タワーディフェンスの難しさ
まだ、敵の姿は目視できないのでもう少し野田とタワーディフェンスについて話す事にした。
「そういや、タワーディフェンス系のゲームやったことあるけど、あれメッチャむずいな。」
「え?あっ、そうですね。慣れないと難しい、と思います。」
「コスト溜まるまで配置できへんし、キャラによってコストちゃうし、防衛戦なら大抵最初に配置着いてるもんちゃうん?って思うねんけどな。」
俺は軽口で笑いながら話した。
「た、確かにそうですけど。僕は、遭遇戦や配置に着くまでの時間だと思ってます。準備万端でいつでも来いって訳では無いと想像して納得してます。」
はぁ〜、なるほどなぁ。一里あるか。けどコスト溜まったらポイントにすぐ配置で敵は端からちゃんと来てるのはなんだかなぁ?って思ってたけど。味方もポイントまで端から来て到着システムとかしてもええと思うんやけどなぁ。
「野田さんは、勝算ある?俺はあんま思いつかんねんけど。頭あふんやからとりあえず属性染めで好きなキャラや強いって聞いたキャラ入れたりするけど。ここの人達の能力とかは把握してるん?」
「は、はいっ。大体は把握しました。き、聞き込みが大変でしたけど。た、ただ……分からないままで戦うのは嫌だったから。」
「そうか。……じゃあ、戦略は任せてもええんかな?俺は後方支援に回っても。」
「大丈夫です。じ、自信あるわけではないですが、し……死にたくないのでやります。」
一応、確認としては村の入り口からハの字に広がる土壁を作り上げ、村の周囲は壁の強化で土魔法を使った土の穴を利用して堀を巡らせた。
作戦としては村人達の弓での射撃、くぐり抜けてきたら粉を散布し、おじいの火魔法で粉塵爆発させ、無力化した者からラクネさんの糸で縛り上げる。残った戦力は近距離で勇者達に任すようになっていた。




