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彗星のお仕事  作者: 田舎娘


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1/6

1 地球はん、久しぶりでんな。

「地球はん、久しぶりでんな。」


「ハレー彗星さん、お久しぶりです。いつもご苦労様です。」


「イエイエ、これが仕事でんがな。それでね。

 今回はリュウグウはんから伝言がありまっせ。」


「なんでしょう。何か怖いわね。」


「ちょっと前に地球からリュウグウはんにロケットがお邪魔したようでんな。」


「ええ、よせばいいのにね。

 外の星より自分たちの地球を気にかけて欲しいんだけどね。なかなか……。

 星の成り立ちなんてそれぞれなのにね。それを調べるなんて。ハア~。」


「そうでんな~。」


「リュウグウさんに、何かご迷惑をお掛けしたんでしょうか?」


「迷惑っちゃあ迷惑なんでしょうが、落し物があるようでお持ちしたんや。」


「それは、お手数をおかけしました。」


「リュウグウはんは、まだ小惑星やからのう。

 外からの影響はイヤなんでしょうなあ。」


「本当に家の者が、余計なことをしましたわ。

 リュウグウさんにも、よろしくお伝えください。」


「へい、たのまれましたわ。

 後ですねえ。太陽神様が最近ご機嫌よろしくないんですわ。」


「太陽神様のご機嫌は、地球の私にとっても地球人にとっても大事です。

 どうなさったんですか。」


「地球はんは、ブラックホールの行き先が

 太陽の真ん中だってことはしってまんな。」


「それが燃料になってるんですよね。」


「そうなんやが、最近ゴミが大量に入ってくるようなんや。」


「ゴミ?」


「へい、ちょっと前までは星の欠片とかが多かったんや。

 最近は、不純物が大量にあるらしいんですわ。」


「それは……。うちの船とかかしら?

 うちは、太陽神様にもご迷惑をお掛けしているんですか。」


「地球はんだけじゃのうてな。

 ほら、地球人はんの言うUFOとかが、かなりありよってな。

 むしろ、地球製は他より熱に弱いんで助かっとるそうや。

 でもな。UFOは、高熱にも、えろう耐えるさかい【めんどい】と。」


「地球より文明は進んでいあますもんね。」



「ただな。地球製もUFOも燃やす際に、結構な臭いが発生するんや。

 それがな・・・。」


「ああ、最近爆発が多いのはそのイライラのせいですか。

 やっぱり、うちも原因の一つですね。」

 

「そうなんやけど。

 何とかして欲しいっちゃぁ欲しいんけどな、こればっかりはなぁ。」


「そうなんです~。

 私も地球人に何とか地球に目を向けて欲しくって、

 火山とか・地震とか・天候とか、ちょっと手を加えているんです。

 でも、全く効果なくてこまってるんです。」


「うまくいきまへんなあ。」


「どうしましょう?」


「そやかて、地球には、宇宙ゴミを何とかしようとするプロジェクトも

 あるようでんな。元気だし~な。

 地球はんの努力は太陽神様も他の星等もちゃ~んと見とりますわ。」


「ありがたいことです。

 そうすると、問題は、あっちの星とかそっちの星とかかしら。」


「へい。太陽神様の言葉を伝えても

 『私は高齢だから』って何の努力もしてくれまへん。

 こまったもんや。」


「あの星は、残ってる資源がもうないんでしょ。」


「持って後100年位でんな。」


「だから家にチョコチョコちょっかい出してくるんですね。」


「地球には、まだまだあるし、手付かずの資源もあるよってな。」


「他の星により、地球内の方が面白いと思うんだけど、

 気が付いてくれないのよ~。悲しいわ。」


「それも、地球はんが頑張ったからでっしゃろ。

 でも、気いつかんと根こそぎ奴らに持っていかれまっせ。」


「分かっているんですけど、人間も様々ですから。

 彼等に協力してる者もいますし、難しいですね。

 もっと、結界を強くしてみようかしら。」


「大気圏を厚くするとかでっか。」


「はい。あと、何か良い案ありますか?」


「大気圏を厚くしよっても、彼奴等は突破する方法を見つけまっせ。」


「そうよね~。あの人達のせいでオゾン層に穴が空いてる状態ですから。」

 

「焼け石に水でっしゃろなあ。」


「思い切って、もう一度リセットしようかしら。

 そうなったらハレーさんにも再度ご協力いただかないとですね。」


「協力ならいつでもしまっせ。

 前は恐竜が巾をきかせてたんやろ。

 今は、人間でっか。」


「そうなんです。恐竜時代は本能の世界でしたから、

 今回は、少し知恵を与えたんですが・・・。

 人間が、驚くほど進化してしまって。未だに戸惑ってます。」


「ワイもこちらに寄せてもらう度驚きますわ。」


「ハア~、どうしたもんでしょうね。」


「地球はんが決断するんやったら、

 ワイのシッポで一蹴りさせてもらいまっせ。

 いつでも連絡して~な。。

 二度目やから、狙いは外しまへんで。」


「うふふ。その時が来たらよろしくお願いします。」


「でもな。地球はあんさんの頑張りで、この宇宙でも独特に進化した星やろ。

 他の星々はんも心配してましたで。

 皆はんにも良い案がないか聞いてみますよって。」


「よろしくお願いします。

 ところで、ハレーさんは木星さんに寄られます。」


「行きまっせ。」


「なら、ありがとうって伝えてください。」


「ありがとう?」


「ほら前に木星さんと衝突した彗星さんよ。

 もしかしたら、私とぶつかったかもしれないんでしょ。」


「ああ、彼奴か……。

 確かに、承りました。」


「それにしても、太陽神様のお悩みはこまりましたわ。

 太陽神様は宇宙の要ですから、私たち星々は少しでも努力が必要ですね。」


「そうでんな~。」





     






読んで頂いきありがとうございます。

ハレーさんの言葉はキャラだと思ってください。

更新は不定期になります。



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