ピンクスパイダー
ジョージさんちに着き
今現在ケーキを焼いている
マリアちゃんにはウルが
誘拐犯のPTSD対策として
付いてて貰っている。
マリアちゃんは只今
モフり欲の赴くまま
ウルをモフり真っ最中だ
リリーさんと嫁達を助手として
スポンジケーキを焼き
メレンゲとフルーツジャムを塗り
大きなホールケーキを二つ
焼き上げた
「このケーキ?って美味しい~。クッキーも美味しいけど、このケーキもとっても美味しいよね~」
「気に入ってくれて嬉しいよ。」
「白い砂糖だと、ここまで甘く出来るのですね。」
ジョージ夫妻は
目を丸くして驚いている。
マリアちゃんはウルを撫でながら
ケーキを頬張っている。
ん~今回誘拐はなんとか
阻止できたけど
第二第三のマリアちゃん誘拐犯が
出てこないとも限らないよな
ジョージさんも
大量の塩販売により
サークルトル有数の
いやこの国の中でも有数の
お金持ちになっているみたいだし
ジョージさんとマリアちゃんの
ステータスを弄る?
ジョージさんはともかく
マリアちゃんはまだ子供だしな
感情に任せて
ステータスで人を
子供同士の喧嘩で
傷付けちゃうかもしれないよな
ましてや幼い心の過ちで
命を奪うなんて事は
あってはならない
もっての他だ
まだまだ子供だからな
力加減の出来ない
子供のうちは余計な力は
持たせない方がいいのかもな
マリアちゃんには護衛用に
ストーンスパイダーゴーレムを
プレゼントしようか
大きさだけでもきっと
威嚇出来るよな
盾に成るような
スパイダーゴーレムの
陰に隠れていれば
それだけ時間も稼げるし
ジョージさんとリリーさんは
オークキング並みにステータスを
弄っておく。
魔石を取り出し
マリアちゃんの肩に乗れそうな
スパイダーゴーレムを作る
魔力登録者はリリーさんで
カラーリングは
マリアちゃんにまかせた
女の子らしく
ピンクを基調とした
スパイダーゴーレムだ
ところどころに
深紅のハートマークで
アクセントを
そして護衛用なので
マリアちゃんが載れるサイズの
ユニットスパイダーゴーレムも
用意をする。
ストーンスパイダーゴーレムを
ピンクでカラーリングし
同様に花柄や赤いハートマークを
ゴーレム体に散りばめる
名前はピンキーで
代理で俺が名付けておいた
ジョージさんとリリーさんも
それぞれスパイダーゴーレムを
欲しがったので
それぞれの要望を聴きながら
作り上げる。
マイカーとかやっぱり自分用の
移動手段って欲しいよな。
馬車をレンタルをするのにも
お金がかかるらしいし。
何より便利だし
ゴーレムだと
食費やら燃費やら気にしなくて良いし
自然回復の魔石の魔力で
十分賄える
あー、ジョージさんには
塩樽運搬用に馬車も、
いや蜘蛛車も必要だろうか
リアカーを改造した
塩樽運搬用の車体も
作成していく
「あー、こんなリアカーまで?本当にありがとうございます。」
「ついでですからねー趣味の範囲ですよ」
「いえいえ、こんな良いもの、只で頂く訳には参りませんよ?」
「そうですねーヨシヒロ?オークキングのハッカイさんの所でも言ったかとは思いますが、交遊関係は貸し借りが全く無しの方が永続き致しますよ?」
「そうですよ!それでなくてもヨシヒロさんにはもう大分返しきれない恩や借りがございます。これは是非とも高値で買い取らせて頂きますよ?」
「あ、はい。分かりました。レイラ、ジョージさんと交渉お願いね?」
「はい、畏まりました。」
ジョージさんは
本当に義理堅いよな
命の恩人認定されてるのだろうか
ただ山賊から
助けただけなんだけども
あのまま捕まってたら
マリアちゃんと同様に
身代金を要求するとか
奴隷として売却されていた
かもしれないかららしいけど
この世界は
あちらの世界とは
あちらの日本とは違い
命の危険がすぐそこら辺りに
転がってるからな
軍曹とラクネ、オラクが
スパイダーボディーを出して
新入りのジョージさん達の
スパイダーゴーレム達に
スパイダーゴーレムの
戦闘術を教えこんでいく
蜘蛛の脚を蜘蛛の糸を
駆使して闘う蜘蛛の戦闘術を
実践しながら、
新入りのスパイダーゴーレム達にも
叩き込んでいく。
八本の脚を高速で動かし
腹部から出す糸を高速で操り
蜘蛛同士が闘う
「いつも皆さんはこんなスピードで、闘っているのですか?」
「そうですねー。訓練ですからね。自分達の限界のスピードは知っておかないと。いざというとき危険ですからね」
「こんなステータスでもないと、きっと見えなかったでしょうね。」
「あ、ホラホラ、ジョージさんも今のうちに自分が出せる限界の速度で、戦闘訓練をしておかないと、いざという時に思ったように身体が動いてはくれませんよ?」
「全く、ステータスを自由自在に書き換える事が出来るなんて、ヨシヒロさんには全く驚かされます。現役の冒険者をしてるときよりも、身体が非常にスムーズに動きますね。」
「リリーさん、隙有りです。」
「え?え?エエエエ?レイラさんただの商業ギルド員でしょ?なんでそんな速さで?しかもそんな戦闘技術も何時の間に?」
「私もこれでももうヨシヒロのお嫁さんの一人ですからね、これくらいはこなさないと。立場上私もフェンさん達に何時までも、遅れを取っている訳にはいかないんですよ。」
ジョージさんとリリーさんも
話をしながら
嫁さん達と戦闘訓練をしている。
ステータスに合わせて
スキルもぐんぐんと伸びていく




