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ライトノベル系新人賞一覧+α

 完成した原稿をしっかり推敲しましたか?

 完成した原稿を誰かに批評してもらいましたか?

 完成した原稿のブラッシュアップは済みましたか?

 さあ、それらを終えたら作家への登竜門に挑戦してみましょう!



◆文庫系


 電撃小説大賞

・ジャンル

 ファンタジー、SF、恋愛、歴史、ホラーなど、フリージャンル

・応募資格

 プロ、アマを問わない

・規定枚数

 長編:80~130枚

 短編:15~30枚

 1枚が42文字×34行の、指定ワープロ原稿

・締切日

 4月10日


 ファンタジア大賞

・ジャンル

 10代の読者を対象とした、広義のエンタテインメント作品

・参加資格

 プロ、アマを問わない

・規定枚数

 40字×16行換算で200~250枚

・締切日

 前期:8月31日

 後期:1月31日


 スニーカー大賞

・ジャンル

 ファンタジー、恋愛、ホラー、SF、ミステリ、青春

・参加資格

 プロ、アマ不問

・規定枚数

 80~120枚(1ページが40字×32行の、指定ワープロ原稿)

・締切日

 春の部門:5月1日

 秋の部門:10月1日


 スーパーダッシュ小説新人賞

・ジャンル

 フリー

・応募資格

 プロではなく、アマに限る ※他の新人賞などでデビュー(商業出版)していない事。

・規定枚数

 50枚~200枚(42字×34行の、指定ワープロ原稿)

・締切日

 10月25日


 エンターブレインえんため大賞

・ジャンル

 SF、ホラー、ファンタジー、ギャグ、伝奇、恋愛など、フリー

・応募資格

 プロ、アマを問わない

・規定枚数

 85~165枚(39字×34行の、指定ワープロ原稿)

・締切日

 4月30日


 ノベル・ロマン大賞 (コバルト)

・ジャンル

 フリー

・応募資格

 男女、年齢、プロ・アマを問わず

・規定枚数

 250枚以上350枚以内(400字詰め原稿用紙換算)

・締切日

 1月10日 ※上記内容はロマン大賞


 講談社ラノベ文庫

 GA文庫大賞

 MF文庫Jライトノベル新人賞

『このライトノベルがすごい!』大賞

 ノベルジャパン大賞

 小学館ライトノベル大賞 (ガガガ・ルルル)

 京都アニメーション大賞

 一迅社文庫大賞


◆新書系


 JNGP (ジャンプ・ノベル・グランプリ)

 C★NOVELS大賞

 スクウェア・エニックス小説大賞

 幻狼大賞

 講談社BOX新人賞


◆その他


 キネティックノベル大賞

「ダイナミックアーク」新人賞

 のべぷろ!大賞

 星海社FICTIONS新人賞


※変更されるおそれがあるので必ず応募要項を各HPで確認してから投稿してください。


 

 長く継続している新人賞の応募要項を書き出してみましたが、ご覧の通り、それぞれのレーベルで劇的に求めているものが違うということはありません。それゆえにレーベルに拘らなければ一年中締め切り間際の賞がある状態です。就職活動と異なり内定(受賞)を頂いた中から一社を選択するということはありませんので、幅広く構えて受賞の機会を増やす「物量作戦」がデビューへの近道かもしれません。


 各レーベルで微妙に求めている作品が異なるので、某賞で落選した作品が某賞で受賞したなんてことも珍しくありません。また某賞で一次落ち→某賞で三次落ち→某賞で受賞のように段階的に評価を上げる作品もあれば、どこに出してもいいところまで通過するのに受賞はしないという場合もあります。


 ネット投稿と公募で勘違いしやすいこと。


・あらすじ


 物語の最初から最後までの流れをきっちり書いてください。

 よくある間違いとして「とんでもない試練が待ち受けていた!」や「果たして黒幕の正体とは?」みたいな煽り文を書いてしまう方がいるようですね。書き方としては「物語の核」を強調して「細かい部分」を省略するようにしてください。


・文字数


「A4用紙に縦書きで42文字×34行で印刷してください(80~130枚)」


 この場合に「42×34×130=185640」だから十八万字まで大丈夫と考えないでくださいね。

 それじゃあ、空白を考慮して十五万字くらい?


 とんでもありません。これは実数計算のネット利用者が犯しやすいミスで、かなり書き込む方でも印字率は七割(改行多めなら六割以下)くらいなんです。つまり「185640×0.7=129948」なので十三万字で上限を超えてしまいます。これは原稿用紙換算にも言えることで三百五十枚が上限でも「400×350=140000」とはなりません。ただし「文庫見開き(42×34)」よりは印字率が高いので「140000×0.8=112000」くらいでしょうか? 


 信じられない方は「42×34」や「20×20」仕様に十万字程度のテキストを流し込んでみてください。予想以上に枚数を消費していることに驚くと思います。また原稿用紙換算250枚~350枚あるいは42字×34行で80~130枚の場合、印字率で調整可能な後者のほうが下限も上限も融通が利きます。個人的な印象だと幅が230枚~380枚くらいになる感じですね。


 最近はネットからのデビューも多いので少しだけ触れておきます。

 ここ「小説家になろう」で考えた場合はアルファポリス社が多いですよね。WEBコンテンツ大賞だけでなく1500ポイント達成(24時間)でも出版申請ができます。この1500ポイントというのが曲者で、これ個人サイトだと大変ですが、なろうだと日間に載れば楽勝で到達します。


 その日間ランキングに載るんが大変なんじゃろがい! と怒られる方もいるかもしれませんが、異世界やVRMMOなど流行ジャンルに限れば、それほど難しいことではありません。ただ商業作品みたいに書くとまったく受けないので、なろう用にちょっと工夫する必要はあります。※実際に私個人で活動しているPNで実験的に連載したところ日間10位以内には入れました。


 もちろん出版申請を通るにはアクセスだけでなく、力量(読者層の想定含む)が問われると思うのですが、やはり新人賞に比べれば別のベクトルで勝負できるので、いろいろ試して自分自身にあったデビューの方法を模索してみてはどうでしょうか? N

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