転移
新紫龍暦57年、ミシュル•アンジェリア王国にて、
城内に女性の甲高い笑い声が響きわたる。
「あはははは!やっと、やっとだわ。ようやくあの目障りな国を消せるわ!!」
女性の目の前には直径4メートルほどの魔法陣が描かれている。その魔法陣むかって大きな声で言い放つ。
「異世界への門開かれる時、強きもの姿を現しなん。汝、今ここに姿を現したまえ!」
言い終えると同時に魔法陣がパァッと青白く輝いた。そして光がスッと消えると魔法陣の上に1人の人影が見えた。
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西暦2022年 日本
俺の名前は三田 優。ついこの間入学式を終え、高校生へとなった俺はこれから始まる新しい高校生活にワクワクしていた。
はぁとため息を吐きながら、
「もう俺も高校生か……。時間が経つのは早いなぁ。」
と呟いていた。その時急に後ろからドンっと背中を押され、よろけ、ドサッと転んだ。
「うわっ。お前何すんだよ。」
「優〜今日もヒョロイね〜。いつまでもそんな感じだと彼女できないよ?」
俺の背中を押した犯人であろう彼女は俺の幼馴染、佐藤 梨奈だ。全く悪びれる様子を見せない彼女に殴り掛かろうと思うも、勝てる見込みがないので怒りをグッと堪える。
「余計なお世話だ。俺は彼女を作らない主義だからな。」
「それって作らない人が言うもんじゃないの?」
そんな感じで毎日同じようなことを繰り返しながら過ごし、今日に至る。俺は今日の昼飯を手に入れるべく、コンビニに立ち寄ろうと提案する。
「またクリームパン買うの?毎日同じので飽きない?」
梨奈がぶつぶつ言いながらもついてくる。こいつはクリームパンのおいしさがわかってないようだ。あの中に入っているトロトロのクリームにふっくらとしたパンが絶妙にマッチしていておいしいのだ。こいつにこのおいしさをどのように伝えてやろうかと考えているうちに、コンビニの前にたどり着いた。クリームパンを買えるという喜びを抑えつつ、コンビニに入った。
「なんだ?」
ふっと目の前が急に真っ暗になってしまった。
周りを見渡しても何もない。
「優?どうしたの?」
梨奈の声が聞こえる。が、その声もどんどん遠くなってしまっている。
「っ!」
その時急な頭痛が襲ってきた。
「なんだ、この痛みは……。頭が割れそうだ。」
あまりの激痛に、俺は頭を抱えてうずくまるしかなくなり、そのまま気絶してしまった。
初心者ですので、小説力が低いかもしれませんが、評価をお願いします!




