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閉幕・理科室の魔王。

 *

 

「まずい、遅れる……!」

 

 寮をドタバタと飛び出した私は焦っていた。

 朝御飯すら食べてないが背に腹は代えられない。

 

 ……今日は遅れられないのだ。

 昨日、お礼を言い忘れていたのもあるけど、何よりただ“彼”と話がしたかった。

 

 馬鹿みたいな会話。

 そうだ、こんどは九十九ちゃんも一緒に話そう。

 一緒にお弁当を食べて、一緒に図書館へ行ったりして……。

 

 

 ―――――

 ―――――――

 

 昨日、ちょうどA子から国際電話が掛かってきた。

 私は普段通りに話してたつもりだったけど、何故かA子から「好きな人でもできた?」とか言われてしまった。

 そんなわけない!って反論してもなかなか納得してくれなくてかなり困った。

 どうして女の人ってあんなに恋バナが好きなんだろう?

 否定するの本当に大変だった…。

 

 

 廊下を曲がる。うちのクラスの担任の後ろ姿が見えたが、気にせず横を走り抜けて教室に入った。

 

 ピタリ。

 

 扉を開けたまま動きが止まってしまった。

 

 窓際の一番後ろ。

 その席には……誰も座っていなかったからだ。

 

 

「おーい、HR始めるぞ。水無月、席につけ」

 

「あ……はい」

 

 その声にようやくハッと我にかえって、自分の席に戻る。

 

 どこか心配そうな顔で九十九ちゃんがこちらを見ていたから、ちょっと手を振っておいた。

 

 クラスメイト達は、私のその姿を見てひどく驚いた顔をしたが気にしない。

 

 

 もう、悪いことばかりじゃない。世界は、私の敵ばかりではなくなったのだ。

 

 

 

 

 

 席に座って淡々と担任の話す事を聞く。

 

 ケバ3人衆の系列校への転校は、ちょっとした騒ぎを教室に巻き起こした。

 だがそれ以上に、A子の代わりにクラス委員長になった男子(名前はわからないけど)に急に留学が決まったことに対しての反響のほうが大きかった。

 

 

 しかし私の心はドライだ。

 

 {……この騒ぎも2、3ヶ月したら居ないのが日常(ふつう)になって、忘れられちゃうのかな?}

 

 

 A子のことを誰も話さなくった今現在を思って、ちょぴり切なくなる。

 

 教室のその混乱ぶりに、担任は気圧された様子でオロオロしていたが、通達だけはキチンとしようとしたらしい張り上げた声が聞こえる。

 

 それはさっきの2つの大ニュースに付け加えるように小さく、事務的な宣告だった。

 

 

 

「――――急なことだが綾波くんも休学することになった」

 

 

 

 

 え……………………?

 

 

 

 

 

「一身上の都合、らしい。昨日急に決まって、手続きも……」

 

 後の言葉は聞こえなかった。

 

 頭が真っ白になる、というのを初めて経験した気がする。

 

 

 一体それは……

 

「どういうことですか!?」

 

 私は教室を出ようとする担任を捕まえて問いただしていた。

 

「詳しいことはわからない。ただ一身上の都合というだけで……」

「アイツは……理事長なんだからいなくなるはずないんじゃないですか!?」

 

 そう食ってかかると、担任は驚いた顔をして、

 

「水無月、お前…知ってたのか?……なら、話しても大丈夫か」

 

 

 行きかける形で止まっていた体をこちらに向けて、真剣な表情になる。

 私は思わず身構えた。どんな理由があれ、このままお別れなんてあんまりだ。

 そんなの“楽しくない!”って、アイツなら言うはず……

 

 

 

「理事長は責任を取って辞職なされた」

 

 

 

「なっ……!?」

 

 絶句、唖然、呆然。

 今この人は何と言った?

 

「ど、どうしてですか!?」

 

「……全て昨日理事長が決められたらしいが、『責任をとる』とのことらしい。詳しい理由は言えないが、今日伝えた転出と関係があるそうだ」

 

 私の、せい……?

 私を助ける為に責任をとった?

 ナガル……。

 

「しかし辞職といっても……あ、おい、水無月!?」

 

 体が勝手に動いていた。会わなきゃ、会って話さなきゃ、という想いだけが先行して、私はただ走り出していた。

 

 

 

「人の話は最後まで……ったく」

 

 その声は私に届くことはなく。

 

 私は走った。

 

 走って走って走りまくった。

 

 授業なんて無視だった。

 廊下を……あれ、どっちだっけ!?

 

 

 ………

 ……

 …

 こっちか!

