いきなり現れた天使
「好きです!付き合って下さい!」
「ごめんね、好きな人がいるの」
俺は人生で初めて本気で恋した人に振られてしまった。
「深川ー、放課後進路相談室こい」
「はーい」
またかよ、何度聞いたってなりたい者もないし行きたい大学もねーって。
「海君またかよー。こりねぇーな。」
「うるせぇー、凪だってねぇーだろ」
「まぁまぁ、海斗落ち着け。カリカリすんなよ。凪が 怖がるだろ」
「わーん、けいちゃん海君がこわーい」
こいつらは月島凪、佐々木圭人。イケメンで優しくて面白い最高の友達。でも、もう1人いて
「うわ、目合っちゃった。」
「こっち見てんじゃねーよ。裏切り者」
そういじめられてんのが寺崎千尋。俺の中学の頃からの親友で俺の好きな人と付き合ってる人。そのせいで圭人と凪はイラついてる。
「圭人、凪言い過ぎだよ」
「もう、海ちゃん優しすぎるよ。思ってる事言わない と!」
「本当だよ。好きな人勝手に奪った相手だぞ!!」
そうだけど振られて当然だよ。俺魅力とかねぇーじゃん。好きな物も趣味もない。つまらない人生送ってるだけだよ。
放課後進路相談室でいつもの事を言われて帰りが遅くなってしまった。母さんから鬼メールが来てて帰る気を失った。
人がいない公園が駅の近くにある。この公園の少し遠くに公園がもう一つありそこが人気だ。
俺は泣きたい時辛い時にいつもここに来て泣いている。声を上げて泣いてたら、何か聞こえて来た。
歌声?てけ、すげー綺麗。風が吹いて木の草や枝が揺れて少し見えたのがすごい肌の白くて美少女なまるでお城から抜け出して来たような女の子。少し薄い金髪に綺麗な青の瞳。あまりに青の瞳が澄んでいるもので見つめていた。
「え?どうして泣いているの」
泣いているのにびっくりして聞いてしまった。そしたら頬を指さしてハンカチで吹いてくれた。
「そっか、人の事言えないや笑」
ふふって静かに笑う彼女が優しさに溢れてて不思議と涙も止まっていた。
「俺深川海斗って言うんだけど君は?」
その子は何か書き始めてそれを俺に見せて来た。
『マリン』
マリン、外国人ぽい名前やな。てか、なんで紙で書いてるんやろ。
「どうして紙に書くのる」
マリンちゃんは少し儚げに笑って手を振って帰ってった。
俺はマリンちゃんといると不思議と落ち着いて嫌なことも全て忘れてしまう。また会いたいな




