また朝が来る
良く寝たなって言う感覚と、どこかモヤモヤ(モヤモヤではない鮮明な「何かを見た」感覚と「いや、あれって夢じゃん。」)って言う感覚との違いを感じて目覚めた後は、今日の予定を思い出してあたふたして過ごした。 まずは水泳だ。
僕は生まれ落ちた時には所謂「未熟児」だったらしい。 陸上自衛官の父親と、看護師の母親の元に生まれ落ちた長男が(僕の家は一応何かの本家で、家の隣には納屋や小屋があった事は覚えている。)いちおう僕なのだ。
まあ、とりあえずはそう言う事らしい。あしからず。
体の弱い僕を心配してか、両親は幼かった僕に水泳か空手のどちらかを習うように迫ったらしい。
今となっては勿論覚えてはいないけれど、その時の僕は「水泳」を選んだ。
「今」振り返ったら、「みたい」としか言えない選択を、昔の僕や「幼かったあなた」は結構な頻度で選んで、その道筋に「乗っかって」今に至った。
話を35年位巻き戻した「僕」は、「その時」にとりあえずにしろ「水泳」を選んだ。
「みたいでした」でも「みたいでしたよ」でもなく、多分、いや確実に「当時の僕」は選んだ。
今となって振り返ると(両親の話によると)、当時千歳市に住んでた僕は、オリンピック金メダリストにして、初代スポーツ庁長官が通った、札幌にある水泳スクールに行く!と言い張ったのだとか。
ぱっと見てかっこ良かったんだろうと思うし、子供心にはそう思うだろう。
まさか、あの時の僕が「空手」の本部朝基を知るよしもなかったから、これはまあしょうがない。




