第六章 ヒルクの森の洋館へ!
どうも皆さんこんにちは!底辺ゆっくり系Youtuber兼小説家を目指しているきいろいたけと申します!
この度は「第六章 ヒルクの森の洋館へ!」の閲覧、ありがとうございます!
本作は分かりずらい点があるかもしれませんがご了承ください!もし気になった点は感想などで書き込んでいただけると幸いです!
しかし私の小説家になりたいという思いはかなり強いと思っています!ぜひ熱意のこもった本作をぜひ閲読していただけたらと思います!
「良いクエストあるかなぁ…」
「中々資金も集まりましたし、そろそろ町を出るのもありかもしれませんね…!」
俺と仲間の僧侶のサナさんが会話をしていると、ダンとマサが二人で話し始めた。
「おい、そういえばあの失礼なガキは今どこにいる?」
失礼なガキ、というのはマサの弟であるサトルのことだ。ダンとサトルは出会って早々喧嘩?をしたのだ。
「今は宿で待機中ですね。ちょっと様子を見てきます」
とマサは一時的に離脱し、宿へ向かって行った。するとダンは
「ったく、しゃあねぇ。オレらでクエストを探すぞ」
と言った。クエスト探しというのは掲示板を探して見つける方法のもあるのだが、町民と話をしてクエストを受ける方が報酬が高いのだ。
そこで知名度があって親切なマサが役に立っていたのだが、今さっき弟の様子を見に行ってしまったのでダンも困っているようだ。
確かに、ダンは知名度はあるが傲慢で親切とはかけ離れているし、俺も見知らぬ人と話すのは苦手だ。
…あれ?そうなるとサナさんしかまともに町民と話せないんじゃ…?
そう考えていると、ダンと俺は揃って言った。
「「よし、サナ(さん)頼んだ」」
「え?…私ですか?」
「うん、だって町民とまともに話せるのはサナさんしかいないでしょ?」
「ああ、ライトと意見が被るのは癪だが今は仕方ない。というわけで頼むぞ」
「えぇ…私はもう町を出たいんですg」
「勇者様たちー!助けてくれ!」
サナさんの意見は町民に遮られた。
「ど、どうしたんですか?」
俺は町民に聞いた。
「うちの子供二人が、二人ともどこかへ行ってしまったんです!」
「なん…だと!?」
すぐに驚いたのはダンだった。すると町民たちが次々とこちらに来て
「私の子供もいないの!」
「僕の子供も!」
と皆揃って子供がいなくなっているのだ。するとサナさんは
「もしかして…何者かが子供たちを攫ったんじゃ…!?」
とつぶやいた。
「ということは、マサさんの弟も…!?」
と俺が言うと、マサが急いでこちらに向かってきた。
「皆さん、心配しないでください。私が必ず皆さんのお子さんを連れ戻します!」
とマサが言い、森の方へ走って行った。
「あちょっ!?マサさん!?…追いかけましょう!」
とサナさんは言い、俺たち三人も走ってマサを追いかけた。
「クソ、あいつ…!たぶん自分の弟も連れ去られて怒ってんだ…!」
ダンが走りながら言った。
「…!だから一人で走って行ったのか…!」
俺は納得した。あの冷静なマサが単独行動を選ぶなんて、弟が連れ去られて感情的になったのだとしたら合点がいく。
しかし、子供たちを連れ去らったやつの籠り場がどこにあるかがわからない。
考えなしに走っていると、今まで来たことのなかった沼地に着いた。沼地の地面には謎の丸い足跡があった。
「…これは、ゴーレムの足跡です」
サナさんが言った。
「え?わかるの?」
俺がサナさんに聞く。するとダンが
「冒険者何年かやってたらこれくらいはわかるぞ。お前も経験を積めるといいなw」
と煽るように言ってきた。ダンは続けて言う。
