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昼は冒険者/真夜中は暗殺者  作者: きっと小春
火薬と銃の時代
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デリマリート家の血

その夜、リフィーネお母様の部屋に案内されると、お母様のメイドに大人の女性として必要最低限のエステティックを施される。クレンジング、深部洗浄、マッサージ、吸引、パック、整肌…。丸裸にされれ数時間、永遠に終わりが来ないのかと錯覚させられた時間だった。


うん、久しぶりに怖いと感じたよ…。


お母様も通常の倍以上の時間をかけているとメイドから聞く。何で? 何が始まるの? 可愛らしくも気品溢れるネグリジェを身に纏い、お母様が待っている寝室へ…。


***** ***** ***** ***** ***** 


朝、乱れた格好のまま目覚める。はっきりしない意識の中、窓際のテーブルで優雅にモーニングティーを飲む、お母様と目が合う。


あっ! と、我に返り挨拶をしようと、ベッドから飛び起きるが、全裸であることに気が付き、また固まってしまう。


「ふふっ。おはよう、エミリア。幼い肌が朝日を浴びて、宝石のように輝いているわ。とても美しい。さすが、私の娘ね」


私の娘…。私は、お母様に娘として認められたということ!? 


「お母様…。私…」声に詰まる私を抱きしめ、「ふふっ。まだですよ、今夜は、父親と…」と言った。


まだ正式にデリマリート家の一員として認められていないため、屋敷の裏口から出て、お母様の騎士に護衛されながら森の屋敷へ戻る。森の屋敷に戻ると、メイドに湯浴みの準備、軽い朝食を指示し、居間のソファーに倒れ込むように座った。


昨日の夜の出来事は、まるで夢のようだった。女としての喜び、性の快感、解放され死に触れるような絶頂。思い出しただけでも体が疼く。もう何も知らない子供ではない。


湯浴みと食事を終え、自室の寝室にて夕方まで寝ることにした。


***** ***** ***** ***** ***** 


フィルン侯爵は喜んでいた。「おぁ、流石、リフィーネじゃ、エミリアを一晩で女にするとは…」二

夜連続で自分の知らない未知の経験をするとは夢にも思わなかった。


父親との後、見知らぬ男性、自分の騎士たちにも…。あぁ、これが、ライゼーナから報告にあった”デリマリート家の血筋の殿方と一通り体の関係を持ち、最後に護衛騎士とも関係を持ち…”ということなのね。そして昨晩同様に、意識が飛び…夜が明ける…。


目が覚めると、父親であるフィルン侯爵ではなく、母親のリフィーネの部屋にいることに気がついた。どういうことなのだろう? 「おはよう、エミリア。男はね。自分さえ良ければいいのよ、女のことなんて、何も気にしていない。ただのケモノよ。どう? 体の調子は?」


昨日、確か養子は、父親と結べれることにより、血が混じり合い、本当の娘となるって、言っていたわね? 「私に、デリマリート家の血が流れるようになったのでしょうか?」


「そうよ、おめでとう、エミリア。あなたの力で、デリマリート家を導いてね」


***** ***** ***** ***** ***** 


翌日、フィルン侯爵は、デリマリート家全員を屋敷に呼び出すと、エミリアがデリマリート家の養女であることを正式に報告する。エミリアが挨拶をして、一同を見渡すと、男性陣は顔を赤らめ、女性陣はリフィーネを除いて厳しい表情をするのだった。


これで表の土台は固まったということだろうか? 後は、4つの裏ギルドに力を示すのみ。


さて、どのように実現すればよいのだろうか?


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