 

 

 

 

 また走りだす。

 

 

 

 授業に向かう生徒や教師に不思議そうな目で見られても気にはしない。

 

 

 今はただ――――――

 

 

 *

 

 

 ガラっ…

 

「ナガルっ!?」

 

 この前とは真逆の、凄い勢いで扉を開けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこにいたのは、

 ……何故か理科室で金貼りの豪奢なソファに寝転がってサンデーを読んでいる変人(注・変な人。空を飛ばないものだけを指す)だった。

 

 

 

 

 …………あれ?

 

「何で……?」

 

「それって、休学になって理事長まで辞めたって言ったからもういなくなってると思ったのに僕がいるのは何で?、っていう“何で”?」

 

「ナガ…ルだ。ほ、本物?」

 

「本物でしょ、当然。

 まさか僕がクローンで、三番目になったとかじゃあるましいし」

 

 綾波っちゃ綾波だけど、と呟くその人はナガルに間違いなかった。

 

 

 

 

 

 **

 

「じゃあいったいアレは……」

 

 ……息を切らして水無月さんが入ってきた時は、それはそれは驚いた。

 あの鬼気迫る表情は、誰もが産まれてきたことを後悔するだろう。

 それにしても何の話?

 

「ん?サンデーのこと?だって昨日は水曜日だもの」

 

 昨日は忙しくて読むひまなかったんだよね。

 マガジンも買ったのに放置状態だし…。

 

 

「ちっ、がーう!!アンタが理事長辞めたっていったから私は……」

 

 嗚呼、そっちのことか。

 

 

「ああ、うん。辞めたよ。理事長職は」

 

 3人の転出は表向きは何も無いようにしたけど、内輪にはきちんと説明してある。その上で、誰かがその“不祥事”の泥を被らなければ、

 

「示しがつかないでしょ?」

 

「じゃ、じゃあ……」

 

 

 

 

 

 

「すぐ副理事長になったけど」

 

 

 

 

 

 

「…………………は?」

 

 あ、唖然としてる顔だ。

 まさか予期しないところで見るとは。

 

 

「知らない?こういう“形だけの責任の取り方”」

 

「そ、それって……」

 

「給料も2、3ヶ月は返納することにしたよ。まぁ、別に生活に困る訳でもないし」

 

 “ここ”を追い出されさえされなければ、だけど。

 僕、住んでるのここだし。

 

 

「じゃあ、休学は……」

 

「ああ、それ?もともと授業は受けてないし、そもそも僕、受ける必要もなかったから」

 

 

 期間限定だったんだよ、と言うと水無月さんはスルスルとへたり込んでしまった。

 どうやら腰が抜けたらしい。

 

 ……ここは手を差しのべておいたほうがいいのかな?

 

 

「みな…」

「じゃあ……何?私の心配は全部無駄?私の頑張りは、私の心労は……」

 

 僕のフォローを聞かないまま、ワナワナという効果音が似合うご様子な水無月様。

 

 あ、これピンチ?

 

「あ、あの~水無月……さん?」

 

 

「あ゛あ゛?」

 

 

 うわ、めっさ怖っ!?

 

「ご、ゴメン!」

 

 手をついてちゃんと謝ると、水無月さんはしばらくブスッとした顔を崩さなかったが、

 

「はぁ……まったく」

 

 

 溜め息、に継ぐ嘆息。

 半眼でこちらを見る水無月さんは呆れている、というより拗ねているような様子だった。

 ちょっと涙目だし。

 

 

 

「……ひとこと言わせて」

 

 

「ん?」

 

 

 すう、と息を吸う音がした。

 

 あれ?“怒り”を押さえてる…?

 彼女は何を、言うの?

 

 

 

「昨日、言ったのに」

 

「え?」

 

 ナンノコト?

 

「また……明日って……」

 

「あ、あー…。言ったねそういう風に。でも結果的に破っては…」

 

 

 

「私は破られたと思ったの!!」

 

 

 もう水無月さんは完全に泣き出していた。

 

 

 

「………ごめん。配慮が足りなかったね」

 

 そのうつむいた顔を見て、状況は違うけどこの前初めてここであった時と同じだな、と思った。

 

 ……あの時僕は、やっぱこういう時にそっと肩を抱いてやる男がいてやった方がいいんだろうな、とか考えてたんだっけ。

 

 

 

 

 

 

 思ったときには、

 

 

 

 僕は、彼女を、抱き締めていた。

 

「ほら泣き止んで?

