進む者
もう、最弱とは呼ばせない。
俺は、支配者として、椅子に座っている。
嘘だ、せっせと働いている。
なんだか、前世よりも充実した生活が遅れている気がする。
幸せな日々が続いている、これからもずっと平和で・・・。
なんてわけにはいかないのが、このファンタジーな世界だ。
俺は、今人間の体で、スキルを使ってみている。
実は取得したのを忘れていた宝剣と名刀。
唱えた瞬間、手に二つの刀が出た。
合体させると、切った瞬間謎の光が出る技となった。
切った瞬間、燃えたり、凍ったり、いろいろ起こるようだ。
そうして、サボってスキルを使っていた。
すると、また謎の声が聞こえた。
「神剣蟻刀、に進化しました
剣豪の永続スキルがつきました。」
永続スキル?これは初めてだな、ちょっと剣をもう一回出してみるか。
そして、刀を触ると、顔を歪めてその場にしゃがみ込んだ。
全ての剣技が見える、処理がしきれない。
「スキルが称号と合わさり進化しました、剣豪が合成されました
永続スキル:天智天武になりました。」
そしてもう一度、剣を握ると全てを把握しきれる。
言葉では言い表せないが、神になったような。
元から神だがな。
そして、進化した剣を見てみると黒い刃に、謎の宝石?っぽいものが真ん中部分にある。肢の部分は、握りやすい作りとなっていて、自分から見た大きさは、身長と同じくらいだ。
そして、特徴は、肢の部分に刻まれた謎の模様だろう、俺にもさっぱりわからん。
ただ、アリっぽい感じがする。
そして、帰るとみんなが小さくなっていた。
俺の背の半分くらいだろうか。
仰天した、アリたち?も仰天した。
なんと、俺の身長は五メートルほどになっていたのだ、大きな作りの建物にしないと行けなくなったので、せっかく出来かけていた一階部分がただの民家となりましたとさ、トホホ。
さらにスキルを使っていたらどんどんでかくなる気がしたので、先にみんな使うように言っておいた。
俺は、合法でスキルの合成ができるのだグヘヘ。
そして、いろいろ試してみた日頃使わないようなのまで全部使った。
永続スキルだけだと、神風、心眼、神出鬼没、蟻神、天智天武
合成系で新しいのは無しだ、かなり少なくまとまった。
そして、こいつらのスキルは、おいおい使っていこう。
いやー便利になった。




