第二十六話 朝方の襲撃者・前編
さてリドア回です、まだまだ先になる正式授与式・・・
第二十六話 朝方の襲撃者・前編
:場所:アグレシア王国・王都アグレシア・王宮シュペリアーナ城・王宮広場:リドア視点:
さて時間はまだ太陽が昇ったばかりでアオノが加護と呼ばれる力についての本を読んでいる頃
、王宮広場にあるベンチで座っている人物が居た、その人物の姿は平凡な髪型で髪の色は黒で
瞳の色は黒で年相応の平凡な青年の容姿で服装はオレンジ色のコートを着ておりその上から
アダマンタイト製の鎧を装着し肩から腰まである黒青いマントを羽織った近衛が居た、その
近衛の名はリドア・リシュトールで王国シルダード近衛騎士団団長であり黄極の騎士と言われ
る王国近衛界最強の男であり、王国内でも上位に入る実力者である、そしてそのリドアは何を
しているかと言うと正式授与式での警備配置予定図を見ながら休んでいた。
「うん、ここにブルゴーア近衛騎士団をここに配備してここにはレイキャップ近衛騎士団を
配備した方が良いかなで式展場にはシルダード近衛騎士団とファルガード近衛騎士団を配備
したらいいか、で現在王都で待機している残り3個近衛騎士団は王宮の周りで待機させるか」
とリドアはそう言いながら慣れた手つきで警備配置予定図を書いていく、そしてリドアは
ペンを置き、考えるポーズをする。
「あー、疲れた・・・これで近衛騎士団各自の警備配置場所はこれでよし、あとの細かい箇所
の配置は各近衛騎士団長が決めるから残りの事務処理は装備の補充と式展用の武器の手入れと
正式授与式の練習を・・・あ!、他の近衛騎士団長と交代時間帯について相談しないと!、で
あとは・・・いかんいかん、休憩時間なのについつい仕事をしてしまった、ちゃんと休むのも
仕事の内なのに、これは父上に似たのかな、はー」
とリドアは警備配置予定図をベンチに置き、空を見上げる。
「今日の昼頃から、正式授与式についての最終打ち合わせもあるし、ちゃんと休まないと、し
かし・・・こう忙しいとついつい妹の職業が羨ましいく思えてくる・・・はぁーなんで独り言
言ってるんだろうか・・・あ、そうそうアズサ・トロッペリア副団長、休憩中とは言え背後
から近づいて、いたずらしようと画策するのは何度注意したら反省するだ・・・」
とリドアはそう言って背後から近づいてくる、アズサと言う名の女性が居た、その姿は、まず
金髪のぼさぼさロングヘアーで瞳の色は金色で全体的に整った顔立ちだが目の下に刃物傷があ
るそして服装はオレンジ色のコートを着ておりその上からオリハルコン製で出来た軽装鎧を装
着している、そして女性の右腕機械的な物で出来ており恐らく義肢なのだろう、そして背中に
は白い袋で刃を隠した大斧と甲羅模様が入った円形の盾を背よっている。
「あ、流石リドア団長、いとも簡単に私の気配気付くとは!、前より腕上がりましたか~」
とアズサは口元もニヤリとしながらリドアに話しかける、そしてリドアは。
「は~・・・偶然だ、それよりもだ、何ようだアズサ副団長、君が休憩中にわざわざここに
来るとは何かあったのだろ?報告を」
とリドアは適当に答えつつ、何があったのかとアズサに聞いた、そしてアズサはニヤリとした
口を閉じて真面目な表情になる。
「・・・はい、どうにも妙な気配がするのです、恐らく何者かが侵入したのではないかと思い
、報告に参りました」
とアズサはそう言った、それを聞いたリドアは。
(やはり、アズサも気づいていると言うことは、やはり監視されているんだな・・・何者かに
・・・は~去らば貴重なる休憩時間よ)
とリドアは内心ガッカリしていると侵入者の気配が動き出す。
「・・・アズサ副団長、仕方ないどうやら、侵入者とやらがこちらに近づいて来るようだぞ」
「・・・え?」
とリドアはそう言ってアズサの背後を壁を見つめるそしてアズサも自分の背後を見る、そこ
には何もないように見えるが少し景色がずれている、そして何もないところから怪しい仮面
を付けた黒ローブの人が現れる。
「おやおや、暗殺対象に発見されるとは・・・私もまだまだ未熟者ですね~」
と怪しい仮面をつけた黒ローブはまるで嬉しそうに言った。
「こいつが侵入者ですか・・・かなりやばい臭いがぷんぷんしますね」
「そうだな・・・この気迫からしてかなりの実力者だ気よ付けろよアズサ副団長」
とリドアとアズサは怪しい仮面をつけた黒ローブを冷静に警戒する。
