お昼
1日開いてしまい誠に申し訳ありませんでした!
「あはは、俺借金だらけだね...」
「じ、人生山あり谷ありと言うじゃないですか!」
「うん...咲優はいつも億万長者だね...」
「こ、これは只のゲームです!大丈夫ですよ!」
「ゲームでさえ失敗するなんて...現実は俺には重いなぁ...」
あはは、人生こんなもんか...涙も溢れてこない。あ、ゲームだから当然か
「そ、そういえば、もうすぐお昼ですね!ご飯はどうしましょう」
「そうだなぁ、俺金ないしそこら辺の薬草でも...」
「ぽ、ポジティブ!そうだ!気分転換にコンビニいきましょう!」
「そ、そうだよな!気分転換も時には大事だよな!」
「その意気です!レッツゴーです。」
そういわれて半ば洗脳気味に俺達は一階へ至った。
「じゃ、俺は母さんに断りいれてくるから少し待っててくれ」
「はい」
そう言いながらリビングの扉を潜る。母さんが家事に取り組んでいて物心ついた頃から見慣れた光景、ではなく...
「今日は母さん用事なかったんじゃなかったっけ ...?」
そう、母さんはいなかったのだ。きれいに、跡形もなく、まるで誰かが後から使うように綺麗にされてまで....
それから俺は食卓の上の1枚の紙が見えたので近づいてみてみたのだが..
「『食材は一通り冷蔵庫に揃ってるわよ~お昼まだでしょ?何か作っちゃいなさい!』
....俺、卵焼きと目玉焼きしか作れないのだが...?」
俺の頭の中はたぶん煩悩がほとんどを占めているので調理に関するレパートリーなど初めてカラオケに行ったときに等しい。
母さんも俺が調理出来ないこと知ってるはずなんだけどなぁ ....?
ん?この紙裏があるぞ?
「なになに?
『追記~咲優ちゃんの分もちゃんと作るのよ?あ、作って貰うのもありかもねぇ。調理器具は好きに使っていいぞ!』
.......何がいいぞ!だ!」
そんなの咲優が絶対戸惑うに決まってるし、第一面倒だ。
確かに咲優の料理はとても美味しい。食べられるのならいつだって食べたい。正直母さんの料理よりーーえっホン....いや、何もない。いないはずの人物から冷気を感じるはずなんてあるはずがないのだ。
「あの、巧樹君?何かありました?」
「うおっ!?咲優か...母さんかと思った....」
「ど、どうしたんです?」
「いや、大丈夫....それより、この紙を見てくれ。ちなみに裏もある」
「は、はぁ。
ふむふむ、.....ふむ.....?......ふむぅ!?.....//ふむふむ.....」
な、なんだ?ふむふむとしか聞こえないのだが....やめて、ずっと繰り返してると逆に聞こえちゃうから....
それより、急に赤くなったと思ったら真剣になったりして、本当に感情が多いなぁ。こんな美少女が家にいるだけでヒーターとか要らなくなりそうだな
「なるほど....巧樹君何か食べたいものはありますか?」
「そうだなぁ、じゃあ、オムライスでも....っていや、どうした?」
なんか、その場の勢いで自然に答えそうになったけどなんとか踏みとどまる。
てか、由実に頼むときはいつも卵料理なのでそれすらも無意識のうちに口から出ていた。
卵、恐るべし
「私がお昼作ります!」
「え!?いいのか!?」
「え、ええ、私も食べてもらいたいので..,//」
「本当か!?ありがとう!」
「で、では冷蔵庫拝見してもよろしいですか?」
「おう、一通りなんでもあるらしいけどまずはちゃんと見てからだな」
冷蔵庫をあける。中には食材の数々ーー
「ん?」
「え?」
ではなく、野菜は少数で後は...卵で一杯だった
「.... 」
「....オムライスでよろしいですか?」
「あぁ...」
うーん...母さんの一通りって一体全体なんなんだ?
近々巨大プリンでも作るつもりだったのか?ってくらいだった
この状況、私ならトイレに逃げそう()
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