「ま、よーはゴーレムが子供を運んでったんだろうな。つまり」
「つまり?」
俺はダンに聞いた。するとサナさんが先に
「そのゴーレムの主が、子供を連れ去った犯人…ということですね」
と言った。
「ああ、その通りだ。わかってんじゃねぇか僧侶!」
「私も冒険歴は長いですから…!」
「え?ゴーレムが犯人じゃないの?」
俺はさらに疑問が生まれた。なぜゴーレムの主という言葉が出てくるのか。
「あー…、ライトさんは知りませんよね。本来、ゴーレムは指示を受けて動くモンスターなんです」
「そうなの!?てっきり自分の意志のままに動いてるのかと思ったよ」
「まあ野生はそうなんですけど、ゴーレムは子供を攫おうとか自分で考える知能がないんです」
「そうなんだ、ゴーレムはあんまり頭が良いわけじゃないんだね」
俺はサナに感心した。そして俺は
「となれば、この足跡をたどって主とやらを探せばいいのか!…よし、行こう!」
と言った。二人はうなずき、ゴーレムの足跡を辿って行った。
ゴーレムの足跡を辿ると、沼地を抜け、そこには洋館があった。
「でっけぇ館だな。こん中に主がいるみたいだな」
とダンがつぶやいた。するとサナさんは
「そういえばマサさんはどこへ…?」
と言った。確かに辺りを見渡してもマサはどこにも見当たらない。俺は
「もしかしたら、先に洋館の中へ入って行ってるかもしれない!」
と言い、俺らは洋館の中へ入って行った。
「結構広々としてますね…」
サナさんが感嘆の声を漏らす。するとテレパシーか何かでアナウンスが流れた。
「勇者ご一行、よくここを見つけました。ただし子供を渡すわけにはいきません」
「るっせぇ!さっさと子供たちを解放しろこのロリコン!!」
ダンがなぜかキレている。しかしアナウンスは
「子供たちを渡してほしかったら、私を見つけて倒しなさい」
と言い、テレパシーがプツリと切れたような気がした。
「どうやら一筋縄ではいかないようだね...」
俺が言った。
「でも、子供たちのためです。頑張って探しましょう!」
「「おう!」」
と俺ら三人は洋館を探索し始めた。
__数十分後…。
「ダン!そっちはどうだ!?」
「ダメだ!三階の全部屋探したが手がかりがねぇ!」
「俺らも駄目だ、一階二階両方見つからない…」
とダンと俺が情報交換をしていると、再びアナウンスがテレパシーを通じて流れた。
「勇者ご一行、遅いです。弓師はすぐに地下を見つけたのに…あっまず」
とアナウンスが言いかけたとき、テレパシーがぶつっと切れた。
「…バカめ!地下を探すぞ!」
ダンが階段へと走って行った。俺とサナさんも後を追った。
一階の階段の裏に石板がついており何か書かれていた。
「あったぞ、なんか文字が刻まれてる!」
「「どれどれ…?」」
「『次のア~カの中で2次式はどれ?、ア:4x+7 イ:2x² ウ:3x-5y エ:-8x オ:6xy+9y カ:x²-6x+1』…」
「なんだこれ、まるで意味がわからんぞ!」
ダンは問題の意味がわからず諦めた…?
「うわこれか…。本来だったら今習うとこなんだけど…。確か文字の数で次数が変わるんだよね?」
「あー!もう意味わかんねぇ!イとオとカだ!」
「あれそれ正解じゃ」
とサナさんが言いかけたとき、どこからともなく正解音が鳴った。
すると床が坂になり、俺たち三人は転げ落ちて行った。
「「「うわああああああああああ!?」」」
と転げ落ちた先には、プレハブのような部屋があった。
中に入ると、教卓のような机の前にいるメガネをかけた謎のおじいさんと、子供たちが縄で縛られている…!?
