対話
「喋った?」
「ホォ、アノオカタニ ナロウトスルノニ ムチナルモノヨノ〜」
オークに小馬鹿にされて地味に腹が立つ。
「は?偉そうになんなの?豚のくせに」
「フン、ワガナハ エルロイゼ54セイ ユイショタダシキ オークノソノチヲ ヒクモノナリ」
「その54世が何? 私が誰になるって?」
「ヤハリムチヨノウ〜 マア、ワガキミトナルヤモシレヌオカタダ」
発する言葉に音の高低が殆どないからかなり聞き取りにくい。
「イダイナルワガイチゾクノアルジ、ソロモンサマノコウケイニ」
「誰だよそいつ 名前しか知らないわ」
「ソレホド、ソロモンサマノ チカラヲワガミニヤドシナガラ ヨモヤシラナイトハ ナントモフシギナモノヨノ〜」
「チカラ、闇の賢者の事か?」
「ソウ! ワガ アルジハ マモノノソニシテ ワレラガオウ イダイナルオウノ サイリン ハ チカイ!」
「よくわかんないこと言いやがるな 大体後継ってことは私以外にも居たんだろそいつらはどうした?」
「ケンジャ エキドナ、セイノケンジャ ラプラスニヨッテ ホウムラレタ トキイテイル」
「お前も語ってるくせに聞いた話かよ」
「ソウダ、コレハ ショダイカラワレニイタルマデ ツタエテコラレタ イチゾクノレキシダ」
「それで私にどうしろと?」
「ケンジャ エキドナ、セイノケンジャ ラプラスをコロシテクダサレ」
「は? 知らないし やりたかったら自分達でやれば?」
「イナ、アレラハ フシナルモノ カンゼンタイ トナッタケンジャタチハ オナジケンジャデシカ メッスルコトカナワズ」
「ふ〜ん、まあ知らねえよ」
「コノ ゴウマンナ タイドモ ワガアルジニソックリダ」
「てか、お前会ったことないのに実際に会ったかの様に話すよな」
「?アア、ワガカラダハ アタラシイガ タマシイハ ショダイカラ ウケツガレテキタモノダ」
良くわからないが魂を自分の子供に移植してそれを繰り返して生きながらえて来たのだろう。
方法は不明だがそれも殆ど不死だと思う。
「それよりも、完全体って私はまだ完全体じゃないってことなのか?」
「ソノトオリダ ウツワトシテハ ナンラモンダイハ ナイ ガワ ガアルジガ モッテイタ インシノカケラ モカンジナイ」
インシ…因子の事か?
因子を完全に集めると闇の賢者の力が最も強くなるのか?
使えるものがあれば全て使うそれが1番だ。
「その因子ってのはどこにあるんだ」
「ソレハ、ヤツノ インシ ノ ホトンド ユクエシラズダ タダ、ヒトツダケ ソレガ アルバショガ ワカッテイル ソノ バショハ「はいはいはい〜豚くん黙って聴いてたらちょっと言い過ぎです〜」
突如、話をどこからともなく聞こえて来た声に遮られた。
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