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ソウルメイトは貧乏神  作者: ルケア


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反シリエント公爵軍の出陣は?

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「来たか。漸くと言った感じか。準備は整ったか。後は決行するだけ、って感じなんだな」


「でしょうな。クリエミルツ辺境伯が先頭に立っているのであれば、もっと遅くに通知がされたのでしょうが、ベルゲンリッツ辺境伯家が音頭を取っているので、このタイミングと言う事ですな。移動に時間がかかり過ぎるのが問題でしょう。流石は最南西端の辺境伯家ですな。距離はクリエミルツ辺境伯家と往復するのに2年近くはかかりそうです」


「召喚獣を上手に使えば、移動なんて直ぐなんだけどな。その辺は考えて貰わないと困るな。国を統一したら、その辺はきっちりと指導してもらわないと困る。クリエミルツ辺境伯様が一番よく解っているとは思うけどな。……問題は召喚獣に対しての知識量だ。俺と兼平が得意分野ではあるが、他の貴族家にもルキフグスを配らないと難しいんじゃないか?」


「でしょうね。わたくしもそこまで詳しい訳ではありませんから。精々が自分の系統の召喚獣であれば、という感じですので。それならば兼平殿の方がよく知っておられますからね」


「種族的な物もあるでしょうからな。しかし、ルキフグスだと言っても、知識量には個人差があります。何処までを許容できるのかという所はあるでしょうな」


「そんな事はどうでもいいのさ。そんなのは全部が終わってから考えれば良いのさ。それよりも何時どうやって反シリエント公爵軍を送り出すのかが気になるのさ」


「ああ、それか。今が5月24日だろ? クリエミルツ辺境伯様が動くのが来年の6月10日だ。一旦南下して俺たちの領地に接触、そこから補給をして討伐先まで移動する。俺たちの所に来るのは、8月頃だろうな。そこから10月には侯爵家と伯爵家を攻める。その後にシリエント公爵家を攻め滅ぼすと。そういう流れになるかな。俺たちの役目はここからの従軍と補給だ。俺が従軍する気満々だったんだけど、駄目って言われたから、チューリテル騎士爵に出張って貰うつもりで居る。そうしたら再来年の4月には、新しい派閥になっていると。そういう計画だな。その通りに行くのかどうかは解らない。やってみない事にはどうにもな」


「しかし、向こうも無策で居るとは思えないのです。何かしらの罠を仕込んであると思いますね。わたくしであれば、反シリエント公爵軍に反乱分子を潜り込ませるでしょう。そこで一思いに暴れてもらうなどはするでしょうか?」


「己であれば、敵対派閥の所に宣戦布告の通知を送りつけますな。そうすれば、敵対派閥の軍勢が攻め込んできたと誤認して、勝手に争ってくれますからな。そのくらいの罠は当然のように使うでしょう。もっとも、シリエント公爵が何を考えているのかまでは解りませんが」


「だよな。同士討ちに離反計、第3勢力の作成と、色々とやることはあるよな。それを全部やってくると想定して、勝てるだけの軍隊を用意しているのかって所か。正直男爵家でも、多少抵抗するくらいは出来るだろうからな。足止めには出来る。だが、最後の最後はのまれることになるんだが、勝てる算段があると思うか?」


「難しいでしょう。足止めが精一杯なのではないかと思われます。流石に戦力の数が違い過ぎますので。数は力です。それはなにものにも変えられません。召喚獣の質でどうにかするという手段も取れなくはないのでしょうが、それでもSPが高い召喚獣を揃えなければ難しい話になってきます。無限召喚をしようにも、今回の討伐軍にはサンダルフォンを組み込んであります。無限召喚は無効化されますからね。しかもこちらは封じられていないのですから、やり様は幾らでもあります。たとえ封じられたとしても、そもそもの数の利がありますので、押し切ることは可能でしょう」


「難しい話は必要ないでしょうな。数を押し付ける。それだけで勝てるのですから。作戦は至ってシンプル。多い方が勝つ。これに尽きると思いますな。どうしても勝てないという状況に追い込まれても、こちら側は切る札がありますので。戦いというのは攻め手側が圧倒的に有利なのです。防御側の方が耐えれば良いとよく言いますが、何処で耐えればいいのかの選択権は防御側にはありません。攻め手側が何処を攻めてくるのかが解らないのですから、守る場所を決めることは出来ないのです。もし守る場所を決めれるのであれば、それは領都を守る時のみになりますな。しかし、領都を守るという選択をした場合、領都以外は守れなくなるので、結局はどうしようも無くなるのです。ですので、戦いは攻め手こそ有利。こちら側が有利なのです」


 まあ、確かにな。男爵家程度は足止めにしかならないし、壁として機能するのは伯爵家からだろう。その辺まで攻め込まれていたら、そもそも負けが近いんだよな。回り込まれたら終わるんだし。そもそも移動で空を飛ばれたら無意味になるんだよな。無限召喚は封じるから、空中の封鎖も難しいだろうし。そもそも空を飛べる召喚獣を多数用意できるのかがまず怪しい。


 そして、攻め手側が有利というのも本当だな。どう考えても攻め手側が得をする。守る場合、何処に敵が来るのかが解らないんだ。それを想定して戦力を散らさなければならない。攻め手は3倍の戦力が必要だと言われることもあるが、それは砦や城を攻める時である。そもそも内地である公爵家に砦なんてものは無いだろうしな。内乱に備えて作っておきましたなんていう話だと、逆に内乱を起こすつもりかと怪しまれる。そんな真似は出来ないだろう。


 と言う事は、戦力の1対1交換をする事になるだろうから、単純に数が多い方が有利になる。討伐軍の方が数は多いのだから、苦戦することは無いとは思うんだけどな。俺も前線に出たかったんだけど、駄目って言われたからなあ。こういう時に活躍してこそだと思うんだけど。絶対に勝てる戦いなので駄目だと言われてしまった。こういうのは手柄を横取りしたと思われるからよろしくないらしい。勝てるかどうかわからない時に向かうのが良いらしいのだ。……貴族が死ぬ可能性もあると思うんだけど、それは良いんだろうか? ちょっとよく解らないんだよな。その感覚が。負け戦に出て行くなって言われるならまだ解るんだけど。


「まあ、俺たちはここで様子見だな。何ができるわけでもないし。しっかりと勝ってきてもらおうじゃないか。余裕をもって構えておく方が良いんだろ?」


「そうですね。余裕がある時は出ない方がいいので」


「法衣貴族に手柄を与えた方がいいでしょうな」


「そもそも総大将が戦争に出て行くなさ。負けたらどうしようもないのさ」


「言われていることは、まあ、解るけど、総大将だから出ないといけない時もあるんじゃ無いのか? そういう時の方が多いと思うんだけど」


「頂点を決める時など、必要な時には出ますよ? ですが、今回は出る必要はありませんね」


「派閥内の内乱程度で総大将を出さねばならない程、人材不足ではありませんからな」


「そもそも安全なのが良いのさ。戦争には出たいとは思わないのさ」


 そりゃあ、戦争に出ないことに越したことはないと思うけどさ。それを言ったら終わりじゃないか? 貴族なんだから、戦争には出ないといけないと思うし。まあ、内乱程度でって話なんだけどな。次の国家統一の時に備えておけって話なんだろうさ。その時は出ないって選択肢はないと思う訳だ。最前線で指揮を執る必要があるだろうからな。その時まではお預けだ。そっちも出ないでいいのであれば、出来れば出たくはないんだけどな。

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