コンコン、妹だよ!
※もしも理想の妹がいたら※
コンコン、と俺の部屋の扉が叩かれる。
「お兄ちゃーん、理科教えてー!」
ガチャリと扉が開き、ピンクの寝巻きを着た妹が現れた。
「お兄ちゃん、お願い!ここ、わからないの。」
そう言って、冬休みの宿題のワークを見せてくる。
俺は勉強机から離れ、白い背の低い机に妹を座らせ、解き方を説明する。
「ん、台車の速さか。これは、このグラフから差を読んでだな……………………で、この数字がここに入って、こうなるわけだ。」
隣に座ってふむふむとルーズリーフを見て頷く妹。
その髪からフワリといい香りが漂ってくる。
(同じシャンプーなのに、何が違うんだ?……っと、だめだ!)
「どうしたの、お兄ちゃん?少し顔が赤いよ?」
妹が俺の顔を覗き込んでいた。
「あ、いやっ、なんでもないよっ。」
ふーん、そっか。と妹も姿勢を戻す。
それじゃあ、と、数字だけが違う問題をさせてみる。
「んーと、これがこうだから、こうなって……、あ、やった、出来たよ、お兄ちゃん!」
そう言って俺に笑顔を向ける妹の頭を撫でてやる。
その時、ちらりと妹の胸元からブラが見えてしまい、俺は顔をそむける。
「あっ、お兄ちゃんのえっち!」
少し顔を赤く染めて、胸元を両手で隠す。
「わ、悪かったよ。でも、お前も人の部屋来るときは気を付けろよな。」
わかったよ。の後に付け加えて、
「そんなんだから、彼女さんできないんだよっ。ま、私はお兄ちゃんとの時間が増えるから全然おっけーだけどっ!」
「なっ、余計なお世話だよ!オッケーでもねえし!いや、まあ、さっきのは俺が悪かったけど。」
そんな俺に妹はニヤニヤしながら
「けど?けど、なあに?あ、そうだ、罰として冷蔵庫のプリンもらうね!」
(ああ、楽しみにしてたのに……。)
ガクリとうなだれる俺の頭をポンポンと叩いて、
「 えへへ、お兄ちゃんの説明はとってもわかりやすかったよ!いつもありがとうね!」
それじゃあ、と言って妹は自室へと戻っていった。
「お兄ちゃん、か……。俺も宿題しないとな。」
俺は勉強机に戻って、数学を再開するのだったが、
「水色、か……。」
少し頭を冷やす時間が必要そうだった。
はいどうも、おはようこんにちはこんばんは。
理想の妹が欲しい!
そんだけです。
コメントはいつでも待ってるよ!




