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防振り魔王

 何の嫌がらせかヤベヱのがきた。

 「ども。魔王少女です」

 色んな意味でヤベー。

 「ヤベーヤベー言ってないで早く戦お?」

 ホント、ヤベー。


 魔王少女が問答無用で殴りかかってきた。それを間一髪で回避。ついでに即席罠を設置する。からの毒鎌クロックアップ。

 「ははは、やるわね」

 魔王少女さんが笑っている。こっちの出方を伺っていたのなら手札を見せすぎたかもしれん。というか過剰な反応しすぎた。何なら右に毒鎌。左に麻痺鎌でクロックアップ。

 あれ?魔王少女さんが未だにスローだ。攻撃が飛んでくる気配もない。引き続きクロックアップ。先日手に入れた鋭等身も使って。ちなみに鋭等身は体が刃みたいになる事だ。容姿に影響はない。

 これでもまだ伺っているのか。一応鑑定する。

 ………魔王だった。魔王は魔王でも防振り魔王だった。痛いのは嫌なのは分かる。だが戦う上で痛みは大切だ。だが攻撃系統のステータスが壊滅的にない。

 「っ、やるわね」

 顔に出てまっせ。せめてバフ系のスキルをとりなさいな。

 「何語ってるのよ」

 てかこんな魔王いるのね

 「くぅ〜っ舐めるな〜」

 魔王少女が殴る。

 「いったい手が〜!」

 自分で殴って来といて自分で悶絶する。魔王少女のステータスを見ると自分でダメージをくらって、この人の体力。なんと風前の灯火だった。何となく、やんちゃな娘を見ている目になる。

 「くっ。覚えてろ〜」

 また会うときは強くなっていそうだ。特に防御方面が。


 相変わらず今の強さが分からない。賢者に聞いても前例が無い為判定不可と言われる始末。というかあれ以来ステータスを見ていなかったが何か色々追加されてた。まずは記憶。これは再現と併用するらしい。その再現も変異と併用させると凄い。あとは、魔王少女ちゃんが経験値を置いていってくれた。理由がわからんが、レベル40になったので感謝しておく。

 龍の方は、あと一歩で進化する。進路は、火竜、水竜、雷竜、氷竜、風竜、怪竜、火狼竜、水狼竜、雷狼竜、氷狼竜、風狼竜。

 火竜とか何とか竜進化、火狼竜とか何とかは正統進化っぽい。

 火竜とか雷狼竜のフォルムが何となく想像出来るのは気の所為だろうか。あと、読心のスキルはほしい。親との繋がりで賢者が来たなら、子との繋がりで読心来ないかな〜。ま、飛んだ皮算用だけど。

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