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魔王なのに...?

魔王。それは魔族を統率する者。魔法を極めし者。







のはずなのだが........








「何故なのだ....」

今、魔王は悩んでいた。

私は生まれたときからスキルは一つしか持っていなかった。

私はそれからずっと魔法を覚える練習をしてきたがとうとう覚えることが出来なかった。その結果、私はそのスキル「消去」を使ってあらゆる敵を倒してきた。しかし、今回の暗殺者は訳が違った。スキルが効かないのだ。私は今まで色々な経験をしてきたが一度たりともこのようなことは無かった。そして、その暗殺者がこちらへ迫ってきているのだ。そして私の首にナイフを添えて・・・・・



「動くな。今から伝言を伝える。これから黒髪のやつを見たら全員殺せ。わかったか?」




「わ、わかった」



「では、頼むぞ」




そう言って暗殺者...いや、謎の黒ずくめの男は消えた。


「何だったのだ......今のは......」

伝言を聞く限り、男は黒髪のやつを恨んでいるようだった。

しかし、何だったんだ?スキルが効かないのは初めてだったが殺されなくてよかったと思う。もし、殺されていたらこれから始まる戦争の敗戦が確定していただろう。



「黒髪のやつか......そんなやつは今まで一度も見たことないのだがな」

そう、魔王は今まで一度もそんなやつを見たことがない。なぜならこの世界のほとんどの人が金髪だからだ。だからどんなやつなのか見当もつかないし予想さえも出来ない。



「これは手詰まりというやつだな」




謎の黒ずくめの男のおかげで疲労が余計にたまった。



「はぁ、もう寝るか」



今は戦争のためにしっかりと体力を回復しなければならないのだった。

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