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大学生探偵・東雲倫吾のパズル帳  作者: 黒川 結
第5章 「大学生探偵の日常・2」
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07 =ひらがな計算式= *解答編

「いろは歌でしょ」

「う……合ってる」

「クロ、いろは歌使った暗号好きだからね。

 で、いろは歌の通りに、プラスなら後ろに、マイナスなら前に文字をずらすと……『くかけるにひくろく』つまり、9×2-6、で、12」

「……せーかい!」

 やけくそのような言い方だった。

 そして、心夢さんはぼすっとソファーに座り込み、なぜか背後に向かって声をあげた。

「ちょっとクロー、解かれちゃったじゃん」

「そりゃそうだ、俺の作ったのだってすぐ解くもんコイツ」

 ソファの背もたれの後ろから、人影がむくりと起き上がってくる。

「うわあ!」

 俺はビビッて尻もちをついた。

 しかし人影は、よく見るまでもなくクロだった。

 ていうか、その位置取り。横たわって息を潜めてたんだろうか……?

「疑問に思ってる顔だね。いや、実は用事があって待ってたんだ」

 なにもそんな変な場所で待たなくても……。

 俺の疑問を含んだ視線をものともせず、クロは傍らのカバンをごそごそ探り、白い封筒を取り出した。

「しの君、ちょっと旅行行かない?」

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