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第四話

鑑定の儀から三年、ついに俺はレベルが5になった。

俺のスキル、テイムは少々特殊で、レベル5で一枠解放、10で二枠目、30で三枠目、50で四枠目、80で5枠目解放と、魔物を仲間にするための枠が、レベル5まで0枠で、テイムすることができないのだ。


「にしても、三年もかかっちまった...。いや、そりゃそうか。」


俺は鑑定の儀から帰った日から、風魔法や魔力操作を鍛え、両親にはバレないように密かに山に潜り、スライムを狩り続ける。そんな日々を三年間毎日続けてきたのだ。...いまさらになって思ってみれば、スライム以外を倒せばよかったかもしれない。

例えば、ここより少し奥にいるゴブリンの経験値は、スライムが1だとすると大体10入るらしい。我ながらアホだ。もっと早くに気づいていれば...。


まぁ、そんなことはいい。とにかく、俺が一番最初にテイムする魔物は、「金属スライム」である。どこぞのメタルなスライムとは違い、大量の経験値を落とすわけではないが、なかなか見つからないくせに、逃げ足も速い。それだけでなく、とてつもない魔法耐性、並の剣では歯が立たないくらい硬い。代わりにものすごくHPが低い


そんな奴をどう捕まえるかって?なんと俺は、スライムを1000体以上倒していた。ここが重要なのだが、『スライム種』ではなく『スライム』のみだ。まぁそれにより、スキル『スライムハンター』を取得できた。効果は、『スライム種との戦闘時、ステータス1.2倍。全ての攻撃が防御を20%無視する』である。


これがなにを意味するか...そう、俺は金属スライムの硬さを無視して、その少ないHPを削りきることができるのだ!まぁ、まず見つけるのが大変なのだが。


さぁ、ここからは毎日金属スライムを探し続けるだけだ!頑張るぞ!


ーー


「居た...。」


金属スライムを探し始めて早3か月。俺はようやく、金属スライムを発見することに成功したのだ。長かった...。


さて、気を取り直して、さて、いっちょ殴りに行きますか。俺は全力で走り出す。実は俺は、テイム取得前に何度か戦ったことがあるのだ。同じ固体化は分からないが、もしあいつと同じ挙動をするなら、この辺で右に曲がるはず!


全力で右斜め前にジャンプ。それと同時に、金属スライムを叩き潰す!


『テイム必要条件が達成されました。金属スライムをテイムしますか?』


機械的な女性の声が聞こえる。レベルアップの時に聞いた声だ。それと、目の前にはYESかNOの選択肢がある。迷うわけがない。勿論YESだ。


『金属スライムがテイムされました。名前を付けてください。』


うーん、名前...俺こういうの苦手なんだよなぁ。


「メタル...。お前は今日からメタルだ!」


その瞬間、液状化していたメタルの体が、元の形に戻った。


「成功...でいいんだよな?これって。」


メタルに手を伸ばしてみた。逃げない...。つまり、これは成功したということだろう。


「いよっしゃあ!ついに初テイム成功!」


喜ぶのも束の間。俺はさらにもう一つの課題に気が付いた。こいつ...どうやって持ち運べばいいんだろう。だってよくよく考えてほしい。魔物は普通、人類の敵である。しかももしこれから大きい魔物がテイムできた時、どうしたらいいんだろう。


『神様から、箱庭というスキルがプレゼントされました。それと、ボイスメッセージを預かっております。ごめんごめん。儂またうっかりしとっわ。お詫びに、アイテムボックスとテイムした魔物の住む場所を合わせたスキル送ったから許して!マジメンゴ!』


...神様ぁ


現在ステータス

レオン・ソルミアス

Lv5 種族 人間

HP 155(+5) 成長性B

MP 100(+10) 成長性B

攻撃力 50(+5) 成長性C

防御力 200(+155) 成長性C

魔力 100(+10) 成長性B

敏捷 200(+150) 成長性C

所持スキル

風魔法Lv3 魔力操作Lv3 魔力感知Lv3 テイム スライムハンター 硬化Lv2 全属性魔法耐性Lv5 状態異常耐性Lv5

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