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X-MAN  作者: BOZAK
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支配された脳

日本の首都、東京では最近人攫いが横行している。行方不明者のほとんどが連日報道されている猟奇的殺人事件の被害者となって発見されていた。被害者の共通点は2つで分かれている、1つは司法で裁ききれなかった者、もう1つは薬物中毒者や自傷行為を行う者だった。全員の共通点は命を粗末にする者だ。

犯人の情報は年齢性別国籍すべてが不明で、ネット上ではX-MANと呼ばれ知られている。


X-manの事件簿1


2026年1月1日、ショッピング街

被害者 女性 木村葉子

薬物中毒者の葉子は毎月売人とショッピング街で取引をしていた、このショッピング街には防犯カメラ、警備がなく不良の溜まり場になっている場所ため人は寄り付かない、東京にしてはかなり珍しい場所だ。

この日も葉子は売人から薬を買うため足を運んでいた。

葉子が裏路地の取引場所に向かうがそこには誰もいない、売人にメッセージ送ろうとスマホを手に取ったとき背後から何者かが襲い首に注射を打たれ気絶した。

目が覚めると葉子は工場のような空間の中央で椅子に縛りつけられていた、葉子は体を必死に動かし叫びながら助け求めた。

するとスピーカーからその声は流れた、

「お前は薬物に依存し大切な自分の体を自分自身で傷つけてきた。薬物は脳を支配しているようだ、その支配を今から助けてあげよう、命の大切さ、尊さを気付かせてあげるんだ。お前にはゲームをしてもらう命を賭けたな。」声は機械音声のようで感情は一切籠ってなく冷たかった、続けて声は流れる。

「お前の頭の中に小型の時限式爆弾を埋め込んだ、ゲーム開始から2分で爆発する。命が惜しければ手元にある電動カッターで頭蓋骨を切り、手で取り除くんだ。脳は重要ではない部分を失っても日常生活はさほど支障は出ない、今回は支障がない部分に爆弾を埋め込んだ、君は昔から努力を怠ってきた、その結果薬にすがり付く結果となっている。生きれるのは君の努力次第だ、安心しろ爆発しても薬の支配から逃れられる。game start」そこでスピーカーから音声が途切れたのと同時に葉子の拘束が解かれた。葉子はパニックなって頭を抱えた、頭を触ると微かに切断された跡があった。近くにあったテーブルの方を見るとトレーが置かれその上には電動カッターが置いてあった、覚悟を決め歯を食いしばりながらカッターを起動し頭にかすめた。尋常じゃない叫びが辺りに広がる、あああ゛あ゛あ゛と声にもならぬ声で目から涙を体からは滝のような汗を流した。思い切り力を入れカッターの刃が頭蓋骨に当たる、カッターを横に回して半円状の大きな溝をつくりそこに手を入れ頭蓋骨を引っ張りカッターを使いながら割り取り除く。この間に時間は残り40秒となった、脳を触ると視界が歪み嗚咽を漏らす、葉子は拳ごと中に入れ爆弾を探す、だがいくら脳をえぐっても見つからない。そうしているうちに時間が経過する6.5.4.3.2.1その時後ろから声が聞こえた「game over」その声が聞こえると同時に頭が爆散した、辺りには首なしの葉子の死体、脳の残骸、割れた頭蓋骨、頭に入れていた指だけが残った。

遺体が発見されたのは数時間後、爆発音を聞いた近隣住民が通報し事態が発覚した。警察が駆けつけていた頃には犯人逃走した跡だったが現場に一つのボイスレコーダーが残されていた、「人間は愚かな生き物である、感情を発達しているゆえに多種多様な考えを持った者が生まれ命を粗末にしている。今回彼女は失敗してしまったが、成功すると私の手によりすべてが変わる、薬によって支配された脳がなくなり正しい判断ができる、命大切さがわかるようになる。」

現実にも愚か者は沢山いる。

悲しいね!

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