「商業区防衛戦・後編」その1
「また一人死んでいく」
不吉な発言をしながら一時退却してサナエちゃんの指示の元皆で集まった。
残りの襲撃者がいたけど皆機械に怯えて何処かへ消え去ってしまった。
「さてとどうしたものかしらね?」
まさかの登場に皆の士気は一気に下がる、どう足掻いても勝てそうにないと分かるぐらいの殲滅力と破壊力に私の足元が竦んでいる。
「いや、無理でしょ・・・あんな強そ〜なの行ったら死ぬって」
「アタシ等は頑張った・・・ならさ、どうせ誰も気付かないんだから逃げようよ」
エミ&キリちゃんはもう無理と抱き合いながら俯いている、今のままの疲弊した二人は厳しい、アスカちゃんも戦闘が長引いて疲弊している。
ユイさんもあまり顔色が良くない、片目が防がれて被弾して服がボロボロになっていつもの動きは見込めない、サナエちゃんとカイト君も消耗が激しい。
「万事休すって奴だな」
ユーゴ君の一言に皆は項垂れる中私はとある提案告げる。
「私は・・・倒しに行こうと思う」
その一言に皆の注目を浴びる、静まり返ったその時に声を荒げた。
「あ、アタシは嫌だよ!?」
「アタシもアタシも!!」
咄嗟の発言にキリ&エミちゃんは首をぶんぶん横に振る。
「キリちゃん、エミちゃん、サナエちゃんとカイト君、アスカちゃんとユイさんは先に帰ってて♪」
元より巻き込む気は無いから、それでも来てくれる人がいるならば私は死ぬ気で頑張る。
「あれ、俺は?」
「私は何故?」
二名ほど怪訝な表情はしてるが気にしないでおこう。
「ゼーナはいつでも準備万端です」
「ありがとう、ゼーナちゃん」
私は三人にお願いすると二人は渋々引き受けてくれた。
「仕方ありませんね・・・可愛い女の子を一人で行かせるなんて先輩として顔が立ちませんね」
「相変わらず俺は巻き込まれんだな・・・ったくしゃーねーな」
よし、言質は取れた。後はあのロボットをどうするか考えないと。残りの人達はまだ悩んでるけど決心がつくまで待機してもらうことにした。
恐らくここ一番の強敵になる、気を引き締めるだけじゃ足りない。全身全霊で戦おうと四人で作戦を練ろうとしたが何故か皆付いて来ていた。




