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大学生探偵・東雲倫吾のパズル帳  作者: 黒川 結
第1章 「大学生探偵の日常」
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05 =色パズル= *解答編

 その問題を読み終わって、5秒考えて、俺はその手紙を表も裏も眺め倒した。

 ついでに空になった封筒の中を覗き込んでみた。

 何も書いてない。

「いつものことだけど、解答書いとけよ……4だよな? 4でいいんだよな? ローマ字にした時の文字数ってことでいいんだよな? 白はshiroじゃなくてsiroって扱いでいいよな?」

 もう一回紙と封筒を眺め倒してみても、やっぱり問題文と宛先以外は何も書いていない。あー、解答気になるなあー。

「…………」

 ……駄目だ。どれだけ現実逃避しようとも、この真っ黄色の封筒がちらちら視界に入る。

 覚悟を決めよう。

 俺はゆっくりと息を吐きだした。

 そして、震える指先を抑え込みながら黄色い封筒を手に取る。

 しゃきんと音を立てて封筒の端をはさみで切り、おそるおそる紙を取り出す。

 薄黄色の紙を開くと、簡素な文が載っていた。


『倫吾へ


 用事があるから来週あたり顔出す

 よろしく☆


        みんなのイエローより☆』


「やべえ」

 来週っていつから数えて来週だよとか、手紙なんだからその用事の概要を書いておけよとか、突っ込みどころは山ほどある。

 が、そんなことはこの際置いておこう。

 それよりもっと重要なのは、遅くとも来週までに、あの最強の変態にして最大のトラブルメーカーが来るってことだ!

 切実に逃げたい。

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