。
「俺が来なかったらどうするおつもりだったんですか?校長」
「君が来てくれると踏んでいたから彼らを止めたんだよ」
笑みを含んだような声音に苦笑いを返し、風を操る。風は貴之の周囲をぐるぐる回る。まるで白い繭に包まれているかのようだ。その光景は不思議と貴之とあっていた。
「んじゃ、俺はあいつらが帰ってくるまで上空で見張ってますよ」
「えぇ。頼みましたよ。くれぐれも途中で風のようにどこかへ消えないように」
その言葉に困ったように頭をかく。「俺ってそんなに信用ないかな」という言葉が風にさらわれる。
「日頃の行いが影響しているんですよ。高等部時代それで何回落第しかけたと思っているんですか?普通に出席していれば学年首席で卒業できたのに」
「買いかぶり過ぎですよ」
居心地が悪くなったのか瞬く間に飛翔していく貴之。校長は穏やかな顔でそれを見送り、校内へ帰っていった。
「龍兄達・・・か」
ここは図書館。近くにある休めそうな場所はここしかなかったので仕方なくここにした。実を言うとこれ以上移動するのは無理だと踏んだのだ。桜を休ませないといけないから。その桜はというとソファーに横たわっている。苦しそうな呼吸音が室内に響く。
『大丈夫ですか?』
大丈夫なわけないか。頭の傷からの出血が止まったのはいいが、それまでに血を流し過ぎた。熱によって刻々と奪われていく体力。さらに動いたせいで今にも開きそうな脇腹の傷。最悪の状況だ。それに加えて・・・・
『この結果も持って十分』
それ以上経てば僕も力を使い果たしてしまう。彼の力と太刀に常日頃から桜が込めている異能を合わせて強力な結界を作り出したはいいが、ゆっくりと、だが確実に弱まってきている。ここまで悪条件が揃うのも珍しい。予想できる中の最悪の条件をほとんど満たしている。
カツーン
桜の呼吸音しか聞こえなかった図書館内に第三者の足音が響く。龍護達がこんなに早く来るわけがない。まさか・・・。
カツーン カツーン
足音がどんどん近づいてくる。桜は結界内にいるのにもかかわらず息を潜める。
「さ~て。どこに隠れてるのかな」
汐だ。手には水で作った槍が握られている。殺る気満々だ。見つかったら確実に殺される。
『この人が来るとは・・・くそッ』
せん無い事とはわかっていながらも思わず悪態が口をついて出てしまう。汐は図書館内を一周し始める。狼は横たわっている桜の耳に口を寄せ囁く。
『背中に乗ってください。逃げますよ』
「りょーかい」
辛そうにしながらも起き上がり太刀を鞘に収めると狼の背中に乗る。そして何気なく見やった結界の外を見て声を上げる。
「本棚の上に飛び乗って。早く!」
弱ってるとは思えないほど鋭い声で命じられ、狼は反射的に言われたとおりに本棚の上に飛び乗る。
『あの、いったいなにが・・・』
「結界の近くに・・・水があった。多分、あいつが歩き回ってるのは・・・・フェイク・・・。本命はその水で私達を・・・・見つけること、なんだ」
『感知系の水ですか。厄介ですね。どうしましょうか』
よく見れば確かに透明な液体がゆっくりと図書館中に広がっている。少しでも怪しいものに触れたら汐が来るって仕組みか。よく出来てるな。
観察していると床はあらかた調べ終わったのか本棚を伝って上にのぼってきた。上までくまなく探す気か。まぁ当たり前の行動だけど今だけはそんな事しないでどっか行けと言ってしまいたくなる。狼は下に下りようと下を見るが、下も水だらけ。逃げ場なし。
『ここまで・・・』
「諦めるのは・・・早いよ」
桜は力の入らない手で“空の珠”を握り、雲を呼び出す。忘れていたがこれを使うのに体力は要らなかったんだった。この珠を使うのに必要なのは集中力と精神力。こうすれば宙に浮いていられる。狼はゆっくりと雲に乗る。
「操作は私が・・・・・やる。お前は、指示、して」
『わかりました。とりあえずここから出ましょう』
出入り口に向かっていくと、扉が水で塞がっていた。もし桜達がここにいた場合、逃げられないように予防線を張っていたのだろう。抜け目のない奴。
『どうしますか?』
「突っ切る。龍兄達が近くまで来てるだろうから、無理にでも合流する。龍兄達のいる方角、わかる?」
『任せてください』
ここで説明をするが、具現化された異能は他の異能者の気配を察知できる。何故かはまだ解明されていないが、おそらく異能の波動を感じ取っているのだろうと推測されている。
桜は雲の後ろに意識を集中する。わずかに残った体力をかき集め、一気に炎を出す。物凄い勢いで飛び始めた雲は、水で塞がっていた扉を易々とぶち壊して外に飛び出た。結界がなかったら振り落とされていたかもしれない。おまけとばかりに雷を呼び出す。汐に当たったかは定かではないが、足止め程度にはなっただろう。
『右です』
桜は雲に意識を向け、右に曲がる。ちらっと後方を顧みると、水が追ってきていた。
。
「やっぱりここに隠れてたんだ。逃がさないよ」
少し離れた位置から汐の声がした。もう一度後ろを見ると海豹に乗って追ってくる汐がいた。水に乗っているせいか、結構速い。このままでは追いつかれる。
「水よ」
汐の声に応じ彼女の周りにピンポン玉くらいの水の玉がいくつも出来る。それは物凄い勢いで飛び、結界にぶつかる。
「っ・・・」
結界は大きくたわみ、なんとか耐え切り元に戻る。水の玉は跳ね返され汐の近くに落ち、コンクリートに穴をあけた。
「どこまで耐え切れるかな」
次々に飛んでくる水の玉は結界にぶつかっていく。
ビキッ
ついにひびが入った。そのひびは蜘蛛の巣状に広がっていく。
「くっ・・・・もう・・・・・・持たない・・・。なら・・・」
ぎゅっと縋るように手の中の“空の珠”を握り締め、ありったけの声を振り絞る。
「雲よ!」
桜の必死な声に応じ、桜達と汐の間に雲ができ、ひびの入った箇所を守るように結界を覆う。
「雲で結界の補強、ね。考えたじゃん」
「間に合わせでしか、ないから、すぐに、破られるッ。龍兄達はどこ!?」
『もう少しで合流できるはずです。気をしっかりもってください!』
狼が左右に視線をめぐらせる。桜は頭上に広がる空と同じ色を映す“空の珠”を見つめ、他に使える天候はないかと考える。
「そうだ」
天啓のように閃いた桜は大声を出し、力の入らない手を頭上に掲げる。
「雷よ、敵を討て!」
鋭い命に応じて“空の珠”が淡く発光し、瞬く間に桜の頭上、結界の外に黒雲が現れる。
「雷。また嫌なものを出してくれる」
汐はちっと舌打ちし、海豹はいやに正確な落雷を避ける。
「天気を操れるなら・・・風よ!」
桜達が乗っている雲の速度が上がり、狼が感心したように目を見開く。ここまで珠を使いこなすとは。さすが珠に選ばれし者。“空の珠”は桜の精神力が続く限りずっと使える。これなら逃げ切れるかもしれない。
『そこ左ですっ』
狼の声に合わせ左に曲がると最悪の敵がいた。
今回は渚と汐の兄が出てきました。私もこういうお兄さんが欲しいです。次回は意外な方達が登場します。




