シリエント公爵家滅亡
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「――以上が報告になります。これでシリエント公爵家が無くなったと言う事になるんですが、直ぐに第3王子が領地を纏めるのに動いております。そのため、後2年後には集会を開くと言われています。そのくらいの時間が必要だと言う事です」
「チューリテル騎士爵もご苦労様だ。しっかりと休んでくれ。新たな公爵家については、何も言っていなかったか?」
「名前だけは発表がありました。エルドレント公爵家となるようです。宰相は第3王子の側近が務めることになるそうです。現状維持は出来ると思うと言っておりました」
「宰相に第3王子がなる訳では無いのか。まあ、その辺は慣例があるんだろうけど、どうなっているんだろうな? まあ、こっちには影響してこない。大丈夫だとは思うな」
内乱が無事に終わり、シリエント公爵が破滅。エルドレント公爵家が出来ると言う事で決着が付いた。普通に終わってくれて良かったとは思う。処遇に関しては、どうなっているのかは知らないけど、普通に死罪で良いと思うんだよ。そこまで重要人物なのかって言われると、……重要人物ではあるんだけど、話させないといけないような事は得には無い。尋問をするよりも、殺してしまった方が得だろうとは思う。逃げられても問題だからな。国外に逃げられたらそれこそ問題が大きくなるんだし。
エルドレント公爵家も直ぐに動ける体制になっているようだし、問題ないだろう。派閥の方針についてもそこまで変化は無いはず。変化されても困るんだけどな。内政重視で良いんだよ。それ以外はする必要がないというか。軍事なんて内政の内なんだし、商業も内政の範疇だ。とりあえず内政を進めていけば、軍事も商業も付いてくる。重要とする意味がないんだよなあ。とにかく内政を熟さない事にはどうしようもないんだから。
「とはいっても、内政を進めることでしか得られないものもあるとはいえ、食料を絞っていた影響が出てきているな。そっちはどうなっている?」
「現状は流民が止まらないといった感じですね。どうしても流民は発生し、こちらを目指しているようですので。食糧支援はなんとか切り替えましたが、こうも隣領が不甲斐ないとこちらが困ってしまいます」
「ですなあ。どうしても流民を止めることは出来ないので。境界で追い返せば良いんでしょうが、人道的に考えると、どうしても難しくなるでしょうな。救いの手は必要でしょう。そもそも流民を出すような内政をするなと言う事なんでしょうけど」
だよなあ。なんで流民が出るんだよ。こっちに流れ込んでこられても困るんだよなあ。流民は流民でしかない。どうしても発生するというのであれば、内政をもっと密に行うべきだし、そもそも食料が足りていないのであれば、そっちで増産してくれればいい話であってだな。こっちの方に逃げてこられても困るんだよ。ただでさえ頭が痛い状況なのに。
「流民はまあ、なんとかならない訳では無いんだよな。なんとかならないのは妙な薬の方なんだよ。流民が増えたのと同時に一気にこっちにも流れ込んできているだろう? 去年に何件摘発したと思っているんだ。ちょっとどころではないくらいには摘発したぞ? どうなっている?」
「内部に組織を作られていないのは確認しておりますが、摘発数自体は61件ありますね。6日に1度は摘発しているというのが今の状況です。流通させるのは止めていますけど、これだけ流民が入ってきているのであれば、本当に問題が大きくなってきます。幸いなことに仕事はありますから、なんとかできているとは思いますけど、これ以上好き勝手やられるのは嫌ですね。なんとかして組織自体を壊滅させてやりたいものなのですが……。こっちの領地に拠点が無いので、こちらとしても動きようがないのです」
「そもそもですが、その薬を作るリソースを、畑仕事に使ってくれれば、食料問題の一部は解決するのですがね。相手側もそういう気は全くないようですな。問題ばかりが大きくなって、こちらにも迷惑がかかると。本当に邪魔な存在でしかありませんな」
「それに、本当に四方八方から入ってくるのでどうしようもないですね。向こうの貴族家も対応をしてもらいたい所です。そんな事はしてくれないのでしょうけど。その辺は諦めております。無理なのだと言う事は解っていますから」
「そうなんだよなあ。無理なのは解っているんだよ。どうしようもないって事も解っているんだけど、流石に薬なんて流通させられたら内政どころの騒ぎじゃなくなるからな。その行動はなんとかしてでも止めないといけない。まあ、簡単に止められたら苦労はしていないんだけどな」
本当に迷惑なんだよな。薬が流行ると、どうしようもなくなるんだよ。対処のしようがなくなるんだよな。薬ってそういう目的で使うものじゃないか。現実逃避をさせるのが一番なんだよなあ。無気力人間を作っても意味がないんだよ。本当に害悪でしかない。だからと言って、まだ隣の領地を滅ぼすわけにもいかないんだよなあ。仕掛けて来てくれるのであれば、潰してやっても良いとは思うんだけど、仕掛けてくることは無いと思うんだよ。流石に負けるって解っていて、こっちに何かしらちょっかいをかけてくるとは思えないんだよな。
「いっその事、攻め込むか? ホムンクルスを作るのは継続する。けど、問題があるのは外周部分であって、内部の俺たちはそこまで警戒されていないと思うんだよな。ならば初めからこっちが攻め込んで、大きく領地を確保すれば、色々と事が進んで良い事なんじゃないかなって思うんだけど、どうだろうか?」
「攻め込むのは悪い事ではありませんね。他国の横やりが入ってくる辺境伯家ならまだ解りませんが、この辺の男爵家や子爵家を攻めるのには、障害なんてありませんし。ただ、大義名分はしっかりとしていないと、ただの暴力領地になるので、そこが重要になりますね」
「それも薬の流通を盾にとってしまえば良いかとは思いますが。大義名分を準備することはそこまで難しい事ではありませんな。攻めてしまえばこちらの勝ちなのですよ。早々に滅ぼした方が良い領地もあるでしょうからな」
「だよなあ。要らない領地はさっさと潰して回った方が良いんじゃないかって思ってきているんだよ。結局は潰すんだから、今から少々潰しておいても大丈夫だろうとは思うんだよな。同派閥の貴族家以外は滅ぼしてしまっても構わないんじゃないか? 余力があるんであれば、先に潰して回る方が良いまであると思うんだよ」
どうせ後々その地を治めないといけないんだし、早いか遅いかの違いでしかないんだよな。被害があるんだから、今のうちにがっつりと領地を確保しておいて、動きを見せる方が良いんじゃないかなって思うんだよな。辺境伯家が出張ってくる事なんて殆どないだろうし。どうせ男爵家や子爵家なんて、お荷物でしかないと思われているんだとは思うしな。
出来れば、色々と実験をしながら攻略したいとは思っているんだけど、実験が出来るのかは未知数だ。そもそも相手にならない可能性も十分にあるからな。
問題があるとすれば、最終的な決戦に備えられることなんだけど、備えられたら負けるのかという所なんだよな。負ける気がしないんだけど。備えられてもその上から叩き潰せばいいだけの話である。簡単な事だ。備えの上から制圧すれば、何も問題は無いんだよな。その辺も含めて、クリエミルツ辺境伯様の意見を聞こうじゃないか。もうちょっとしたらホムンクルスの報告にも行くんだし、丁度いいと思うんだよな。




