分野の違う活躍
小さく念話を飛ばした
(中級の戦士程度で抑えてくれない?上級戦士なんて噂されたら学園で生活どころじゃなくなるのよ私!!)
(妾がお前の覚悟を甘やかすと思うたか。却下じゃ!)
観戦しているチェロー瞬絶句して。
(.....勘弁してくんない?私の特技は魔法よ?)
(だが魔法で負けたではないか...チェロという存在は格闘が得意..そう印象づけなければ試験官に落とされるぞ?)
闘技場で遠くに座るの姿をしたチェロの眉が怪訝そうに寄る。
「悪いがお嬢ちゃん、手加減はできねえ性分でな。魔法の成績が悪いとこ申し訳ないが潔く落ちてくれや」
その言葉な同調する類の失笑が周囲から湧いた。
「あの細腕で大丈夫か」
「すぐ終わるだろ?」
そんな囁きが偽チェロこと妾とゴツい対戦者の周りを飛び交う。
ルーファの姿をしたチェロは観客席から頬杖をつきながら成り行きを見守っていた。
しばらく呆然としてから、試験官は我に返る。
「し、勝者チェロ・リアス!」
観客席で目を皿のようにしていた。
「う、うそ......あの子...力が強いの....?」
「魔法を使った接近戦タイプ...さっきの試合だと運悪く中距離を強いてくる風属性の相手と当たってしまって降参しただけみたいね...」
テストなのに去り際を掴んでいる、そういう評価に着地させることができた。