そして他には、目が回って頭上にヒヨコが湧いていそうなマサが!?いた。
謎のおじいさんが教卓に手を組み言う。
「ようやくここがわかりましたか」
「お前がポロっと言ってくれたからな!」
ダンがおじいさんを煽る。俺が元いた世界でやってたらめっちゃ注意されるんだろうな。
「ゴーレムが多くてさぞ厄介だったでしょう?」
おじいさんもダンを煽ろうとしたつもりだったのだが
「…?ゴーレムなんて一体もいませんでしたよ?」
とサナさんがバッサリ言った。確かにゴーレムには遭遇しなかったしやけに敵が少ないと思ったのだ。
「まさかこの弓師がほとんど倒したのか…。想定外だ」
とおじいさんがボソッとつぶやく。
「てか、どうしてマサは目が回っているんだ…!?」
俺はおじいさんに問う。するとおじいさんは
「それは次期にわかりますよ…フフフ。ワタシはシンブフヌ。この館の主です」
と言った。しかしダンは
「ロリコンの名前などいちーち覚えねぇよ!お前を倒す!」
と戦う気満々。しかしシンブフヌは見たところ老人だ。戦えるのだろうか?
「なら、これはどうでしょう?」
とシンブフヌが言った瞬間、プレハブの中が光に包まれた。
…気が付くと、俺たち三人は謎の教室に飛ばされていた。教室の黒板には
『この問題の答えを口にするまで出られません。0.3x+0.09=3(0.11x+0.02)』
と書かれていた。
「「は?」」
俺とダンは声を揃えて言った。そしてダンは
「おい僧侶!お前分かるだろ!!」
とサナさんを揺さぶった。しかしサナさんは
「こんなの勉強してないです~!!」
と揺さぶられながらも言った。するとダンは
「じゃあしゃあねぇ、だったら全部の数字をあてずっぽうに言ってやる!」
と言った。俺とサナさんは揃って
「「どれだけ時間かかるのそれ」」
と言ったがダンは知らないふりをしたのか、
「じゃあまずは1だ!!」
と大きな声で言った。
・ ・ ・
…正解音が鳴った。
「「「ええええええええええええええ!?!?」」」
と叫んでいると既に元のプレハブ部屋に戻っていた。
「嘘だろおい」
とシンブフヌは焦っている。するとダンは
「どーよ!俺の、第、六、感!」
とまたシンブフヌを煽った。すると子供のうちの一人が目を覚まし、
「ダンさん…!ありがとうございます…!もうダメかと思いました」
と言った。
「おう!マサの弟か!…オレもやるときはやるんだよ!!」
とカッコつけた。
するとシンブフヌは
「…わかった!子供たちは解放してやる!だから、命だけは!見逃してくれ!!」
と挙句の果てには命乞いをした。しかしダンは
「ロリコンは生かしちゃあおけねぇ!…死をもってつぐなえ!あと新技の餌食になれ!」
『炎の拳!』
ダンの灼熱の拳がシンブフヌの頬に直撃する。ダンは思いっきりシンブフヌを殴り飛ばした。
シンブフヌの顔面が焦げてぐちゃぐちゃになり、プレハブ部屋の窓に衝突し、そのまま爆散した。
「しゃあおらぁ!!」
とダンはガッツポーズをした。
__こうして、ヒルクの町の町民の子供たちとサトルは無事にヒルクの町に帰ることができた。
マサは、
「ダン、君は強いな。ありがとう」
と礼を言い、手を差し出した。
「まあな!…これまで、オレも悪かった」
とダンはこれまでの態度を改め、二人は握手をした。
「これにて一件落着ですね…!」
とサナさんが俺に言った。
「そうだね…!ダンとマサも仲良くなったようでよかった…!」
と俺は言ったがそれに気づいた二人は
「「まだ仲良くはなってねぇ(ない)!」」
と声を揃えて言った。
閲読ありがとうございました!本作はいかがだったでしょうか?
「ワクワクしたよ~」とか、「ここはどうなってんだ!?」という点がございましたら、感想等などで書き込んでいただけると幸いです!今後の活動にもつながりますので!ぜひお願いします!!
これにて精神病院内で執筆した作品は以上になります!なのでこれからは更新が週1ペースでできないかもしれません...。ご了承ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!次章をお楽しみに!




