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ソウルメイトは貧乏神  作者: ルケア


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準備は順調に進んでいる

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「ミルミル男爵、準備は進んでいるか?」


「勿論でございます。狩場の整備もなんとか終わらせておりますので」


「ならば問題ないな。拠点として恥ずかしくない程度で構わん。ただ、抜かることは無い様にな」


 現在は反シリエント公爵軍が来る前に色々と準備をしておかなければならない事のチェック中だ。抜かりは無いようにしておかないといけない。今回の軍隊の休憩場所になるんだからな。食料やその他諸々が足りていないなんてことになっては問題だ。都市の中に全部を入れられない以上、狩場なんかにも天幕を張り、過ごしてもらわなければならない。狩場の掃討にもかなり力を入れている。紫まで気合で持っていったからな。全ては兵士諸君の働きに因るものだ。頑張ってくれて感謝しかない。


 スタンピードが何が原因で引き起こされるか解らないからな。完全に解明できている訳では無いんだ。人が大量に集まった結果、スタンピードが起きるなんてこともあるかもしれない。それだけは勘弁願いたいからな。戦力を集めた結果、戦力をすり減らされるなんてことはあってはならないのだよ。しかも俺たちの領地でそんな事が起きれば、責任問題になってしまう。対策は万全にしておいた方が良いんだよ。


 さて、そろそろ辺境伯家を出ているころだと思う。何処でどうやって合流するのかは知らないが、やって来るまで2か月くらいの時間がある。それまでに何か他にやらないといけないことがあるかどうかだな。準備は全力でしたつもりなんだ。そこまでして、まだ何かあるかどうかを考えているんだけど、足りないことは無いように思う。


「ミルミル男爵、薬の件の顛末は聞いているか?」


「まだ調査中です、とだけ。辿り切れない様ですね。なんと言いますか、裏の組織には辿り着いたらしいのですが、そこから先を追えないと言っておりました」


「……蔓延は防げたが、原因を潰すまでには至らなかったか。まあ、それでとりあえずは大丈夫だろう。もしも何処かの貴族家が積極的にばら撒いているのであれば、潰すきっかけになるんだけどな。そんな事をしなくても、最終的には貴族家ごと潰すことにはなるんだが」


「栽培地の特定が出来れば良いんでしょうが、多分ですがもの凄く遠くから運んできているのではないかと思います。足は簡単にはつかないでしょう」


 薬の件はどうにか処分してしまいたいんだけど、中々相手側の拠点まで行けていないんだよな。リリムを使って色々としているんだけど、見つからないんだよ。なんとか潰しておきたかったんだけど、見つからないなら仕方がない。巧妙に隠れているのか、それともミルミル男爵が言うように、もの凄く遠くに拠点があるのかだよな。拠点が遠いとこちらからはどうしようもない。裏の組織が潜り込まなかったことを喜ぶべきだろう。放置していたら潜り込まれただろうからな。そんな状態だと町が死んでしまう可能性があったんだよな。


 とりあえずは、内政面で問題になることは起きていないはずなんだよ。商人に紛れてスパイが入り込んでいるのは知っているが、こっちは流石に処分できないからな。あからさまなスパイは処分しているが、商人として入ってくるスパイまでは潰せない。流石にそんな真似は出来ないんだよ。ただ、未だに何を探っているのかが解らないんだよな。特に秘密らしき秘密も無いんだけど、何がしたいのかが解らない。余計に不気味なんだよな。どうでもいい情報ばかりを集めさせているのが気になる所なんだよ。どう考えてもそんな情報は必要ないだろ? って情報でも抜いていくから困っているんだ。


「スパイの出所も解らない感じなんだよな?」


「ですね。何処から来ているのかも解っていない感じです。というよりも、目的がないのではないかと最近は思い始めたのですが」


「目的がないとはどう言う事だ?」


「初めからスパイとして入ってくる人間は処理していますが、商人として入ってくる者については、ありきたりな情報収集しか任せていないのではないかと思ってきました。欲する情報に偏りはあるものの、これと言ったキーワードがある訳でもなく。普通の情報収集程度の事なのではないかとは思っていますね。他の貴族家を監視するくらいには気になっていると言う事なのでしょうが」


「正直、人材が余っていないとこんなことは出来ないと思うんだけどな。商人にしても、稼ぎにならないならこんなことはしないはずだしな」


 情報を買う方が、何の情報が欲しいと言っていない事になるんだよ。何でも良いから情報が欲しいといった感じで集めているなら解らないでもないんだが、そんな目的以外の情報を入手してどうするんだって話ではあるんだよな。探られているのは解っているんだが、何を探られているのかが解らない。解らない事ほど、怖い事は無いからな。現状、もの凄く怖い状況が続いているんだよ。


 すごく気になるんだけど。探りを入れられている状況でカウンターが出来ないことがこんなにも辛いとはな。商人を殺すわけにはいかないし、確定でスパイだと断定することも出来ない。解りやすい奴に関しては殺しているが、そうじゃない奴らは放置するしかないんだよなあ。潜り込ませる方も潜り込ませる方で苦労しているのかもしれないが、こっちとしてはもの凄く迷惑をしているんだよ。そんな事に労力を使いたくはないんだ。


「まあ、なんだ。適当にとは言わないが、情報だけは集めておいてくれ。出来れば特定したいが、無理だろうからな。隣なんかがそんな事をやっていたら直ぐにバレるんだろうが……」


「隣では無いのは確定で良いでしょうね。もっと別の所から探られていると思います。本当に何を探られているのかが解らないので、どうしようもないのですが」


「目的すら不明だからな。何がしたいのかが解れば、対策もとれるんだけど」


 疑心暗鬼にしたいのであれば、かなり成功していると言ってもいい。俺はかなり混乱しているからな。何が目的なのかが全くわからないスパイを送り込んできても、成果は上がらないとは思うんだけどなあ。何かしらの情報を持っていかれているんだろうか。


 解らないことを考えていても仕方がないんだけどな。とりあえず、目の前にある反シリエント公爵軍がやってくることに目を向けておいた方がいいだろう。そっちは失敗させるわけにはいかないからな。シリエント公爵を処刑するまでは安心できない。しっかりと殺し切るまでがお仕事なんだよ。この国からは退場してもらわないといけない。シリエント公爵は色々とやり過ぎたんだ。それを清算しないといけないんだよ。それが俺たちの役割でもあるんだ。落とし前はきっちりとつけて貰わないとな。


 後は来て貰うだけなんだ。食料なんかの補給はしっかりと出来るようにはしてあるつもりだ。足りないことは無いとは思う。必至になって集めたからな。なんとか足りているとは思うんだけど、それでも若干の不安は残る。この出来が、俺の査定と思っても良いからな。ここでの出来が悪ければ、次の国の統一の時に色々と問題が出てくるだろうし。


 統一まではホムンクルスを作り続けないといけない。ホムンクルスの数が重要だからな。なんといっても戦力にもなるし、労働力にもなるんだから恐ろしいものなんだよ。俺はとりあえず労働力として使っているけど、戦力としても結構やるからな。そんなのを数揃えれば、ある程度の事は出来てしまうんだよな。それが一番恐ろしい。人以外の戦力は召喚獣だけじゃないんだよな。

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