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第6話 ~馬鹿共のアホな衝動~

作戦前のひと時です。


「なるほどね。僕が上げたストック玉の『ハテナ魔法』でベリアルさんが召喚された、と」

「う、うむ……。正直いきなり視界が切り替わって目の前に変なの(黒い手)と魔界みたいな地獄絵図な魔法展開が繰り広げられていたら流石の俺も多少のダメージを喰らってしまってな」

「……どっちかって言うとリオにやられた時の方がダメージ酷くないですか?」

「……それは言うな。とりあえず回復(ヒール)を頼む」

「はいはい」

 何故か股間が痛そうに腰をトントンするベリアルに一応同じ男(?)である佐夜は色々と同情しつつベリアルの股間を治療する。


「おい、あれって………」

「分かっているけど誤解受けそうな光景ね……」

 ……けど触れはしないけど両手を股間ギリギリに近付けるこの光景は状況を知らない人が見たら変な誤解を受けそうだ。更に佐夜&ベリアルとは関係無しに電池が切れて唐突に眠りに就いた寝郎がその横でうつ伏せ&お尻を突き上げるといった変な体勢で寝ているので余計カオスな状況に皆はあえて触れずにいた。

 ちなみに先に被害に遭った覚助も同じ様なやり方で治療済み。


「おーい。管理人連れて来たz───って、何やってんだお前等!?」←健太

「……お愉しみ中かな?」←ハズ

「え?」←ベリアルの股間に回復(ヒール)を掛ける佐夜

「ぬ?」←痛みが引いて癒されるベリアル(ゆるアヘ顔)

「ZZZzzz………」←ケツ突き上げ寝郎

「「「「「あ~あ……」」」」」←その他

 で、案の定、何も知らないで次に転送してきた健太がその光景を見て絶叫した。



 ~~~説明中(コーヒー美味しいわ byマロン)~~~


リオ「いい加減りじちょう、出してあげたら?」

作者「その内ね」

マロン(うぅ………)

 結構重要な位置付けの人なのに相変わらず扱いが酷い。


 ~~~説明中終了(あぁ、まだ言いたい事が─── byマロン)~~~


「び、びっくりさせんなよ。「この小説、R-18になったのか!?」って思っちゃったじゃんかよぅ!?」

「動揺し過ぎて語尾がおかしくなってるな」←詩織ぃ

「R-18って何じゃ?」←つばっきー

「18歳以下の子供には性的刺激が強い事を指す業界用語じゃなかったっけ?」

「18歳以下は閲覧禁止だろ?」

「てかメタな発言するな君達!?」

 未だ動揺が収まらない健太相手にメタな発言をする面々をガレストが怒る。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「ちょっと待て。俺、良い事思いついたぞ!」

「どした急にいきりたって?」

 浜谷が何やら革命的な事を思い付いた様で残りの男子達(+セロファン&ケイズ)が浜谷の元に集まる。


「いいか? 迂闊に佐夜に近付いた覚助とベリアル先生はリオの即死罠(笑)の餌食を股間に喰らってその後、佐夜から手厚い回復(ヒール)を受けて貰っていただろ?」

「ああ、それが?」

「え……って事は……今、俺達も佐夜に近付いてリオの罠に掛かれば………」

「佐夜から手厚い看護を受ける事が出来る……!?」

「うひょ。何だか心がぴょんぴょんするぜぇっ」

「それは単に股間が痛いからじゃね?」

「つか病気行け。頭のな」

「けど確かに今のリオは佐夜依存症気味だから女子はともかく野郎が変に近付けば確実にやられるから佐夜も自分の所為(?)でリオのテンションがおかしくなっているのは分かっている筈。だったら───」

