五十話 体育祭は終わった
「最悪だ……」
「うん」
まさかこの日ですら雨で体育祭が中止になるなんて、
「昨日まで雲一つなく晴れてたのに」
「楽しみにしていたのに」
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雨で体育祭が中止になる。えーだよ、やっぱしシナリオ崩壊しているのか天気すら崩壊していたか。仕方ないで済まそう。
うん、うん、残念だ。
「鉄冶」
「なに?」
愛しいの夜乃が俺が明らかに残念そうにしていることを気遣ったのか話しかけてくれる。マジ天使!可愛い嫁にしたい。あ、もう婚約者だから嫁だな。
俺はなにを一人で内心に呟いているんだ?
「ほら、あと三週間ほどで修学旅行がくるから楽しみにしよう!」
「そうだな、夜ー乃ー」
「キャッ!」
俺は夜乃に抱きつく。今は昼休みでなく体育祭が中止になったことが先生達も予想外で午前中は校内にいたらいいとなったので空き室に居る。
ほんと推しは癒し。
「もー鉄冶、でもそうだよね、楽しみにしていたもんね、家に居ても常に天気のことを気にして私のことにあまり気にしてなくて…どうしてくるの?」
夜乃がヤンデレ?になってるのか?天気という嫉妬できないものがあるため夜乃は気の邪魔なのか。
もちろん、夜乃のことは好きだけど体育祭という前世では楽しめなかったことがあるから楽しみにしていたのは確かだし、こういう時はどうすればいいのか?
「でも体育祭は終わったからっと言って夜乃のことが元々好きだから気にするよ、あと絶対俺のものにしかなるなよ?」
「うん!もちろん!」
夜乃は大喜び!俺は恥ずかしいことを言ったがそんなの関係なぇ!
そうして体育祭は終わったのだ。




