プロローグ
どうも、厨二好き魔王です。今回初めて小説を掲載さしてもらいます。いたらない点やここ間違っているだろうと言う点があれば是非教えてください。
妖怪もしくは妖。これらは日本の昔話などに出てくる。だから一般的には架空の物と思われがちだが事実は違う。妖怪は存在する。勿論、昔話などに出てくる妖怪とは、姿形は異なるが存在する。それに伴い妖怪を祓う者たちもいる。この物語はその妖怪を祓う者たち通称『祓い人』の中でも有力な家系に生まれたにもかかわらず、祓う力を持たなくして生まれた者の物語である。
俺、山崎翔はどこにでもいる男子高校生なのだと、いいたいところだが違う。俺は、祓い人の中でも有力な家系に生まれた人間だ。つ・ま・り、俺は妖怪を祓う力を持っていないのである!これを聞いたら誰もが、えっ?と驚くだろう。なぜかは知らないが俺だけがそんな夢が体現したような力を持っていないのである。俺以外の家系の物たちは持っているのに。だから、普通に高校生活を送っているのだが最近嬉しいことが一つだけあった。それは、俺に彼女が…
「ショ~ウ~」
そう、今こちらに来ているのが俺の彼女である菊池南だ。
ああ、とてもいい笑顔で手を振っていらっしゃる。でもね、お願いだから最後まで言わせておくれ。
「翔、どうかした?」
「何にもないよ。」
「ならいいか。今日ね、翔のためにね、すっごくいい物を持ってきたの。何だと思う?」
「エロ本?」
「・・・・・・」
「ゴメンナサイ。だから、そんな虫を見るような目で俺を見ないで」
「じゃあ改めてなんだと思う?」
「…お菓子かな。」
「違う。正解は、映画のペアルックチケットです!」
こんな感じに高校生活を満喫しているわけだが、一つネックなことといえば同級生の秋山海人という払い人がいつも俺のこと《祓い人の出来損ない》といって嫌っていることだ。おそらく俺が秋山の好きな菊池南と付き合っているせいだと思うが、最近俺を見る目に憎悪が映っているように思えて仕方がない。すると、ある声が聞こえてきた。
「俺の親父超有名な祓い人でさ、三大妖怪の内の一人《大嶽丸》を封印したんだぜ。ほんで、その妖怪を封印した技を授けてくれるって言ってんだ。やっぱり俺は凄えよ。どっかの出来損ないと違って。」
同じ祓い人仲間と話しながら横を秋山は通り過ぎていった。皮肉を言いながら。
「は~」
「大丈夫?翔。」
「ん?ああ、大丈夫だ。南がそんな気に悩むことはないよ。」
「…分かった。」
渋々といった感じだが実際、南がそんな気に悩むことはない。秋山が本当にやばいことを起こさなければだが。しかしそんな考えはすぐに崩れることになる。そうとは知らず、俺はいつも通り学校に向かった。
*
放課後のとある教室で、秋山はとある人物と話していた。
「くそっ。なんで南があんな出来損ないと付き合っているんだよ!」
「まま落ち着けよ、秋山。そう焦ることはないって。お前の親父が封印したあれを解放すればうまくいくさ。だから、それまでは大人しくしとこうぜ。」
「本当にそんなんでうまくいくのか?」
「ああ、うまくいくさ。」
そう言って、とある人物は、酷薄な笑みを浮かべるのだった。
*
学校の帰り道、俺は南と二人で帰っていた。
「日曜日の午前10時にあの犬の銅像の前で待っていて。」
「分かったけど何の映画見に行くんだ?」
「それは日曜日のお楽しみ。それで突然話題変わるけどさ。」
「ほんとに突然だな。」
「うん。翔は、妖怪を祓う力を持たないじゃん。だから、妖怪を見ることもできないの?ごめんね、急に変なこと聞いて。」
「そうだな、確かに俺は妖怪を祓う力を持っていない。けど、妖怪は見えるよ。親父曰く突然力に目覚めるかもしれないから、妖怪を見えるようにしとけって言われて、今かけている眼鏡は度が入っていない。代わりに妖怪が見えるだけでなく声や足音も聞こえるようになっている。だから、正確には俺自身は見えない。けど、どうして急にそんなことを聞いたんだ?」
「えーとね。一応私も祓い人の家系じゃん。だから、親が付き合うならせめて妖怪が見える子と付き合いなさいって。」
「つまり、俺に妖怪が見えなかったら別れたと。」
「そんなわけないじゃん。もし翔に妖怪が見えなくて、親に反対されても私は翔と付き合ったよ。」
「そっか。なら良かった。そういえば南はどのくらいのレベルの妖怪なら祓える?」
「私は、だいたいDランクの妖怪なら祓えると思う。だから、あまり高すぎ…」
「静かに!」
南は小声で言った。
「どうしたの?」
「何か変な音聞こえない?」
「そんな音聞こえ」
ドンッドンッ
「やっぱり聞こえた。」
「だろ。」
周りの人の反応を見る限り自分達にしか聞こえてない。つまり、妖怪か。しかも足音から察するにかなり大型。さすがに、ここは逃げるしかないか。
「南!一度逃げるぞ!」
「え?何で逃げるの?いや何かまずいことが起こっているのは分かるけど。あっちょと待てよ!」
「南、早く!」
「分かったからそんな大声出さないで。」
さて、どうしたものか。公園に引きずり出すか、いや公園は幼い子供もいるから駐車場の方が
「きゃっ」
「どうし…」
振り返った先にいたのは、全長約四メートル強鎧のような筋肉を身にまとい右手には体より大きい斧を持っている。顔には特徴的な角がある。どこからどう見ても大嶽丸だ。は?なんでこいつがここに居る。先日、封印されたんじゃなかったのか?不意に、声が聞こえた
「助け…て…」
そこには大嶽丸に首を掴まれた南がいた。
「南!今助ける!」
オレが動こうとしたそのとき不意に大嶽丸が口を動かし言った。
「弱キ者ヨ貴様ニハコノ娘ヲ助ケルコトハ出来ヌ。コノ娘ノ魂ガ我ニ食ワレルノヲ見テイロ。」
そう言って大嶽丸は俺の右手を片手に持っている斧で切断した。
ブシュッ
「グハッ」
駄目だ。痛みで思考がまとまらない。冷静になれ俺。痛みで体が動かない。どうやって南を助ければいいんだ!
その時大嶽丸が南の顔の前に手をかざした。
「くっ…もうだ…め…」
「南!」
「…翔。ご…めん…ね。さよ…なら。」
そう言って南は大嶽丸に魂を食われて目を閉じてしまった。一方で南の魂を食った大嶽丸は何かを言って去っていたが今の俺には何を言っていたのか聞こえない。
「そん…な。何でだよ、何でなんだよ!何で南が謝るんだよ!」
何が悪い自分が弱いせいかそれとも大嶽丸か?いや違うまず誰がこいつの封印を解いたんだ?秋山か?いやもうどうでもいいか。俺は今この理不尽な世界が憎い。妖怪も、封印を解いた人間もすべてが憎い。すべて消えてしまえばいいのに。その時俺は痛みが限界にきたのか意識が途絶えた。
まだどうも書き方がいまいち分からないためかなりおかしなことになっているかもしれませんが許してください。
さて、謝罪はこの程度にして。自分がなろうに書こうと思った理由は特にありません。
ゴメンナサイ。
連載周期はまだ分からないので気がついたら読んでください。ではまた次回。