 僕はさ、ほら……水無月さんの笑ってる顔が好きだし」

 

 泣いている赤ん坊をあやすように背中を擦り、優しく肩から包み込む。

 

 ぎこちなくて居心地も悪いはずなのに、水無月さんは嫌がることもせず、ただ水無月さんがしゃくりあげる音だけが静かな理科室に響く。

 

 

 

 

 

 

 

 “ぐす……ひっく……”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ふと、その体温を感じながら思った。

 

 ……僕は何をしてるんだろう。

 

 この状況。

 これを誰かに見られたら……

 

 

 

 あ、鍵閉めてなかった。

 

 

 

 気づいた時には扉は空いていて、

 そこには、

 ハッとした表情の九十九さんが立っていて、

 

 

 

 

 

「お邪魔………しました」

 

「お約束!だけど今は待って!?」

 

 やっぱりな反応をする九十九さんを何とか引き留める。

 

 

 

「その…お邪魔みたい…だし…」

 

「いやいや、いま九十九さんが考えているような事はなにも無いですよー?」

 

 少し話しかけるだけで真っ赤にするその顔を、いつも以上に真っ赤にしている九十九さんに向かって精一杯の弁明。

 

 ちょっと、頭……冷やそうか。

 

 

 

「ほら水無月さん。もう落ち着いたでしょう?」

 

「うん……。ごめんナガ……あ」

 

 

 あれ、いま九十九さんに気づいたっぽい反応?

 

 ……その時の水無月さんの顔は、それはそれは可愛らしいもので。

 

 羞恥によってみるみる赤くなる彼女の八つ当たりの矛先は、

 

 

「き……キャアアアっ!」

 

「ぐふっ!?」

 

 

 腹を……殴打、だと……?

 

 伊波さんばりのボディーブローを僕にかまして、水無月さんはそのまま九十九さんの背中に隠れやがっていらっしゃる。

 

 “照れ隠しに暴力”ってツンデレによくあるパターンだがこれは……

 

 

「自分が実害こうむるとなると、やっぱ……無理かも」

 

 嗚呼、頭とお腹がグルグルする。

 

 

 

 

 

 

 父に、ありがとう。

 母に、さようなら。

 

 そして全てのツンデレ好き(チルドレン)に、

 

 

 

 

「『おめでとう』」

 

 

 

 

「大……丈……夫?」

 

「ああ、九十九さん……。いや、何でもないよ」

 

 おお、いけない。僕の中の何かが補完されるところだった。

 

 

 それにしても。

 

 

「……水無月さん」

 

「ご、ごめん。つい……」

 

 この仕打ち、酷いよね。

 泣きそうだよ僕は。

 昨日だって“残業”まで頑張ったのに。

 

 

「だって……」

 

「だって?」「…だっ…て…?」

 

 だって何さ?

 

「私はアンタが……きなのに」

 

 は?なに?

 

「だ、だから……私は……」

 

 珍しく歯切れが悪い……。

 だから何が…、あ、湯気が……。

 

 水無月さんから立ち上るあの蒸気らしきものはいったい……!?

 

 

「///っっっ!言えるかこんなこと!」

 

「あっ!」「……あ」

 

 あっという間に、…いや、あっという間はあったけど、それにしてももの凄いスピードで水無月さんは理科室を出ていってしまった。

 

 

 

 まだ授業中なのに……。

 

 

 

 

 

「あ、九十九さんはどうやって来たの?」

「その…保健室に…行くって…」

「あー、仮病?」

「……うん」

「なるほど。……ちょいワル?」

「…………え?(涙目で)」

「冗談だよ?」

 

 

 

 

 *

 

「で、ようやく落ち着いた?」

 

「……はい」

 

「あれだねぇ。僕、思うよ。

 昨日より今日のコレの方が大変だったって」

 

「……ごめんなさい」

 

「口だけじゃ謝罪の気持ちが伝わってこないね。なんか行動で示すとかないのかなぁ~?」

 

 あれから4時間弱。

 走り出した水無月さんはいつまでも止まらず学園を走り続け、捕捉しては見失って酷い手間をかけさせられた。

 

 しかも隠れてるのをようやく見つけたと思ったら、僕の顔を見るとまた顔を真っ赤にして逃げ出すし(なんて失礼なんだろうね?)

 

 そんな終わりの見えない鬼ごっこの後、ようやく理科室に追い詰めて捕獲したのがつい数刻前。

 

 立場が完全に逆転したお説教モードに突入である。

 

 

「もうお昼休みだよね。ウキウキウォッチングな時間過ぎちゃってるよね?」

 

「わ、私謝ってるじゃ……」

 

「誠意が足りないね」

 

「……ごめんなしゃい……」

 

 

 ……やっべ。凄い楽しい。

 このなんつうか…言葉責め?

