第4話 砂漠
ガバッ
目が覚めた。……夢…だったのか?
はははっ、太陽がまぶしいなぁ……って、おかしいぞ。俺は自室のベッドで寝たはずだ。
……だがしかし俺の目には理解の範疇を越えた景色が写っている。Why?なぜ?これもまた夢なのか?
毎回唐突で申し訳ない……
だが少し待ってくれ。俺も状況が理解できていないんだ。
俺はホッペをつねってみた。うん。痛い。どうやら夢ではないようだ……いや待て、そもそもこの方法は信憑性があるのか?
…失礼、取り乱してしまった。とりあえず状況を整理してみることにしよう。
Q1 今のどこにいる?
A ベッドの上にいる。
「じゃあ何が変なんだ」
と思うだろ?
Q2 周りの景色は?
A あたり一面、砂漠になっている。
…うん。とてもビックリした。暑いし。
Q3 後ろの方にいるあれはなんだ?
「ギシャァァァア」
A バケモン。かっこよく言うならばモンスターだな。
あんな感じの鳴き声なのか。おっかねぇな。
ちなみに見た目は、3メートルはありそうな、四足歩行の……ミミズ?だろうか
ドドドドド
Q4 こっちに来るようだ。なんだろう?意外と足早いな。
ドドドドド
A きっと俺を襲う気だな。実に単純明解。……なんて言ってる場合じゃねぇ!
そんなことを考えてるうちにそいつは俺の目と鼻の先まで迫ってきた。近くで見るとその肌はテカテカしていて、とてもグロテスクである。………ふと、俺は自分に問いかけた。
Q5 本当にこれは夢なのか?
A 夢だといいな…
そのミミズ風生命体…もとい、モンスターは前足……いや、手か?……で俺の両肩をがっしりと掴んでいた。
顔には鋭い歯が並んだ大きな口がある。…と言うか、口しかない。そこから漏れ出てくる血生臭い醜悪なにおいからして、恐らく肉食だろう。
肩を押さえられ逃げられない。くそっ…ミミズのクセに足なんぞ生やしやがって。
信じがたい状況に置かれて頭が残念なことになっているのか、ただ単に混乱しているだけなのか……
後者であることを願う俺だが、この状況が現実だと思わざるを得ない。……曖昧な理由なのだが……痛みといい、においといい、妙にリアリティがある。ただ、もし本当にこれが現実なら……
「あぁ…死んだな。」
…俺は悟った。
眼前に広がる巨大な口。動かない体。観念して目を閉じた。…ちくしょう、もっと長生きしたかった。だいたいこんなグロテスクなミミズ風以下略に喰われて死ぬなんて嫌だ。たくさんの孫に囲まれて、安らかに眠るように死にたかった。
ブシュッ
…あぁ、俺のブタさん貯金箱の安否が確認できなかったのが唯一の心残りだ……。
顔に生暖かい液体が付着した。……血…だろうか?ん?俺は喰われたんじゃなかったのか?感覚はしっかりあるが、痛みは感じられない。
…目を開けると頭から赤黒い血を流しているミミズ以下略がいた。肩にかかっていた圧力が弱くなっていく……
なぜだ?何が起きた?どうして俺ではなく、ミミズ以下略が死にそうなんだ?
あれこれ考えていると、そのミミズ以下略は細かい光の粒になり……三枚の金貨になった。
「危ないところでした…」
突然声がした。声と言ってもいつも脳内で流れるあの声ではない…
その声のする方向を見ると、一人の男が立っていた。見た目からして、年齢は俺とほぼ同じだろう。体格も似たようなもんだ。顔つきは……悔しいが容姿端麗で、整った顔立ちだ。
「やっと見つけました」
…つづく。
秋田犬ですm(__)m
こんな所まで目を通していただいてありがたいです。
最初の「ガバッ」は第1話のオマージュです。…決して他の表現ができなかった訳ではありません。…本当です。信じてください。
………このままだとグダグダになりそうなので、ついに登場人物紹介やります。
主人公
年齢 17歳(高校生)
身長 170センチ強
大量 60キロ弱
性別 男
標準体型です。
基本的にツッコミです。
基本的に巻き込まれタイプの人です。
年齢は、ゲームとかの主人公っぽい十代後半にしました。深い意味はありません。
……大変です。これいじょう書けません。
登場人物紹介等と大見得をきっておきながら、これではグダグダになってしまいます。
……とりあえず、次からは人が増えます。その人たちに期待してください。
では、また次回の後書きで……m(__)m




