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僕達の惑星へようこそ
今回紹介させて頂くのは「僕達の惑星へようこそ」です。
これは「小説すばる新人賞最終選考」まで進んだ作品です。
まずは作者による「あらすじ」の引用。
【いつものように『処刑』を終え、独り街を歩いていた夜。雨の中、僕は彼女に出会った。魔女の名を語る彼女との出会いが、この街に生きる僕達の運命を変えていく。『処刑』グループのリーダー、リョウの。『ビジネス』を営む女子高生、カナの。……そして、誰にも心を開けずにいた、僕の。】
一般文芸に詳しくないので適当なことは言えないのですが、最終選考まで残る作品は出版社的には書籍化できると判断した小説なんですよね。もちろん選考委員にお伺いを立てて落とされたわけですが、もうこの領域になると選考委員が代われば受賞作品も異なる感じなので、作品のテーマの扱い方や技術を学ぶ意味でも一読してみてはいかがでしょうか?




