第1話 「新たに胸に秘めて」
前回までの大まかな弱巫女のあらすじ!
私、セリア・レインは田舎であるミカヅキ村の巫女見習い。
いつも日課である掃除、神棚への柏手をして一日の無事を祈り、お茶を飲んで少しの間くつろぐ。
そんなある日にお師匠様にいつも通りお茶を届けに行くと「外を見て来い」と言われ、アストリア学園都市へ入学する事に!
そこは私が見た事ない大きな大都市で、多数の人たちが日々研鑽する魔法学園でした。
そんな中、寮に行くとルーテリアさん、ミィさんと出会い、その後にルイネさんとも仲良くして頂く事に!
数々の同級生や先生方、依頼を受けて知り合った方々はどれも大事な思い出たちです。
そんな中、キナコたちと契約(?)して色んな風に遊んだり眠ったりとして仲良くなる中、対抗戦が始まり、私が副リーダーに抜擢されてしまう。
最初は色々と反対意見が飛び交いつつも、時間を共に過ごすごとに段々と笑い合える仲に同クラスの人たちが意識し合う良い雰囲気に!
そうして私たちはSランク以上がいないにもかかわらず、学年別対抗団体戦で1位、代表戦で2位という戦績で大勝利を収めた結果、色々な人たちが注目するように!
──そうやって私たちが喜んでいる間に、ローレファルス先生は今までの研究棟の実験結果や報告を基に仮説を立てる。
魔力が極端に低い代わりに私を通して魔法を発動した場合に出力が下がらず最大値で放てる可能性があり、私自身を兵器として見始める人物もいるだろうと先生たちに釘を刺される。
それでも、先生たちは私を保護対象としてルーテリアさん、ミィさん、ルイネさん、エルマさん、クローディアさん、ヴィクトリアさん、ジョルティアさん、そしてガーバント先生やローレファルス先生もが出来る限り守って行こうという方針になっていった。
勿論キナコ、ポヨン、メロデ、アシス、ヒヤン、フラワも一緒に皆で頑張りたいな!
それと、やっとキナコの種族名もわかったので、更に仲良くなれるかな?
そんな私ですが、
相変わらず魔法は誰よりも苦手。それでも、人一倍丁寧に生きていきます。
────────。
──そしてキナコの事がわかって数日。
私たちは午前の授業を受けてから何度も練習を重ねてある程度魔法をキナコたち皆が使えるようにしていく。
「ふぅ…何とかお願いしてできるようにはなりましたね?」
私が指示した魔法を放つ練習をしていたのもあり、以前よりも仲良くなれたのかなと思っていた所、ついに6月中期。
イベントの一つであるダンジョン遠征の日付となった。
「──という事で、今日からダンジョン遠征。今回の目的はあの塔に登る演習だ」
「以前にも説明したが、過酷な自然環境下での実戦・サバイバル・集団戦闘能力の評価を目的とした演習であり、パーティでの蹴落とし合いの場ではない事を再度言っておく」
ガーバント先生がそれぞれを見ながら更に説明を続ける。
「また、今回の演習は学園内でのランク戦とは違う実際に命を落とす危険もある。くれぐれも遊び半分でするな」
「また、各自学科ごとに集めて合計4~6人でパーティを組んだ後、リーダーに緊急脱出用の転移水晶を渡すから無くすんじゃないぞ」
「…で、全部揃ってる」
「まぁ丁度6人やしなぁ。うちらの場合やと」
全員で頷きつつ、いつものメンバーで挑む事をガーバント先生に伝えに行く。
「…ルーテリアがリーダーの、セリア、ルイネ、ミィ、エルマ、クローディアか」
そう言いつつシートに記入した後、転移水晶をルーテリアさんに渡される。
「いつものメンバーとはいえ、先にも言った通り危険なのは変わりない。くれぐれも油断をするなよ」
「えぇ。わかっておりますわ。油断大敵と言うのもセリアさんの言っていた諺でありましたもの」
「ふっ。言い得て妙だな。それなら出発まで待機しておくように」
私たちは頷いて準備待機の場所へと行く。
「キナコ達も頑張りましょうね?」
クルクルと回って両手を上げて返事をするようにキナコが両手を上げる。




