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第27話 人材登用

皆さん明けましておめでとうございます。

今年も頑張っていきますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

 リュカはここ最近ルーネとカイルの助けを得ながらずっと事務仕事をこなしていた。



「あぁ・・・やってらんねーよ・・・」


「リュカ様お疲れ様です。お茶を入れましたのでどうぞ。」


「ありがとう。カイル。しかしあのバカはどこに行ったんだよ。なんで僕が経理やギルドへの報告書、登用人材選び挙句の果てには王都からの手紙の返書まで僕がやらなければいけないわけ?」


「まあまあリュカくん。気持ちは分かるが落ち着きなさい。カイルくんが困ってるよ。」


「まだまだ設立してから数ヶ月の新設の旅団なのに・・・こんなに仕事が・・・」


「ではリュカ様。事務要員として登用するというのはどうでしょうか?幸い王都とギルドからの報奨金で資金も潤沢ですし。」


「そうか!その手があったか!さすがカイル!僕の右腕なだけあるよ!」


「では早速準備をして来ますね。」



 カイルは照れながらも準備に取り掛かった。

 二日が経ってアンダンテが事務職を採用しようとしているという噂が全体に広がった。


 そこに三百人もの応募が集まった。



「で?筆記が通ったのは二十一人だって?」


「はい。現状必要なのは即戦力だったのである程度の問題を出したのですがそれで皆さん落ちてしまいました。」


「そんなに難しくはなかったはずなんだけどね。」


「まぁいい・・・どうせ二人くらいしか雇う気は無いんだ。」


「じゃあ面接に入りますね。マックスさんどうぞ。」


「ういっす。俺マックスっす。今流行りのアンダンテに入ればモテモテだし、綺麗どころも揃ってるしでいいんじゃないかって思ったッス。特にリュカさんとかめっちゃ可愛いじゃないっすか。俺優秀ですしどうっすか?」


「貴方は不合格です。」


「カイルくん次を頼む。」



 ルーネが無表情で次を催促した。



「今のやつ大丈夫なのかな?本能のままに生きてるって感じだったけど。」


「リュカくんは気にしなくていいよ。あんな汚らわしい存在は。」


「リュカ様。あんなクズは気にしなくていいんですよ。」


 ルーネとカイルから負のオーラを感じたためリュカはそれ以上何も言えなかった。



「次はマリー様です。どうぞ。」


「初めまして。マリーです。皆様よろしくお願いいたします。」


「いい感じですね。」


「そうだね。」


「私はとにかくお金が欲しいんです!」


「ん?」


「え?」


「いい男を捕まえて贅沢の限りをつくす!そのためにアンダンテを利用させてもらいます!その見返りとして最大限の知恵は貸して差し上げますわ!」


「ありがとうございました。では後日連絡をさせていただきます。」



 マリーは満足そうに帰っていった。



「何というかすごい人だったね。」


「こんな人達ばかりなのかな?」



 リュカは頭を抱えた。



「ですがマリー様は全問正解で筆記試験トップ通過です。」


「すごいね。一応全問正解は出来ないように作ったんだけど。」


「もっと普通の奴はいなのかな・・・」


 その後も一癖も二癖もある人物が続き、とうとう最後の一人となった。



「最後はラスクさんです。」


「ラスク?」


「邪魔をする。防衛戦では世話になったな。話を聞くに事務仕事で困っているとか・・・私は貴族の四男でそこその教養がある。力になれたら良いと思い来たのだが。」


「これだよ!こういう人を待っていたんだ!それに共に戦った戦友だ。信頼も出来る。ラスクでいいよね?」


「そうだね。ラスクくんなら僕も賛成だ。」


「戦力としても期待できますしね。」


「期待してくれて嬉しい。」



 こうしてラスクと成績優秀で比較的まともだったマリーがアンダンテに加わった。

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