表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/20

スウェード王国設立武術・魔法学園(8)

そう、俺が連れてこられたのが生徒会室であった。




「会長!いるかー?」




ノックもせずに、バンッとドアを開けると、紫檀色の髪の美しい女性が着替えをしていた。その女性はこちらを見ると、ボンッと顔を赤らめ、着替えの服で、サッと隠した。




「キャァァァ!」




「会長、すまん!」




カイルはそう言って、スゥっとドアを閉めた。そもそも異世界に生徒会があるというのがびっくりだが、生徒会室で着替えをしているのもびっくりだ。




「なんで、あいつはあんなとこで着替えてんだよ……。」




そしてしばらくすると、キィとドアが開き、




「あんた、入る時はノックしてっていつも言ってんでしょー!」




と、カイルにドロップキックをくらわした。




「ぐはっ……。いてーじゃねーか!」




と、とてもいいところに入ったらしいカイルは、床にうずくまっていた。




「私の着替えを見たんだもの。これぐらい当然だわ。」




「なんで、副会長がノックせずに入っちゃいけないんだよ!そもそもなんでこんなところで着替えてるんだよ。」




カイルさん副会長だったんですねー。人は見た目じゃないとはこのことをいうのか。




「そんなの私の勝手じゃない。そもそも業務をサボってるアナタが何の用?」




なんだ、仕事サボってるのか。やっと痛みが引いたらしいカイルが、




「そもそも業務なんてあんまねーじゃねーか。」




「まぁそうね。」




「で、この細いのは誰なのよ。」




やっと俺に気づいたらしい会長が、俺を面白そうというような目で見ている。




「こいつは俺の弟子のスグルだ。で、会長、流の型だろ?コイツに教えてやって欲しいんだが。




「嫌よ。というより、あなたに弟子がいたのが意外なんだけど。」




キッパリ言ったなぁ。




「えーと理由を聞いてもいいか?」




「ん?めんどくさいからよ。」




うーん理由がしょうもないな。本当にこの人が会長で大丈夫か?




「はぁ、この手は使いたくなかったんだが……。あの大行列ができると噂の店のケーキを……。」




そう言って何処から出してきたのかわからんが、カイルの手にはケーキが入った箱があった。




「やるわ!」




ちょろっ。いいのかこれで。まぁ会長さん目がキラキラしてるからいいか。

お読みいただきありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