Blight of the city
俺は自らの意思でこの街を出た
取り立てて面白い思い出もなく愛着もなく
1人 ここじゃなきゃ何処でも良いやって
でも逃げても逃げてもせいぜい日本国内
見たい景色は海か山くらい 都市よりも片田舎の方が良かったのかな
俺はこの生まれ育った街で何を手に入れたのだろう
結局は道民で 行った事の無い土地は無いが
食だの文化だの取り立てて観光に向いていたかどうか
狭くはないけれど町村の方が多いのだから
俺は地元に恥を巻き散らかした
タバコのポイ捨ても酒の失敗談も無い 歓楽街では日中しか仕事してない
それでも愛せない地元に退屈の影が忍び寄る
旅しなければ故郷の良さは分からないものだ
俺は近年忘れっぽくなって 写真を見てもなんの感傷もわかない
ただいつも学校か会社にいてその時の苦労だけはいまだに骨の髄に染み渡る懐かしい痛みだ
会いたい人がいるのならトークショーやコンサートに行っておけば良かったかな
そしてその会いたい人に実際に会った事がある経験すら忘れている
街は死んでいる それでも人の流れは絶える事は無い
無関心 無感動を決め込んでないでもっと刺激的な事を探す
それは家の中にいてはまず見つからない
あそこの家のお爺ちゃん死んだらしくて一軒家が更地になった
そういう事で無常だと嘆き節が発動する あそこでもここでも街に昔の活気は無いんだ
時の流れかな




