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Numbers Monster  作者: 異龘ヒデヒト
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第3話 見えぬ何か

合体(リンク)…

モチーフの能力が高い桁とだけができる技。

ルートとナモが、ひとつになることで今までの、バージョン変化(チェンジ)で使用していた時のナモの力とは比べ物にならない程の膨大な力を産む。



デススロットは暴れていた。

何も無い虚無を殴り続け、地面に穴を開けまくっていた。


「わかった!」


ルートとニャニーフは目を瞑る。

デススロットが俺らに気づいていないことが何よりも、幸いだった。


ルートとニャニーフは光に包まれる。

2人は強くイメージする。


2人が重なり合うイメージを。


2人の意識の中で重なり合った時。

2人は同時に叫んだ。


「バージョン超変化(アップ)!合体(リンク)」


2人は強い光に包まれた。

デススロットがその光に気づく…

眩しさのあまり腕で顔…ピエロのお面を隠す。


そして、光が収まったとき。2人はひとつになっていた。


ニャニーフのモチーフ…猫のよう……

いや、もはやこれは、猫以外の凶暴的動物のなにかに見える。


長い耳を立て長い尻尾に、鋭い牙に爪。


両手にはバージョン変化(チェンジ)No.222

ーニヒャクニジュウニー ニャニーフの武器があった。

錆び付いた金属のオープンフィンガーグローブ。

手の甲からは20センチほどの2本の刃が出ている。

そして手首には黄ばんだ白の上に赤い字で【222】の文字があった。


猫のようにしゃがむルートは、デススロットを睨みつける。


デススロットは地面を蹴りルートへと近づいて来た。

その反発力を利用して思いっきりルートを殴る。


しかし、物凄いスピードでルートは交わした。


死(デス)の覚醒(エピファニー)により

180センチから、4mにまで高くなったデススロットの顔まで飛び上がるルート。


そして顔面…もといお面に1発を入れた。

「ぐぉぉ!」


バランスを崩しつつも何とか耐えるデススロット。


「死(デス)の最高攻撃(インパクト)」


体制を整えたデススロットはルートを殴りつけた。

ルートも避けれぬほどの猛スピード。


ルートは壁にめり込む。


デススロットはめり込んだルートを何度と殴りつけた。


ガッ!

デススロットの腕が止まる。

ルートは左手でデススロットの腕を抑えた。


「痛てぇな!」


ドン!

右手でデススロットの腹を殴り吹っ飛ばす。


吹っ飛ばされたデススロットが両足で踏んばる。


壁からルートは飛び出しデススロットを殴る。

それを止めてデススロットがルートを殴る。


そんな攻防が続いた。


ルートが今まで受け流していたデススロットの腕を上へと払い除け、手の甲から飛び出ているブレードで突き刺す。


「ぐおおお!!」

脇腹を狙う鎌を左手で受け止める。


そして一回転するようにデススロットの顔面を蹴り上げた。

デススロットはそのまま倒れ込む。


「終わりだ。信(ビリーブ イン)じた輝(シャイン)き」


空中からデススロットを目指して光の柱が、ルートから放たれる。


ドドン!!!

光の柱はデススロットを貫く。

そしてだんだんと柱は細くなっていきやがて消えた。


ルートは床へと着地する。

デススロットが起き上がらないのを確認すると合体(リンク)を解除した。


ルートは疲れとダメージで膝を着いた。


「大丈夫ですの?!ルートさま!」


「あぁ、悪ぃ…大丈夫だ」


ニャニーフの肩を借りながら立とうとするルート。

その時だった。


「ゆるさんぞぉ!!!」


振り向くとデススロットが立ち上がっていた。


俺も慌てて立ち上がる。


左目の部分だけ割れたお面。

見えている真っ赤な目で睨みつけてくる。


「死ねぇ!死(デス ・)のお告(オラクル)げ!!」


ホワン!


