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よろず屋-狩るモノ-  作者: 幹藤 あさ
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2話

窓を突き破って入ってきた人物も、やはり顔を隠していた。だが、布ではなくこちらは仮面のような物をつけているし、プロテクターなんかも無いようで、すらっとした体型の男のようだった。


その入ってきた男は、事務所内をゆっくりと見渡している。そして、何を思ったのか、京井に向かって走り込んできた。京井はすぐに身構えたが、何かが違っていた。京井の横を覆面の者がすり抜け、男に向かっていった。お互い、いつの間にかナイフを取り出しており、それががちんっと音を立ててぶつかった。


京井もだが冬四郎も山上、片車輪は呆然としたように2人を見ていた。同じ様に顔を隠し、黒い服で身を包んではいるが、仲間というわけではないようだった。


「京井さんっ弱ってるのを捕まえておけ‼」


2人が戦うのを呆然と見ていたが、山上に言われて京井は、はっとしたように壁際を振り返った。今、戦っている2人を捕らえるのは難しくても、弱っている方なら何とか捕まえる事も可能だろう。京井はずに駆け寄った。

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