 浜谷の結論に一部を除く男子全員の目がキラリと光り、


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「「「「「「「全員、突撃ー!!」」」」」」」

「っ!?」

 謎の掛け声と共に男子達(一部を除く)が佐夜に凸し、当の本人がギョッとする。


「「「「「「「うおおおおっ、佐夜ー、俺達も癒してくれー!」」」」」」」

「え、え、ええぇっ!?」

「な、何事だ!?」

 もろに欲望丸出しの男子達に当の佐夜と治療されているベリアルは一旦治療を中断し、ベリアルは佐夜の身の危険を感じ男子達の前へと立ち塞がり突っ込む。


「な、何!? 何で男子達いきなりハザっているの!?」←わかな

「は、ハザ?」←リベッタ

「ハザードの略ね。何か知らないけど男子達の目当ては佐夜?」←詩紗

「た、大変じゃないですか。早く止めないとっ」←シャルル

「………いや、多分大丈夫でしょ」←愛沙

「え、それはどういう……」←ラキエル


「「「「「「「邪魔だー!!」」」」」」」

「のふぇっ!?」

 通常では多対一でも余裕で勝てるベリアルだが、股間の痛みがまだ少し痛むのと男子達の欲望&情熱(?)には勝てずふっ飛ばされた。


「あ」←愛沙

「やられちゃいました」←陽菜々

「ダメじゃない」←さなえ

「どうするんデスかアレ?」←ロッテ

「このままじゃ男の娘の佐夜が野郎どもにまわされて………イイッ!(鼻血)」←加奈

「いいの!? っていうかアンタそんな趣味だったっけ?」←優李

 さり気なく加奈が腐女子化している。


「そ、そんな事より早く何とかしないとあの子犯されるわよ!?」←ベレッカ

「大丈夫よ。あの子には最終ラインが控えているから」←愛沙

「最終ライン?」←ラキエル

「あー、あの人達デスか」←ロッテ

「あの人達?」←シャルル

 皆が「あー」と言うがシャルルとベレッカは誰の事か知らない。まぁ、この会話に入っていない人物を考えれば誰の事かはすぐに分かるけど。


 ドゴンッ!!×3


「なぉんっ!?」

「ごほぉ!?」

「もろっこ!?」

「「っ!?」」←ベレッカ&シャルル

 すると佐夜に迫っていた男子達の内3人が吹っ飛ばされ、地面に転がるのと同時に股間を押され、超悶えている。凄く痛そうだ。


「貴様等……寄って集ってか弱い淑女を襲うとは………恥を知れぃ!」←詩織

「あぁ、全くじゃ。佐夜に構って欲しいからとはいえ、全員で攻めるのはやりすぎであろう」←椿姫

「そんなに股間を潰されたいのならアタシ等が潰してやんよっ」←月(るな)

「げっ、不良少女!?」←男子B

「「「誰が不良だ!?」」」

「のごすっ!?」←股間に3発喰らう男子B

 まぁ、男子からしたら男言葉で話す女子はみな不良(ヤンキー)なんだろうな(偏見あり)。


「「「さぁ、潰されたい奴から掛かって来な!」」」

「「「「「「「ぅ、うわああああああああああああああああ!?」」」」」」」

 そして始まる暴力少女達の股間狩り。多分、何人か漢女になるかもしれない。


「ぅゎ、あいつ等アホだなぁ」←正義

「A-。そして恐らくこのまま3人に殺られても佐夜は回復(ヒール)を掛けてはくれないだろうしな」←マック

「つか、何で襲って来るのか分かっていない顔してるぞアイツ」←健太

「(〇x〇?)←何だこの顔?」←清良

「若いっていいな」←琢磨(ライダー)

「青春だなぁ」←蒼太朗(戦隊ブルー)

「主等だって十分若いでござろうに。……覚助、大丈夫でござるか?」←御剣

「なんとかな。もう少しで漢女(オカマ)の仲間入りする所だったぜ」←覚助

「漢女て」←ガレスト

 そして佐夜に凸しなかった残りの男子共は股間がひゅっとなりそうな光景に頬を引き攣らせて「悪ノリで行かなくて良かった……」と安心していた。


 ・・・・・・・・・。

 ・・・・・・。

 ・・・。


「お前等は何をしているんだ?」←ゼロ

 教師・先輩達&大人同士(ハルマ小隊&ゼリア軍&現地代表の王族達)の話し合いが終わり、生徒達の元にやって来ると、殆どの男子達が股間を押さえてぴょんぴょんしたり半死半生状態で屍となっていた。

 勿論自業自得なので女子達はそんな男子達を治療したりはしない(重症以外)。


「ただいまさややー、って何コレ? リオここまでやったっけ?」

「あはは……ちょっと有志の方々に助けて貰ったといいますか何ていうか」

 屍と化したカオスな光景に流石のリオも引く。


「あぁ、やはり魔物を斬るより人を斬る方(峰打ち)が気持ちいいのぅ」

「同感だ。魔物だと一撃で仕留めきれない時があるからな」

「肉体言語が通じる相手だとストレス解消になるしな」

「なるへそ」

 スッキリした顔の3人を見てリオは納得した。


「さ、佐夜……僕を癒してくれない、か?」

「な、何抜け駆けしてんだ。佐夜は俺のもの、だ……」

 すると懲りていないのか、セロファン皇子とケイズ王子が這いながら佐夜の元にやって来る。


「「あ……」」

「ん!?」←リオ

「え………?」←佐夜

 だが2人は地面を這っていた為佐夜の元に着いて見上げると、未だライブ時のアイドル衣装から着替えていなかった佐夜のスカートの中を覗き込んでしまい、4人の時が止まった。


「い、い、いい……いやぁぁぁああああああああああああああああっ!!?」

「「アリガトウゴザイマースッ!?」」

 そして佐夜は羞恥心で顔を真っ赤にし、絶叫を上げながら錬成術で発生させた土の手で2人をぶん殴ってぶっ飛ばす。


「……さややももうすっかり男の娘、つーか女の子だねぇ」

「僕は男の娘でも女の子でもない!(涙目)」

「色んな意味で説得力ないよ!?」

 ……どう見ても女の子です、ありがとうございました。


「本当に何やってんだ……」

「よしよし、です」

 ゼロと共にやって来ていた東島が額に手を当てて溜息を付いた。さり気なくシャルルが癒しに回るあたり抜け目ない。



このままズルズルと佐夜は女子化してしまうんだろうか?

いや、それだともう乙女系小説にしかならないから無理。

ちゃんと元に戻る様に調整しなくてはっ。


ではまた。

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