 

 僕の中で何かこうキュピーンチャララララーン的な、種割れ起こった的な感じなんですが。

 

 ………

 ……

 …(二十分くらい経過)

 

 

 

「ま、コレくらいにしといてあげようか」

 

「うう…」

 

 水無月さんは憔悴しきった様子である。まぁ、無理もない。絶えずお小言を浴びせ続けられれば誰でも参ってしまうだろう。

 ……やったの僕だけど。

 

「………ドS……」

 

 ヘロヘロな怨み言が水無月さんから漏れる。

 

「聞こえてるよ~?」

 

 言うと、ひっ、と軽く悲鳴をあげて水無月さんは後ずさった。

 …その反応は少し傷つくなぁ…。

 

 

「……いったん、教室に戻った方が良さそうだね」

 

 疲れてるっぽいし。

 肉体的にも(走ったし)、精神的にも(けちょんけちょんにしたし)。

 

 それになんと朝ごはんを食べてなかったらしいし。

 ……それであれだけ走れるとは、『ヤツめ……化け物か?』と言われても仕方のない性能だろう。

 

 まぁ、例のごとく戦力の決定的な差にはならなかったけど。

 

 

「九十九さん、付き添って連れてあげてくれる?」

 

 コクリ、と無言で頷いて水無月さんに付き添う九十九さんはまさに長門のようで、凄くグッときたのは内緒の話である。

 

 

「今日の午前中、丸々のサボりは理事長(ぼく)から担任くんにちゃんと言っておいてあげるよ」

 

 だから安心してお昼食べてね?と水無月さんに言うと、曖昧な笑みが返ってきた。

 

 曖昧な、……柔らかな笑み。

 

 

 

「あ、そうだナガル……言い忘れてた」

 

「ん?」

 

 理科室を出る手前、扉の近く。

 そこに立った水無月さんは僕の方を見てそう言った。

 

 あの柔らかな微笑みのままに。

 

 

 

 

 

『ありがとう』

 

 

 

 

 

 

『……You're welcome』

 

 

 

 眼鏡を外して、

 出来るだけキザったらしく言ってあげれば、

 

 

 ……この物語の終わりを感じて。

 

 **

 

 2人の後ろ姿を見送り、

 僕は、少し思考する。

 

 そして、

 無言で暗幕を引き、扉の鍵を閉めた。

 

 

 コーヒーメーカーの電源を入れ、カプチーノのボタンを押す。

 

 濃厚な香りが理科室に広がるのを感じながら、流れるように作業を終えソファの上に戻る。

 

 開くのは、マガジン。

 

 

「やっぱりネギ○は面白いな…。

 魔法世界編も手に汗握るよね…」

 

 

 ぶつぶつといいながら雑誌をめくる。

 

 僕は腹這いになって足をぶらんぶらんさせながら、くつろぎを得ていた。

 

 

 

 

 

 

 ……ん?デジャビュ?

 

 

 

 その時、

 

 “ガチャガチャ”と扉が鳴った。

 

 嗚呼、またか。

 また……次のお客さんのようだ。

 

 僕は鍵を開け、すぐさま元の体勢まで戻る。これは重要だったんだよねぇ。

 待ち構えてたみたいに見られたらやっぱり恥ずかしいし……。

 

 

 

 そして、現れたのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

「何かご用?」

 

 

 

 僕の笑みはさらに深く。

 ただ、“愉しさ”を求めて今日も理科室で新たな出会いを果たす。

 

 

 

 その瞬間、言葉を失った。

 

 ……おお、これは……

 

「ぼ、ボクっ子の方ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 This story has gone to an end.

 But“Satan”is...

 forever ?

 whenever ?

 wherever ?

 

 

 

 

 

 

 

 continue...

終わった。終わりました~

やっとこさ、という感じなのですがいかがだったでしょうか?


振り返ってみると、エヴァとガンダムネタが多い気がします。他にも色々入れたいのはあったんですが(絶望してる先生とか…)なかなかタイミングがなく、お蔵入り?しそうな感じです。


基本、本棚を見ながらネタを考えるので途中ネタが入らない部分は電車の中で書いたとこです(その逆は多分部屋)。なのでばらつきにはご容赦ください(._.)


ネタで言うと、あのケバ3人の本名。一回しか出ませんでしたが、名字を自分が好きな漫画家さんからとったのに気づいたかたはいらっしゃったでしょうか?


我ながら微妙だと少し反省してます……。


最後になりましたが、

本当にここまで読んでいただいて感謝・感激・雨あられ、文字で表せないほどにありがたいです。


有り難うございました!!!!!!!!!


▼続編公開中。……お暇ならどうぞよろしくお願いします。

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