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#1 届かない距離 後編

「夏輝くんも、そこはやっぱり自分の気持ちを貫くよね」


 美月さんがうなずいた。


「昔、月姫様が日彦様とは別の男神様に言い寄られたことがあって。その男神様は美男でとても強くて、それでも月姫様の心は揺るがなかったの」

「なんだ……月姫様の話か」


「で、琴梨ちゃんがそのシチュエーションに憧れるって言ってた」

「あの子は恋愛脳だからな……それに人の話聞いてないし」


 あれだけ自分を必死に保っていたにもかかわらず、情けない事に俺は美月さんの一言一句に翻弄されていた。


⛩️⛩️⛩️

いよいよ物語も終盤になりました。

夏輝が神力使いとしての使命に目覚めていく中で、この辺がカラッと雰囲気変わりますよ!

挿絵(By みてみん)

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