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ハロウィン記念SS

 今日はハロウィンというわけで、ハロウィンSSです。


ロザリンドの場合。


「ディルク、今日はハロウィンです。トリック・オア・トリート!」


「お菓子をあげるんだよね?はい」


 チョコを口に入れられました。


「間違えました。トリック・オア・トリック!」


「……え?」


「つまり、悪戯します」


「えっ!?ちょ!?に、にゃあああああ!?」


 存分に悪戯しました。




 奥方様の場合


「ダーリン、お願い」


「嫌だ」


「ダーリン」


「嫌だ!僕はもう子供の姿じゃない!こんな可愛い衣装は似合わない!」


「大丈夫、大丈夫。仕方ないなあ…素直になれるようにしてあげよう」


「え?ちょ……や、やめてぇぇぇぇ!!」


 結局…散々悪戯されたあげく、無理矢理バニーボーイの衣装を着せられたらしいです。夜はたいそうお楽しみだったようです。ハロウィンなんか嫌いだとしくしく泣く賢者が居たとかいないとか。




 ラビーシャの場合


「トリック・オア・トリート!」


「………」


「え?えと、何故そんなにじっとり見るんですか、アルフィージ様」


「そりゃ、こんなに可愛い格好しているんだから見るだろう。魔女の仮装かな?そのタイトスカート、いいね。触りたくなる」


「おさわり禁止です!!お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ!」


「悪戯で」


「え?」


「ラビーシャが悪戯してくれるんだろう?」


「え、えっと…」


「ナニをしてくれるんだい?」


「えっと、うーんと…」


 頑張って考えたラビーシャは、即行動に出ました。カプリとアルフィージの耳を噛み、はむはむしたのです。


「はあ…び、びっくりしたでしょ!」


「…………うん」


 普段冷静な美人が耳まで真っ赤になりました。美人ってズルいと思ったラビーシャさん。逃げ遅れたため、がっつり報復されました。来年はハロウィンなんかしないと言ったとか言わないとか(笑)



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