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陰キャン do it 〜復讐への道〜  作者: 狼桜
冒険者編 アグスム王国にて
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騎士と勇者達

久々に勇者達の方書いたから変なところないからめっちゃ不安ですwww

咲耶が無駄に引っ張り出した魔物達がついに街まで迫っている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本当に憂鬱だ。


その日、国で行われる聖誕祭に合わせて勇者達のお披露目が開催されることになっていた。


それに伴い、勇者である俺にはそれに見合った装備が国王から下賜された。


白銀の鎧に身を宿し、スキルで顕在させた聖剣を携えて、馬車の上から手を振らないといけないんだぜ。


ほんの少し前まで一般の高校生だった俺たちには冗談と言ってもいい状況だ。


それが今では、翔様翔様って勇者だからってチヤホヤされる生活。


俺には、そんな英雄願望なんて物はないが、ただ

手の届くところにいる人は救いたいというぐらいの小さな男だ。


だが、この世界に来て俺の親友は姿を消した。


パニクってたので何が起こったよく覚えていいないが、これだけは覚えている。


『転   法』


この単語だけは憶えている。


多分なんらかの原因で、咲耶はどこか遠くに転移させられた筈だ。


(待ってろよ咲耶! 絶対俺が見つけ出すからな

 後、西園寺さんが心配しているぞ)


そんな、ことを考えていると街に着きパレードが開始された。


これまでにも、いくつかの街を回ってこれをしてきたが、未だに慣れない。


そんな中悠然と手を振っている王族の人たちは凄いと思う。


パレードがようやく終了し掛けていた時、それが起こった。


『カンカンカンカンカンカン』


街の高台から警報がなった。


なかなかの騒音だが気にしてはいられない。


この警報がなったということは、それなりの何かが起こったということだ。


街の衛兵達が、護衛できていた王国騎士団の団長のラインハルトさんに何やら報告している。


わざわざ、警備の一番上の人のところまで直接報告に行くなんてただ事ではないと思いながら、待機する。


相変わらずパレードは進行しているが、クラスの皆はラインハルトから『常に周りを警戒しろ』と教わっているので全員が少しずつ身構えている。


そしてパレードが終了し、間も無くするとラインハルトさんから、全員集合の招集が掛かった。


「急にすまない 間も無く魔物の大群がこの街に襲来する 私や王国騎士団、冒険者だけではこの街を守り切れるか分からない どうか、手伝ってくれ」


そう言ってラインハルトさんは、深々と頭を下げた。


誰も何も言わない。


でも、皆の眼は絶望した様な眼ではなくむしろ闘志がある様だった。


それを見たラインハルトさんが、「決まっていた様だな! では、勇者様方や力を貸してくだされ」


「「「「はい‼︎」」」」


全員がやる気に満ち溢れた声をあげたのであった。


良ければ感想、ブックマーク、評価、誤字報告よろしくお願いします。

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