「お!、いい無視ですね~、私は感激してしまいそうですね~、ただ暗殺対象外の雑魚が居
て邪魔ですね~」
と怪しい仮面をつけた黒ローブは余裕なのかアズサを雑魚呼ばわりしている。
「へ~、上等じゃないですか、その余裕をぶっ潰してやりますよ」
とアズサはそう言って白い袋で刃を隠した大斧を右手に持ち、甲羅模様が入った円形の盾を
左手に持ち臨戦態勢に移行する、そしてリドアは。
(は~すぐに短気になるのは治らないものか・・・しかしあの侵入者から感じる強者の気迫
からして自分より強いかもしれん、これは本気で行かないと死ぬな・・・)
とリドアはアズサの短気さに呆れつつ、怪しい仮面をつけた黒ローブから感じる強者の気迫
にここで死ぬ危険性を感じリドアはどこからか赤く光る文字が刻まれた大剣を取り出し、い
つでも攻撃できるように構える。
「お!~、その表情が絶望に変わるのが楽しみです!、ですがその前にさすがに一人で相手
するには少し辛いですね~じゃ魔法を使わせてもらいましょね~」
と言った後、怪しい仮面をつけた黒ローブは腕を大きく広げて魔法を唱える。
「闇儀式魔法【闇の影より来る暗殺者〈ダークシャドーアサシン〉召喚】!」
と怪しい仮面をつけた黒ローブが唱えるとその周辺より一メートルほどの円が現れるそれは
闇のごとく黒くおぞましいものであるそんなものが怪しい仮面をつけた黒ローブ周辺に十個
の闇の円が現れているそしてそこから黒い人影らしきものが出てくる、その姿はまず服装は
黒く染まったフード付きローブに足には黒い鉄板が仕込まれたブーツそして顔にはフクロウ
を模した仮面をかぶっている、そして身体中から闇のオーラが出ておりその皮膚も闇のよう
に黒く染まっている、そして手には鎌と曲剣と言った武器を装備している。
「フフフ、さて私の下僕達よ!その生意気な雑魚を叩き潰すのですよ~、そして黄極の騎士
、私の相手をしてもらいましょね~」
と言った後、怪しい仮面をつけた黒ローブは懐から鎌のような剣、通称ハルパーを取り出し
たあとリドアに襲い掛かる。
「きえええええええ!」
と怪しい仮面をつけた黒ローブは奇声を上げつつハルパーを振り上げる、だが突如怪しい仮
面をつけた黒ローブ魔法を唱える。
「強化魔法【中級跳躍力向上】!」
と唱えた後怪しい仮面をつけた黒ローブは軽く跳躍する、するとハルパーを振り上げたまま
縦回転しがらリドアが構えている赤く光る文字が刻まれた大剣に向かってハルパーを叩きつ
ける、そしてリドアの持つ腕と赤く光る文字が刻まれた大剣はとてつもない衝撃を受け止め
てしまう、リドアは凄まじい振動を耐えつつ武器を握りしめて反撃にでる、リドアは火事場
の馬鹿力を発揮し、怪しい仮面をつけた黒ローブを赤く光る文字が刻まれた大剣で吹き飛ば
す、そして吹き飛ばされた怪しい仮面をつけた黒ローブはくるっと宙を舞い着地する。
「なんと!私の一撃を受けて武器を落とさないとはね~・・・これは楽しくなってきましね~」
と怪しい仮面をつけた黒ローブは嬉しそうな声でそう言った、そしてリドアは内心かなり焦
っていた。
(何だ、今の一撃は!危なく火炎大剣を落とすところだった・・・)
とリドアは冷や汗を流す、そしてリドアは戦闘中に怪しい仮面をつけた黒ローブに筆問する。
「名を聞きたいが、良いかな?」
と言ったそして怪しい仮面をつけた黒ローブはリドアの発言に対して笑いだす。
「フフフハハハ、これはこれはまさかこのタイミングで聞いてくるとは面白いですね~」
と怪しい仮面をつけた黒ローブそう言ってお腹を抑えながら笑い続ける。
「・・・そんなにおかしなことかな?、自分より強い者が居たら例え戦闘中だとしても聞く
と思うが?」
とリドアは素の顔でそう言った、そして怪しい仮面をつけた黒ローブはお腹を抑えるのを
やめて、リドアの目を見る。
「ふん、そんなもんかね~まいいか~、特別に教えてあげるね~、私の名前はね~ヤザリア
で裏では『血の鎌狩り』と呼ばれているだよね~」
と怪しい仮面をつけた黒ローブはリドアに名前を教えた。
「そうか・・・なるほど、では、血の鎌狩りのヤザリア、戦闘再開しようではないか!」
「へ~いいよその顔、暗殺しがいがあるもんだね~」
とお互いがそう言ったあと再び戦いを再開する、そしてこれが表と裏の強者の本格的な戦い
の始まりである。
はい、続きは次回です、次の投稿は3月2日です。お楽しみに。




