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番外話 あの日の初詣

新年あけましておめでとうございます。



夏休みのとある日の夜

俺は寝ようとするが熱く寝れないのでなぜか前世に初詣をしたことを思い出していた。


前世では鉄冶の漢字は一緒でも読み方は違うからな。


鉄冶てつやでは行くぞ」


「どこに行くんだ隴?


「いやいや、初詣だよ」


「あ、そうだな、じゃあ笑ってはいけないを見てるから行ってきて」


俺と隴だけは拠点暮らしだったからな。


他のメンバーは毎年別々に行ったり行かなかったりしている。


「本気の殴り受けたいか?」


「あ、はい、行かせていただきます」


「わかればよろしい」


「大安寺?」


「ああ」


 と少し歩く。


着くと列があるので並ぶ。


数十分ぐらい経ち、俺達の出番になる。


五円玉をいれ、鐘を鳴らし、願う。


今年は変化する年になりますように。


俺はおみくじを引きにいく。


「鉄冶はなに願った?」


「言わんわ、それよりおみくじ買うか」


「もちろん」


 とお金を払い、引く。


「一斉のーでで開くか」


「では」


「隴が言うんだ、まぁいいけど」


「一斉のーで!」


隴 凶

鉄冶 小吉


「隴は凶か」


「ああ、6年連続凶だから、鉄冶はいいよな、パッとしないけど小吉で、俺は7年前に小吉になった以外全部凶だからな」


「はぁ、そうですか、ん、えーと、今年は変化の年でしょう」


願いが通じたのか?


「はっ、俺は最悪のことが起こり、希望の年になるでしょうだぞ」


 と隴がこれ以上精神的に辛くなってくると思うので帰ることにした。


「おみくじ通りだったな」


 と俺は回想が終わり、呟く。


俺にとっては変化した年だったし、先に死んでしまった隴もおみくじ通りだっただろうと思うと都合よく睡魔が襲ってくる。


そして俺は抵抗しなかったのだった。






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