デススロットの重ねて構えた両手から、紫を基調とした虹色の輪が現れる。

そして、その輪はまるでビームのようにルートたちに向かって飛んでいく。


「バージョン変化(チェンジ)!No.0ーゼロー レイ!」

身体を支えていたニャニーフの肩を後ろへと押して、ビームを剣で受け止める。


「うっ、ウグッ!」


「ルートさま!逃げるですの!!」


「うるせぇ」


「なぜ守るんですの!私が…ナモだから……世界が滅びるから??」


「違ぇよ…」


「ならどうして!」


「仲間だからだろうが!!世界の破滅?んなもん知ったことか。滅びたきゃ勝手に滅びろ。だがな、俺は自分の命に変えても…仲間だけは守る!」


「仲…間……」


「てめぇらのそのお飯事はよぉ。虫唾が走るってもんだなぁ!!!!」


デススロットはさらに、パワーを込める。


「く、くそがぁあ!!」


ルートも負けじと最大限の力を出す。

ルートがズルズルと少しずつ押されていた。




「ルートを助けなきゃ!!」


「ちょっと!エイト!!」


エイトは鏡の中へと入っていった。


その瞬間に大きな爆発が起きた。

爆風によりその場にいた全員が吹っ飛ばされる。


その時…爆破による煙の中で流れていく光を皆が目にした。





エイトは、爆発により気絶したルート、ニャニーフを抱えて鏡から戻ってきた。


2人を横にして丸一日が経った。


「ん…ここは……痛ッ!」


「ルート!!」


ベッドの上で上体を起こしたルートにレイが抱きついた。


「痛ッて!!」


「ご、ごめん!!」


レイは慌てて離れる。


「本当に目を覚まして良かった」


「あぁ。そうだな」

霧島優子とハジメはコーヒー飲みながら言った。


「ルートさま!!良かった…ですの……」


「ニャニーフ。お前も無事だったんだな」


「ルートさまが守ってくれたおかげですの…」


「ほら、ルート。これでも飲んで温まって」


エイトはルートとニャニーフにミルク、レイにコーヒーを持ってきながら言った。


「とりあえず…終わったんだな。」


ルートはミルクを口にしながら呟く。


「うん…ですの!これ美味しいですの!!」

ニャニーフはエイトの手作りクッキーを頬張る。

口の周りにカスが着いている。


ニャニーフに見た目が進化しても、行動や考え方はフーのまま変わっていないようだった。

そんなニャニーフをルートは撫でながら口の周りをふく。


「さて。ニャニーフ。。。これからどうしようか」

エイトはコーヒーを飲み込むとそう言った。


「ナンバーズワールドに帰るですの」


「え!どうして!!」

レイが驚いた。

驚いたのはレイだけでなくハジメや霧島優子も同じだった。


「やることがまだまだ沢山あるですの」


「そうだな。」


「はいですの。ニャニーフ様の仕事は受け継がなきゃいけないですの…」


「あぁ…頼んだぞ」


「はいですの…」


「帰るなら。そろそろ言った方がいいかもね」


最後の一口を飲み込むとエイトはそう呟いた。


「え?」


「ほら。ルートは鏡を繋げてる間、魔力を消費してる。大変だろ?」


「俺は別に…ニャニーフがいたければもう少しいればいい」


ルートはニャニーフを撫でる。


「いいえですの、ルートさま。エイトくんの言う通りですの。」

ニャニーフは立ち上がると鏡の前に立った。


「またねですの!」


ニャニーフは鏡に向かう。


「うん!またね!!」


「またな。ニャニーフのように立派になるんだぞ」


「じゃあな。」


「ばいばーい」


「またな。ニャニーフ。」

ルートだけはテーブルを見つめながら答えた。


ニャニーフもまた。振り向こうとしない。


「ル、ルートさま!!」


「ん?」


「あ、あの…えっと……いつでも私を呼ぶですの!!」


「あぁ」


「呼ばれたら私…すぐ来るですの!1秒たりとも待たせないですの……」


「あぁ。ありがとな」


「はい!ですの!!」


ニャニーフは満面な笑で鏡をくぐっていた。



「はぁ。言えなかったなぁ。。。言えるわけがないですの!」


ニャニーフはナンバーズワールドに続く道で独り言を、呟いた。


ヒョイっとジャンプして後ろを向くとそのまま後ろ向きで歩く。


「ルートさまが…好きだなんて……」


その瞬間だった。

物凄い寒気…殺意が背中にビリビリと感じた。


ニャニーフは後ろを向くと素早く対戦モードに入る。


「おいおい。酷いじゃないか。。。戦闘態勢なんて」


「お、お前は!!」


「しゃらーぷ」


何者かは手から波動を出した。

こんな波動ならニャニーフのスピードで避けれる。

しかし、ニャニーフはモロに食らった。

その殺意の前に…身体が言うことを聞かなかったのだ…





「さて、ルート。今後はどうするの?」

エイトがご飯を作りながら聞く。


「そーだな。デススロットが誰も復活させていないとも限らないからなぁ。それもこっちの世界にいてもおかしくないし…」


「なら。こっちで捜査するか。」

ハジメはコーヒーを淹れながら呟いた。


「なら私も協力出来そうだ」


「あぁ。霧島優子、その点は頼んだ。」



と今後の予定を話していたとき。

ルートの携帯が鳴り響いた。


ギークからだ。


「なんだ?ギーク」


「あーもしもし。君に付けておいた装置でナンバーズワールドの情報が見れるようになったよ。ありがとう」


「おいてめぇ」


「まぁまぁ。怒るのは後にしてよ。急を要する大事な話なんだ。」


「んだぁよ」


「君とさっきまで一緒にいたナモ…危ない状況だよ。今にも死んでもおかしくない」


ガタン!

「なに!」

ルートは勢いよく立ち上がる。

椅子が大きな音をたてて倒れた。


「早く行った方が…」


「んなもん!わかってるっての!!」


電話を切るとルートは鏡へと走り出した。


「ちょ、ルートどうしたの!!」

レイが追いかけようとするのをハジメが止めた。


「俺が行く。」


ハジメはルートを追いかけて走っていった。





「ふふふ。はぁーはっはっはっ!!早く大声でルートを呼べ!死にてぇのか!!」


何者かは血だらけで倒れているニャニーフを蹴りながら言った。。。


「い……いや…です……の…」


「あぁぁ!うっぜぇ!!」

ガッ!


ニャニーフは思っいきり蹴られて気絶した。




「待ってろ!ニャニーフ!!!」

同じ文を何度も書くことになるとは思いませんでした。

まだまだ、使い方が馴染めていないし文を書く能力が全然なく、皆様には迷惑をおかけしていると思いますが、何卒応援よろしくお願いします……てこんなん読んでる方いないか。

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